小林さやか (政治家)
小林 さやか(こばやし さやか、1983年9月5日[1] - )は、日本の政治家。国民民主党所属の参議院議員当選人(1期)[2][3]、日本放送協会(NHK)元記者[1][2][3]。本名は中山 さやか(なかやま さやか)[4]。 来歴市川市立真間小学校、桜蔭中学校・高等学校、東京大学法学部卒業[1]。 日本放送協会(NHK)では2019年から厚生労働省や医療関係の問題を担当しており[5]、2021年12月にNHK放送文化研究所から発行された『放送研究と調査』では無給医問題の取材に当たっている様子が紹介されている[6]。 2025年7月20日の第27回参議院議員通常選挙に国民民主党公認で千葉県選挙区から立候補し[2]、トップで初当選(改選数3)した[3]。 標記流用騒動第27回参議院議員通常選挙に際して、岡野純子(衆議院議員、比例南関東ブロック選出)は7月12日、街頭で「参議院比例代表選出議員選挙 小林さやか」と記載した標旗を立てて活動する様子を写した画像をXに投稿[7]。小林は千葉県選挙区から出馬しており、比例候補ではないため、記載は事実とは異なり、他候補の標旗に小林の名を記した上で選挙活動を行った疑惑が持たれた[8]。総務省や選挙管理委員会は、選挙前に候補予定者らに規定の標旗を掲げるよう説明しており、掲げるべき標旗を掲げずに街頭演説会を行った場合、公職選挙法違反になる可能性がある[8]。当該投稿はその日のうちに削除され、国民民主党千葉県連はウェブサイトで「混同し、誤って使用してしまった」と謝罪したが、岡野が県連代表代行を、天野行雄が県連幹事長を辞任する事態に発展した[9]。玉木雄一郎代表は7月22日の記者会見で、岡野と天野を厳重注意処分にしたと明らかにした[10]。小林も同日、報道陣から見解を問われ、自身が関わっていないことを強調し、「(自分の)全く知らないところで起きていた」と話した。 7月24日、自由民主党千葉県連の阿部紘一(幹事長)は、公職選挙法違反の罪で千葉県警察に岡野の告発状を提出し、受理されたと明らかにした[11][12]。阿部は告発状提出後、記者団に対し「選挙の公正をゆがめる暴挙だ」と批判した。 選挙
脚注
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