高山一実
高山 一実(たかやま かずみ、1994年〈平成6年〉2月8日 - )は、日本のタレント、司会者、小説家であり、女性アイドルグループ乃木坂46の元メンバーである[3]。千葉県南房総市出身[5]。乃木坂46合同会社所属[6]。夫はQuizKnockプロデューサーのふくらP[7]。正式な表記は「高」の異体字である「髙(はしごだか)」の髙山 一実[1]。 来歴→「乃木坂46 § 年譜」も参照
小学1年生の時、母親の勧めで剣道を始める[8]。小学校を卒業後、南房総市内の中学校へ進学[4]。学校では剣道部に所属した[9]。高山が通っていた地元の学校は女子生徒が20人弱で生徒数が少なかったため、幼稚園から中学校まで皆同じ学校だった[10]。このため女の子らしい格好ができず、その反動で中学生の頃からアイドルになりたいと思い始める[10]。中学校を卒業後、千葉県立安房高等学校へ進学[4]。高校1年生の時、剣道部を退部してからアイドルオタクになり、モーニング娘。のライブへ通い始める[11]。高校2年生の時「モーニング娘。9期メンバーオーディション」に応募したが書類選考で落選[12]。高校3年生の時[13]、音楽大学の声楽科へ進学しようと考えていたが大学に夢を持てず[14]、アイドル歌手になりたいという夢だけが残ったため、乃木坂46の1期生オーディションを受験した[11][15]。 2011年(平成23年)8月21日、乃木坂46の1期生オーディションに合格。オーディションでは山口百恵の「夢先案内人」を歌った[16]。暫定選抜メンバーに選ばれ、立ち位置は後列だった[17]。オーディションを受験した理由は、歌が好きでアイドル歌手になりたかったから[11]。合格後は上京した[10]。 2012年(平成24年)2月22日、1stシングル「ぐるぐるカーテン」でCDデビューした[18]。同日、2月22日が亡き弟の誕生日であることを公式ブログで明かし、亡き弟へCDをプレゼントし「天国で喜んでくれてたら嬉しい」と語った[19]。5月2日、2ndシングル「おいでシャンプー」のカップリング曲「偶然を言い訳にして」で初のユニットを務めた[20]。 2013年(平成25年)4月3日、東京スポーツ新聞で「乃木坂46 高山一実と仲間たち 昭和にアメイジング!」の連載を開始した[21]。4月7日、『BAD BOYS J』(日本テレビ)でテレビドラマに初のレギュラー出演を開始した[22]。 2014年(平成26年)1月10日、乃木神社で成人式を迎え[23]、1月12日に白浜フローラルホールで開催された南房総市成人式で新成人代表として成人の誓いを読み上げた[13]。 2015年(平成27年)3月、出身地である南房総市の観光大使に就任した[24]。 2016年(平成28年)1月5日、初の短編小説『キャリーオーバー』を執筆した[25]。2月、『ちばアクアラインマラソン2016』のPR大使に就任した[5]。4月6日、雑誌『ダ・ヴィンチ』で初の長編小説『トラペジウム』を連載開始[26]。9月15日、1st写真集『恋かもしれない』(学研プラス)を発売[27]。写真集は週間で1万1816部の売上を記録し[28]、同年9月26日付のオリコン週間ランキングの写真集部門で1位を獲得した[29]。写真集は同年5月下旬に出身地の千葉県南房総市で撮影された[30]。10月17日、16thシングル「サヨナラの意味」で初のフロントを務めることが発表された[31]。 2017年(平成29年)7月25日、18thシングル「逃げ水」の通常盤のカップリング曲「泣いたっていいじゃないか?」で初のセンターを務めることとなり、楽曲が同日開催の「第37回全国高等学校クイズ選手権」の全国一斉大会関東会場で披露された[32]。 2019年(平成31年)2月26日、2nd写真集『独白』(徳間書店)を発売[33]。写真集は週間で2.7万部の売上を記録し、同年3/11付のオリコン週間BOOKランキングの写真集部門で1位を獲得した[34]。4月、「令和小説大賞」(LINE、日本テレビ、アニプレックス主催)のアンバサダーに任命される[35]。 