サッカー香港代表
サッカー香港代表(サッカーホンコンだいひょう、粤語: 香港足球代表隊, 英語: Hong Kong National Football Team)は、香港サッカー協会(HKFA)によって構成される香港のサッカーのナショナルチームである。アジアサッカー連盟(AFC)および東アジアサッカー連盟(EAFF)所属。 概要香港代表はこれまでに、FIFAワールドカップの本大会には未出場である。AFCアジアカップにおける最高成績は1956年大会の3位であるが、2023年大会終了時点で3分10敗と勝ち星がない。EAFF E-1サッカー選手権(旧・東アジアサッカー選手権)決勝大会には通算5度の出場で15戦15敗、全て最下位(4位)に終わっている[1]。 歴史20世紀第1回のAFCアジアカップである1956年香港大会に開催国として出場した。初戦でイスラエルに2-3で敗戦、韓国、南ベトナムにはそれぞれ2-2で引き分け、2分1敗の3位だった[2]。2回目のFIFAワールドカップへの挑戦となった1978年アルゼンチンW杯アジア・オセアニア予選では1次予選を首位通過した[3]。首位だけが本大会出場権を獲得できる最終予選では、イラン、韓国、クウェート、オーストラリアと計8試合を戦ったが勝ち点0の最下位で敗退した[3]。 1986年メキシコW杯・アジア予選では、ゾーンB(東地区)1次予選で中国、マカオ、ブルネイと同組になり、最終戦のアウェイ・中国戦を勝たなければ敗退という状況で迎えたが、2-1で勝利し2次予選進出を決めた[4]。試合後には、敗戦に激怒した中国サポーターが試合会場の北京工人体育場で暴動を起こす事態に発展した(五・一九事件あるいは1985年中国代表対香港代表を参照)[4]。2次予選では日本に対しホーム1-2、アウェイ0-3の合計スコア1-5で敗れ、最終予選進出はならなかった[5]。次の1990年イタリアW杯・アジア予選では1次予選で日本相手に2引き分け[6][7]と健闘するも、4チーム中最下位で姿を消した[8]。 55年ぶりのアジアカップ出場AFCアジアカップ2019の予選を兼ねた2018年ロシアW杯アジア2次予選で、カタールや中国などと同居しながら4勝2分2敗、両国に次ぐ3位と好成績を残し[9]、この結果AFCアジアカップ2019の3次予選(最終予選)に進めることとなった。そのアジアカップ3次予選では首位レバノンと2位北朝鮮に及ばず、13大会ぶりの本大会出場は実現しなかった[10]。 AFCアジアカップ2023・3次予選(最終予選)で、インド、アフガニスタン、カンボジアと同組になった結果、2勝1敗のグループ2位で1968年イラン大会以来実に55年ぶりとなるAFCアジアカップ出場が決定した[11]。2024年1月にカタールで開催された本大会ではグループCに入り、イラン、アラブ首長国連邦(UAE)、パレスチナと対戦したが、3戦全敗でグループリーグ敗退に終わった[12]。なお、この大会の直前に行われた格上の中国との親善試合は2-1で勝利しており、前述の1986年W杯メキシコ大会・アジア1次予選以来39年ぶりに同国から白星を挙げた[13][14]。 ホームスタジアム香港代表は3つのスタジアムをホームスタジアムとしている。 ユニフォーム
成績FIFAワールドカップAFCアジアカップ
アジア競技大会
EAFF E-1サッカー選手権
AFCソリダリティーカップ
オリンピック→詳細は「U-23サッカー香港代表 § オリンピックの成績」を参照
歴代記録
歴代監督
歴代選手→詳細は「Category:サッカー香港代表選手」を参照
GK
DFMF
FW
脚注
関連項目外部リンク |
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