パックマン チャンピオンシップ エディション
『パックマン チャンピオンシップ エディション』 (PAC-MAN CHAMPIONSHIP EDITION)は、バンダイナムコゲームスより2007年6月6日に配信開始されたXbox 360用ゲームソフト。2009年12月10日にはiPhone/iPod touch用に移植された。 概要Xbox Live Arcadeで配信された『パックマン』の反響が高かったことから、マイクロソフトに世界大会用ソフトを打診され開発したもの。岩谷徹の監修を受けるなどオリジナル版の要素を尊重しつつ、Xbox 360のHD画面を意識して横長の迷路に、大会仕様ということで制限時間のあるスピーディーな展開となっている[1]。 2007年6月5日にニューヨークで開催された「Xbox 360 パックマンワールド チャンピオンシップ 決勝大会」に用いられ、翌日よりXbox Live Arcadeで配信開始された[2]。 2008年3月6日に発売されたXbox 360 アーケード同梱の「Xbox LIVE アーケード オムニバス ディスク」[3]、2009年11月5日発売のXbox 360用パッケージソフト『ナムコミュージアム バーチャルアーケード』、2011年6月23日発売のニンテンドー3DS用ソフト『パックマン&ギャラガ ディメンションズ』、2014年6月25日発売のXbox Live/PlayStation Store配信専用ソフト『パックマンミュージアム』にも収録された。 2010年11月17日には新ルールやステージを追加した『パックマン チャンピオンシップ エディション DX』が、2016年9月13日には『パックマン チャンピオンシップ エディション2』が配信されシリーズ化された。 2020年6月18日に発売された『ナムコットコレクション』(NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol.1)にはファミリーコンピュータ風に再現(実機でも動作するよう作成[4])したFCアレンジ版が収録[5]。 ゲームルール→基本ルールについては「パックマン § ゲーム内容」を参照
迷路はゴースト達の巣がある中央エリアを挟んで左と右の2エリアに分かれており、一方のエリアにあるクッキーを全て食べると逆エリアにフルーツ[6]が出現、このフルーツを食べるとクリアしたエリアの迷路が書き換えられ、クッキーも再配置される。ゲーム開始直後は迷路内のクッキーが少ないが、迷路の書き換えが進むに従い、配置されるクッキーの数は増えていく。パックマンは20000点毎に残数が1つ増える。 ミスをした場合、パックマンはその場から再スタートとなる(オリジナルでは初期配置場所に戻る)。ゴーストはオリジナル同様、巣に戻る。 パックマンの残数がなくなるか時間切れでゲーム終了。クッキー・フルーツ・ゴーストそれぞれによる得点の積み上げ縦棒グラフが時系列順に表示される。
モードチャンピオンシップ世界大会向けのモード。3〜5分の時間制限でスコアを競う。 チャレンジチャンピオンシップをアレンジした最大10分のモード。
エクストラ難易度の上がったマニア向けモード。
iPhone版ボリュームが少ないというユーザーからの意見を取り入れ、ステージやミッションを大幅に追加した[9]。ミッションはクリアすることで、チャンピオンシップおよびチャレンジはランクインすることで、新たなステージが解禁される。発売当初、過半のステージ・ミッションは追加購入方式だったが、2010年10月29日の更新で追加購入の必要がなくなったほか、Game Centerに対応した(チャンピオンシップのスコアランキングおよびアチーブメント)。32bitアプリのため、iOS 11(2017年9月19日リリース)以降では動作しない。 タッチパネル上の仮想ボタンやフリックによる様々な操作方法を選べる。
脚注
関連項目
外部リンク |
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