猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」(もうれつうちゅうこうきょうきょく・だいなながくしょう むげんのあい)は、2012年3月7日に発売された、ももいろクローバーZの7枚目のシングル。 表題曲は、ソニー・ミュージック主催の平成アニソン大賞で、編曲賞2010-2019年部門を受賞した[4]。 7枚目のシングルということで「第七楽章」と名づけられており、他の楽章は存在しない。 収録曲解説
猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」テレビアニメ『モーレツ宇宙海賊』オープニングテーマ[6]。楽曲を手がけた前山田健一は「これだけ大きな存在、手の届かない存在になりつつあるももクロが、今この立場からファンに向けて届けるメッセージソング」だとし[7]、チーフディレクターの宮本純乃介は「宇宙が舞台のアニメ主題歌なので、シンフォニックロックでかつてないスケールにしようという発想」だったと語った[8]。 収録には100人のコーラス隊とともにマーティ・フリードマンがギター演奏で参加した(「ももいろクリスマス2011 さいたまスーパーアリーナ大会」にも両者が登場し、初披露となった)。なお、イングヴェイ・マルムスティーンがギター演奏で参加した別バージョンは「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(Emperor Style)」を参照。当初タイトルは“猛烈宇宙組曲・第七番「無限の愛」”の予定であった。 2018年に、シングルトラックとして音楽配信プラチナ認定(25万ダウンロード以上)を受けている。 2021年には、「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 -ZZ ver.-(ダブルゼータ バージョン)」を、有安杏果卒業後の4人バージョンとして制作。配信限定アルバム『ZZ’s II』に収録された。 LOST CHILD作詞:岩里祐穂 / 作曲・編曲:NARASAKI テレビアニメ『モーレツ宇宙海賊』エンディングテーマ。 テクノポップを取り入れた、それまでになかった曲調を採用。作曲のNARASAKIは、「どっちかっていうとアニメありきで考えてるところがあって。SFで、広大な宇宙の中の少女たち、みたいな世界観でやりたかったので、ああいう曲になった」としている[9]。 オランダのドラムンベーストリオ“Noisia”がリミックスを手掛けた「LOST CHILD(Remixed by Noisia)」も配信されている。 DNA狂詩曲読み:ディーエヌエー ラプソディー タイトルはQUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」へのオマージュであり、2番の途中に似たような旋律が現れる。作詞者の前田たかひろは、このことをQUEENを知らない世代にも気づいてもらえるように、狂詩曲(ラプソディー)という言葉を明示的にタイトルへ組み込んだと語っている[10]。 リリース時には桃屋「きざみしょうが」「きざみにんにく」CMソングとしてタイアップがされていた[11][12]。 カップリング曲ながら人気が高く、以下に挙げる実績がある。
2019年には、R・O・Nが編曲を担当してアレンジを一新した「DNA狂詩曲 -ZZ ver.-(ダブルゼータ バージョン)」を、有安杏果卒業後の4人バージョンとして制作。アルバム『MOMOIRO CLOVER Z』初回限定盤Bの特典CDに収録された。 参加ミュージシャン猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 LOST CHILD
DNA狂詩曲
トラックリスト初回限定盤
通常盤
猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(Emperor Style)2014年6月4日に発売された配信限定シングル。これは劇場版「モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-」の公開とメディアミックス化を記念して制作されたものであり、日本テレビ系列「第34回全国高等学校クイズ選手権」応援ソングに起用された。オリジナルバージョンでのマーティ・フリードマンに代わり、イングヴェイ・マルムスティーンがギター演奏で参加している。『YOUNG GUITAR』2014年8月号にはこのバージョンのスコアが掲載されている。 カップリングとして、オランダのドラムンベーストリオ「Noisia」がリミックスを手掛けた「LOST CHILD(Remixed by Noisia)」も同時配信された。 カバー
出典
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia