天橋立駅
天橋立駅(あまのはしだてえき)は、京都府宮津市字文珠にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅である。駅番号はT15。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。 日本三景の一つに数えられ、全国的に有名な観光地、天橋立への鉄道での玄関口であり、丹後観光の拠点ともなる駅である[1]。また、2000年(平成12年)に、第1回近畿の駅百選にも選ばれている。2015年(平成27年)5月に駅舎及び駅周辺が改装された。 電化路線である宮福線の宮津駅から延長する形で宮豊線の当駅までの区間も電化されており、JR線からの電車特急が当駅まで乗入れてくる。 歴史
駅構造単式・島式の複合型2面3線のホームと留置線2線を持ち、列車交換や待避が可能な地上駅である。単式の3番のりば側に駅舎があり、島式の1・2番のりばへは階段の跨線橋か、エレベーターの跨線橋で連絡している。有人駅で、丹鉄の直営駅である。2019年11月1日より早朝夜間は駅員不在となる。 丹後半島北部に位置する、伊根町の舟屋を模した駅舎は、1991年に日本鉄道建築協会賞を受賞している。駅舎に観光案内所「丹後観光情報センター」を併設する。また、第三セクターの鉄道駅としては珍しく、みどりの窓口がある点も特筆される。かつてはキヨスクも設置されていたが、2016年に閉店した[7]。 のりば
※以上の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記述している。
利用状況年間を通して観光利用の大変多い駅であり、JR西日本の「かにカニ日帰りエクスプレス」が運行される冬場や、ゴールデンウイーク、夏の海水浴シーズンは駅員を増配置して対応している。京都丹後鉄道の単独駅では2番目に利用者が多い。 1日の平均乗車人員は以下の通りである。
駅周辺駅北側を宮津線(宮舞線)に沿って京都府道・兵庫県道2号線が通る。観光地の天橋立は駅北側、遊園地は駅南側にある。かつての駅付近は沼地であり、その名残りの池が駅南側にある。なお、宿泊施設は駅北側に集約されている。
バス路線駅前を通る京都府道・兵庫県道2号線沿いに「天橋立駅」停留所があり、丹後海陸交通の路線が発着する[9]。当停留所には高速バスも乗り入れる。
隣の駅
脚注
関連項目外部リンク
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