太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019

太陽生命ウィメンスセブンズシリーズ2019（WOMEN'S SEVENS SERIES 2019）は、2019年4月28日から6月30日まで開催された女子7人制ラグビー大会「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」。日本ラグビーフットボール協会主催で、太陽生命保険が特別協賛を行い、全国各地４か所を転戦するサーキット方式で実施する。高校、大学、クラブの単独チーム、またはその合同チームが出場する。2014年に始まり、6回目の開催。

この大会は、国内チームによる女子7人制大会としては上位大会に位置付けられ、出場する12チームは「コアチーム」呼ばれる^[1]。

2017年・2018年は半年の期間をかけて開催したが、今大会から2016年と同じく約2か月の期間内で行われるようになった。

第4戦（富士山裾野御殿場大会）では、2日目に濃霧による視界不良で決勝トーナメントは中止。大会MVPの選出をせず、上位1～8位に13ポイント、下位9～12位に2.5ポイントが一律に与えられた^[2]。

後述のとおり、ながとブルーエンジェルスが年間総合初優勝。

ここでは2019年7月に行われた入替戦^[1]についても記述する。

12チーム^[3]

• 日本体育大学ラグビー部女子（2018シリーズ1位）
• MIE WOMEN‘S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS（2018シリーズ2位）
• 追手門学院女子ラグビー部VENUS（2018シリーズ3位）
• YOKOHAMA TKM（2018シリーズ4位）
• ながとブルーエンジェルス（2018シリーズ5位）
• ARUKAS QUEEN KUMAGAYA WOMEN’S SEVENS RUGBY FOOTBALL CLUB（2018シリーズ6位）
• 東京フェニックスラグビークラブ（2018シリーズ7位）
• 北海道バーバリアンズディアナ（2018シリーズ8位）
• チャレンジチーム（2018シリーズ9位）
• RKUラグビー龍ケ崎GRACE（2018シリーズ10位）
• 自衛隊体育学校PTS（入替戦1位）
• 横河武蔵野Artemi-Stars（入替戦2位）

• コアチームではない高校・大学・クラブのチームに所属する選手が、日本ラグビーフットボール協会ほか各協会からの推薦を受けて編成される。その出場メンバーは大会ごとに異なる。

出典^[3]

各大会ごとに2日間で開催し、初日に予選プール、2日目に決勝トーナメントを開催する。プール分けは、前回大会の順位を考慮して行われる（シーズン内の4大会とも、プール組み合わせは変わる）。1試合あたり、前半7分、2分休憩、後半7分。

• 1日目：4チームずつのプールに分け、プールごとに1回戦総当たり（各チーム3試合ずつ）を戦う。試合結果によって、勝利：3点、引き分け：2点、敗戦：1点、棄権：0。棄権の対戦チームは勝利 3点とする。勝ち点の多い順番に、「プール内の順位」をつける。勝ち点が同じ場合は、プール戦全試合の得失点差が多いチームが上位となるなど、規定で決定する。
• 2日目：
  • 各プールの上位2チームと、各プールの3位チームのうち上位2チームで1～8位トーナメント（カップトーナメント）を実施する。
  • 各プールの3位チームのうち下位1チームと、各プールの4位チームで9～12位トーナメント（チャレンジトロフィー）を実施する。
  • 1位：20ポイント、2位：18ポイント、3位：16ポイント、以下2ポイントずつ下がり、9位：4ポイント、10位：3ポイント、11位：2ポイント、12位：1ポイント。
  • 試合が同点の場合は延長戦を行い、先に得点したチームが勝者となる。順位により下記シーズンポイントが与えられる。各大会において、優勝・準優勝・3位のチーム、MVP1名を表彰。
• 全大会（4大会）終了後、シリーズポイントの合計数が多いチームを上位として年間総合順位を決定し、シリーズ総合優勝チーム・準優勝チーム・3位チームとシリーズMVP1名を表彰する。シリーズポイントが同じだった場合は、シリーズ総得失点差が大きいチームを上位とするなど、規定により決定する。
  • チャレンジチームを除く下位2チームは、入替戦に進む。

• 第1戦（秋田大会）- 2019年4月28日・29日、あきぎんスタジアム（秋田県秋田市）
• 第2戦（東京大会）- 5月18日・19日、秩父宮ラグビー場（東京都港区）
• 第3戦（鈴鹿大会）- 6月8日・9日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場（三重県鈴鹿市）
• 第4戦（富士山裾野御殿場大会）- 6月29日・30日、裾野市運動公園陸上競技場（静岡県裾野市）
• 入替戦 - 7月13日・14日、日本体育大学健志台キャンパスラグビーグラウンド（神奈川県横浜市）

