フリースタイルスキー日本代表
フリースタイルスキー日本代表(フリースタイルスキーにほんだいひょう)は、全日本スキー連盟によって選ばれ、オリンピック、ワールドカップ、世界選手権などに出場する日本のフリースタイルスキーのナショナルチーム。 選手選手は、ジュニアと実績などによりA、B、C、W(ウェイティング)にランク分けされる。国際スキー連盟に与えられる各大会の出場枠はランク上位の選手から得ることになる。また、ランク上位の選手は合宿費や遠征費などもランクに応じた補助を受けられる。ランクAの選手は大会の出場を確約されることに加え、合宿費や遠征費が全額補助されるなどの優待を受けられるが、ランクAの指定は世界のトップレベルで活躍するごく一部の選手のみにしか与えられない。ランク分けは相対的なものではないので、種目によってはランクAの選手がいないことも多い。
2022.2023シーズン Sランク 堀島行真 杉本幸佑 川村あんり 柳本理乃 Aランク 松田颯 島川拓也 村田優太朗 藤木豪心 伊原遥香 中尾春香 富高日向子 梶原有希 Bランク 西沢岳人 川岡志 元野響 木元聖大 伊藤真凛 浅野志織 水沼理菜 コーチコーチは全種目を統括するヘッドコーチと各種目ごとのチーフコーチとコーチがいる。モーグルでは06-07シーズンより引退直後の名選手ヤンネ・ラハテラをチーフコーチに迎えたことが大きな話題となった。
主な成績モーグルオリンピック
ワールドカップ男子では坂本豪大、附田雄剛の2名が優勝している。坂本は1996年マイリンゲン大会でW杯初出場初優勝という快挙を成し遂げた。同大会で女子の上村も初出場し、同じく3位入賞という快挙を達成している。
世界選手権日本人選手は1986年の第1回ティーニュ大会から、男子のみが2名出場している。当時の最高位は喜田一彦の41位だった。また、日本人女子選手の初出場は1995年の第5回ラ・クルーザ大会で、その時の最高位は里谷多英の12位である。 1997年には日本で初めて、長野県・飯綱高原で世界選手権が開催され、地元日本人のメダル獲得が期待されたが、女子は里谷が15位、上村愛子が16位、男子は原大虎が11位、附田雄剛が14位、三浦豪太が26位、森徹が27位とメダル獲得以前に入賞すらできない結果に終わった。 その後、1998年の長野五輪で里谷が金メダルを獲得してのち、世界選手権での日本人メダル獲得気運が高まる。2001年のブラッコム大会で、上村が初めて世界選手権の表彰台に立つ、銅メダルを獲得した。これが日本人の初めての世界選手権のメダル獲得である。また、その後も上村が2005年のルカ大会でデュアル競技で銅メダルを獲得した。 2003年のディアバレー大会のデュアルモーグルで、附田雄剛が銀メダルを獲得し、日本人男子初の世界選手権のメダルを獲得している。 2009年に福島県・猪苗代町で開催された日本で2回目の世界選手権で、上村がモーグル、デュアルモーグルの2種目で優勝し、日本人初の世界選手権金メダル獲得および2冠を達成した。伊藤みきもモーグルで4位入賞、デュアルモーグルでは上村との日本人同士での決勝対決を経て銀メダルを獲得し、初の表彰台にあがった。男子も西伸幸がデュアルモーグルで銀メダルを獲得している。 主な選手現役日本選手男子
女子
元日本選手
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