ディエゴ・ケイロス・デ・オリヴェイラ
ディエゴ・オリヴェイラ(Diego Oliveira)ことディエゴ・ケイロス・デ・オリヴェイラ(Diego Queiróz de Oliveira、1990年6月22日 - )は、ブラジル・パラナ州クリチバ出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはフォワード。 Kリーグ時代の登録名はディエゴ(ハングル: 디에고)[1]、Jリーグ時代の登録名はディエゴ・オリヴェイラ[2]。 来歴ディエゴ・オリヴェイラは、クリチバのコーヒー農園で働いていた父親[3]と母マリ[4]のもと、4人きょうだいの末子として生まれた。彼は次女カミーラとの二卵性双生児であった[5]。 パラナ・クルーベのユースチームに所属していた7歳上の長男ヴィニシオス[5]の影響を受けて、ディエゴはサッカーを始めた。彼は少年時代にはボランチとしてプレーしていた。17歳でパラナ・クルーベのアカデミーに合格したが、プロを目指す選手のアカデミー加入年齢としては例外的な高齢であった[3][5]。 パラナではトップチームに昇格することができず、2009年にカタール2部のアル・ミサイマーSCとプロ契約を結んだが出場機会は少なかった。ブラジルに帰国しECノロエスチと契約すると、14試合で3得点を挙げた[3]。2011年には韓国・Kリーグの水原三星ブルーウィングスにローン移籍したが、スポーツヘルニアを患って出場機会は限られたものとなった[5]。ノロエスチに復帰後、ブラジル国内のいくつかのクラブへ移籍しキャリアを重ねた。 2016年1月、柏レイソルに加入[6]。背番号は11を背負う。加入当初はチームにフィット出来ず、なかなか得点を挙げることが出来ていなかったが、1stステージ第7節ガンバ大阪戦で来日初得点を記録。その後は驚異的なフィジカルの強さと得点感覚で柏の攻撃の中心となり、シーズン合計12ゴールを挙げ、チーム得点王となった[7]。 2018年よりFC東京に期限付き移籍で加入[8]。背番号は9を背負うことになった。第4節の湘南ベルマーレ戦で移籍後初得点を決めると[9]、第6節V・ファーレン長崎戦ではハットトリックを決めて勝利に貢献した[10]。12月6日、FC東京への完全移籍が発表された[11]。 2019年4月6日、第6節の清水エスパルス戦では1得点1アシストの活躍で勝利に貢献した[12]。4月28日、第9節の松本山雅FC戦でも得点をきめて5試合連続得点を決めた[13]。同年にはJリーグベストイレブンに選出された[14][15]。 2023年は、キャリアハイとなるリーグ戦15得点を記録。 2024年11月28日、同シーズン限りで現役を引退することを発表した[16]。最終節のセレッソ大阪戦では3-0でリードする中、途中交代の際に両チームの選手が花道を作った。両チームのサポーターからも拍手が送られ本人は涙を流した[17]。 エピソード・人物
所属クラブ
個人成績
出場歴
タイトルクラブ
個人脚注
関連項目外部リンク
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