会場：あきぎんスタジアム（秋田県秋田市）、主催：日本ラグビーフットボール協会、共催：秋田県、秋田市、主管（運営）：関東ラグビーフットボール協会、秋田県ラグビーフットボール協会、後援：朝日新聞社^[3]。

大会MVP：タイシャ・イケナシオ（ながとブルーエンジェルス）^[4]

2019年4月28日(土)。4チームずつの3プールに分かれ実施^[5]。「勝ち点」→「得失点差」の順で、下表のように順位がつけられた。

2019年4月29日(日)。「1～8位トーナメント（カップトーナメント）」と「9～12位トーナメント（チャレンジトロフィー）」に分かれて実施。

会場：秩父宮ラグビー場（東京都港区）。主管（運営）：関東ラグビーフットボール協会、東京都ラグビーフットボール協会。後援：朝日新聞社。

大会MVP：保井沙予（MIE PEARLS）^[6]

2019年5月18日(土)。4チームずつの3プールに分かれ、各チームが3試合実施。「勝ち点」→「得失点差」の順で、順位がつけられた。

2019年5月19日(日)。「1～8位トーナメント（カップトーナメント）」と「9～12位トーナメント（チャレンジトロフィー）」に分かれて実施^[7]。

会場：三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場（三重県鈴鹿市）。主管（運営）：関西ラグビーフットボール協会、三重県ラグビーフットボール協会。後援：朝日新聞社。

大会MVP：ヘーゼル・トゥビック（ながとブルーエンジェルス）^[8]

2019年6月8日(土)。4チームずつの3プールに分かれ、各チームが3試合実施。プールごとに「勝ち点」→「得失点差」の順で、順位がつけられた^[9]。

2021年6月9日(日)。「1～8位トーナメント（カップトーナメント）」と「9～12位トーナメント（チャレンジトロフィー）」に分かれて実施^[8]。

会場：裾野市運動公園陸上競技場（静岡県裾野市）。主管（運営）：関西ラグビーフットボール協会、静岡県ラグビーフットボール協会。後援：朝日新聞社、静岡県、裾野市、御殿場市。

大会MVP：選出なし

2019年6月29日(土)。4チームずつの3プールに分かれ実施^[10]。

2019年6月30日(日)。濃霧のため全試合中止となった^[11]。

第1日の1～8位のチームには、1～8位の加算ポイント合計（104ポイント）を8で割った13ポイントが、富士山裾野御殿場大会のポイントとして加算された^[11]。

第1日の9～12位のチームには、9～12位の加算ポイント合計（10ポイント）を4で割った2.5ポイントが、富士山裾野御殿場大会のポイントとして加算された^[11]。

• 4大会のシリーズポイントの合計^[12]。

年間MVP：タイシャ・イケナシオ（ながとブルーエンジェルス）^[12]

• 第1試合（秋田大会）：CNA秋田ケーブルテレビ、YouTube Live、J:COM地域情報アプリ「ど・ろーかる」^[13]
• 第2試合（東京大会）：J:COM地域情報アプリ「ど・ろーかる」、CNA秋田ケーブルテレビ（録画）^[14]
• 第3試合（鈴鹿大会）：CTYコネクトアプリ・CNSコネクトアプリ、シー・ティー・ワイ、ケーブルネット鈴鹿、ラッキータウンテレビ、CCNet北勢局^[15]
• 第4試合（富士山裾野御殿場大会）：J:COM地域情報アプリ「ど・ろーかる」、TOKAIケーブルネットワーク^[16]

• 特別協賛：太陽生命保険
• 協賛^[3]：カンタベリーオブニュージーランドジャパン、シミズオクト、青南商事、凸版印刷

出典^[17]

