明治大学シェイクスピアプロジェクト
明治大学シェイクスピアプロジェクト(めいじだいがくシェイクスピアプロジェクト、英: Meiji University Shakespeare Project)は、明治大学の学生が主催するシェイクスピア劇上演プロジェクトであり、翻訳、上演、企画運営の全てを学生が主体となって行う、学生演劇プロジェクトの名称である。通称MSP[1]。 活動
2004年の初演後、毎年11月初旬に明治大学駿河台キャンパスのアカデミーホールで上演されている。例年、200名を超える学生が参加し、4,000名以上の観客が観劇する。 メンバーは毎年新たに選出され、キャスト、楽器隊、演出助手部、照明部、音響部、舞台美術部、衣裳部、映像スチール部、制作部、コラプターズの10部署からなる編成であり[2]、キャストと楽器隊はオーディションにて選出される。以前は明治大学以外の学生の参加もあったが、現在は原則として明大生のみによるメンバー構成となっている。また、中高生を限定としたバックステージツアーなども開催されている。 年々、公演規模が拡大する中、『スーパー歌舞伎II_ワンピース』などの脚本、演出を手掛けた横内謙介や『恋におちたシェイクスピア』(劇団四季)や歌舞伎作品の脚本、演出で知られる青木豪などを監修として招聘している。コロナ禍前の観客動員数は4,500名を超える規模となった。2020年は、新型コロナウイルス対策のため、無観客配信方式により上演され、累計再生回数は1万回を突破した。2021年、明治大学創立140周年を記念し、群馬県前橋市および宮城県仙台市で地方公演を開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止となった。 2007年以来、明治大学がケンブリッジ大学の公認演劇団体である「ペンブルックプレイヤーズ」の日本公演を支援しており、アカデミーホールでのシェイクスピア劇の上演の他、ワークショップの開催など交流活動を行っている。2016年には、MSP出身の俳優やクリエイターにより、ウィリアム・シェイクスピアの様々な楽しみ方を探る目的でユニット「MSPインディーズ」が発足。唐十郎などを演出に迎え活動を行っている。また、11月のアカデミーコモンの公演とは別に、ラボ公演やミュージカル部による公演などが行われている。 公演作品
主な関係者協力者監修
音楽監修・楽曲提供衣裳デザイン舞台美術
ワークショップ
著名な出身者
脚注
関連書籍
関連項目外部リンク |
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