• 主催：日本ラグビーフットボール協会、主管：関東ラグビーフットボール協会、神奈川県ラグビーフットボール協会
• 日程：2019年7月13日(土) - 14日(日)
• 会場：日本体育大学 健志台キャンパス ラグビーグラウンド（神奈川県横浜市青葉区）
• 参加チーム：6チーム
  • 追手門学院大学女子ラグビー部VENUS（太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019 10位）
  • 横河武蔵野Artemi-Stars（太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019 11位）
  • アザレア・セブン（リージョナルウィメンズセブンズ2019 関東大会3位・関西大会4位）
  • 名古屋レディース R.F.C（リージョナルウィメンズセブンズ2019 関東大会2位・関西大会3位）
  • 四国大学女子７人制ラグビー部（リージョナルウィメンズセブンズ2019 関東大会1位・関西大会1位）
  • UNICORNS（リージョナルウィメンズセブンズ2019 関東大会4位・関西大会2位）
• 1日目：予選プール - 3チームずつ2つのプールで総当たり戦（各チーム2試合ずつ実施）。各プールで「勝ち点」→「得失点差」の順に順位をつける。勝ち点は、勝利3、引き分け2、敗戦1、棄権0。
• 2日目：順位決定トーナメント - 各プール1位と各プール2位の計4チームで1位～4位を決定する。 各プール3位の2チームによって5位、6位を決定する。同点の場合は、サドンデス方式の延長戦を行う。
• 最終順位1位・2位チームが、次年「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2020」に参加する（コアチームとなる）。

• 太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ
• リージョナルウィメンズセブンズ - 下位大会
• 女子ラグビー
• YC&AC JAPAN SEVENS
• 大学女子7人制ラグビーフットボール交流大会
• アシックスカップ全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会
• 太陽生命保険

• Xアカウント「太陽生命ウィメンズシリーズ」 @TS_Womens7
• [https://www.rugby-japan.jp/news/49781 「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019」 実施概要のお知らせ - 日本ラグビーフットボール協会

表 話 編 歴 ウィメンズセブンズシリーズ
2010年代	2014 2015 2016 2017 2018 2019
2020年代	2020 2021 2022 2023 2024 2025
カテゴリ

表 話 編 歴 日本のラグビーユニオン
関連団体	日本ラグビーフットボール協会 (JRFU) 関東ラグビー協会 関西ラグビー協会 九州ラグビー協会
代表	男子 選手 試合 女子 選手 試合 JAPAN XV U23 U20 U19 U17 高校 7人制男子 選手 試合 7人制女子 選手 試合 ジュニア・ジャパン（2020年まで）
国際大会	ラグビーワールドカップ 男子 女子 ラグビーワールドカップセブンズ パシフィックネイションズカップ WXV アジアラグビーチャンピオンシップ 男子 女子
国際リーグ	スーパーラグビー（日本チーム：サンウルブズ（2020年まで））
国内リーグ	社会人 リーグワン 地域リーグ（トップイースト - 関東社会人 - トップウェスト - トップキュウシュウ） ジャパンラグビートップリーグ（入れ替え戦）（2021年度まで） ジャパンラグビートップチャレンジリーグ（2021年度まで） 大学 北海道 東北 関東対抗戦 関東リーグ戦 東海 北陸 関西 中国 四国 九州
国内大会	共通 日本ラグビーフットボール選手権大会 (トップリーグプレーオフ)（2021年まで） 三地域対抗試合（2010年まで） 社会人 全国クラブラグビーフットボール大会 大学 全国大学ラグビーフットボール選手権大会 全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会 東西学生クラブ対抗試合 東西学生対抗試合 (全国大学オールスターゲーム)（2008年度まで） 関東大学オールスターゲーム 女子 全国女子ラグビーフットボール選手権大会 関東女子ラグビーフットボール大会 女子ラグビーフットボール関西大会 高専 全国高等専門学校ラグビーフットボール大会 高校 全国高等学校ラグビーフットボール大会 (花園) 全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会 (春の熊谷) U18合同チーム東西対抗戦 (もう一つの花園) 全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会(U17・U18・女子) サニックスワールドラグビーユース交流大会 全国高等学校東西対抗試合（2008年度まで） 少年 全国中学生ラグビーフットボール大会 全国ジュニア・ラグビーフットボール大会 全国小学生タグラグビー大会 7人制 太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ 太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ チャレンジャートーナメント Women's College Sevens 大学女子7人制ラグビーフットボール交流大会 全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会 全国U18女子セブンズラグビーフットボール大会 ジャパンセブンズ YC&AC JAPAN SEVENS
主要人物	田中銀之助 エドワード・B・クラーク 秩父宮雍仁親王
関連項目	秩父宮ラグビー場 東大阪市花園ラグビー場 JAPAN BASE ラグビーワールドカップ2019 スクール☆ウォーズ 日本ラグビーフットボール選手会 ジャパンラグビーマーケティング ジャパンラグビーリーグワン マスコット総選挙