2020年(令和2年)4月21日、小説『トラペジウム』の文庫化を記念し、Instagramを開設した[36]。 2021年(令和3年)7月22日、乃木坂46公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」における生配信『乃木坂46分TV』にて[37]、28枚目シングルの活動を最後に同年9月末でグループを卒業することを発表した[38]。乃木坂46メンバーとして臨む最後の公演として9月8日・9日に『真夏の全国ツアー2021』東京公演(東京ドーム)の開催が予定されていたが[39]、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受けて同公演の開催延期が決定し、あわせて卒業も延期となった[40][41]。その後、11月20日・21日に振替公演が開催され[42]、グループを卒業した[43]。同年12月1日にオフィシャルサイトを開設[44][45]。 2022年(令和4年)2月1日、乃木坂46公式サイト内の公式ブログが閉鎖された[46][47]。同年2月16日、正式には高山の「高」が「髙(はしごだか)」であることを自身の公式インスタグラムのストーリーで公表[1]。「い、言い出すタイミングがわからず…黙っててごめんよ」と10年間隠していた理由を明かし、同年3月1日から始動するファンクラブサイト名を「10年間黙っててごめん」と「素な私でごめんよ」の2つの意味を込めた「髙山でごめん。」とすることを発表した[1]。なお、ファンクラブ以外はこれまで通り「高山」名義を使用する[1]。同年4月25日、公式Twitterを開設[48]。 2023年(令和5年)12月、小説『トラペジウム』のアニメ映画が2024年5月10日より上映されることが発表された[49]。 2024年(令和6年)7月7日、クイズ作家でQuizKnockメンバーのふくらPと結婚したことを発表した[7]。 人物愛称は、かずみん[50]。高山一実の「一実」という名は、長女であることから名づけられた[51]。持ちフレーズは「アメイジング」「ポジピース」「バケラッタ」[52]。靴のサイズは24.5 cm[注 1]。 昭和を強く愛していて「乃木坂46の昭和キャラ」と呼ばれている[54]。山口百恵、中森明菜[55]、松田聖子のようなアイドルを目指している[56]。山口百恵はテレビで[11]、中森明菜は親の影響で知り、松田聖子は学校の音楽の授業で松田の「SWEET MEMORIES」を歌ったことがきっかけで知った[57]。 自宅のワンルームを2つの部屋のようにして使用していた[58]。中学生の頃は反抗期で荒れていて、この時期に物に当たって壊した所が実家のいたるところにある[59]。また「トライポフォビア」(集合体恐怖症)であることを明らかにしている[60]。 かつて地元の民宿や道の駅のソフトクリーム店でアルバイト経験があり、本人曰く「ソフトクリームのお店にふかわりょうさんが来たことがあり、ふかわさんのDVDをよく見ると私が映ってるんです」と告白している[61]。 嗜好好きな食べ物はターフェルシュピッツ[62][注 2]。好きなスポーツはバスケットボール[64]。好きなディズニーキャラクターはダッフィー[65]。好きなブランドはLOVELESS[66]。Little Glee Monsterのファン[67]。 道重さゆみのファン[68]。プライベートで道重のファンクラブイベントに参加している[68]。とくにプラチナ期のモーニング娘。を理想のアイドル像とし[69]、アルバム『モーニング娘。 ALL SINGLES COMPLETE 〜10th ANNIVERSARY〜』を購入してからファンになった[70]。 美少女戦士セーラームーンのファン[71]。2013年、美少女戦士セーラームーンのミュージカルを乃木坂46の川後陽菜と観に行ったのがきっかけでファンになった[71]。とくにセーラーマーキュリーがお気に入りでマーキュリーと自身の名前である一実(かずみ)を掛けて「カーキュリー」と称している[72]。コスプレ衣装も購入し、自身のブログで披露している[73]。後に美少女戦士セーラームーンのグッズを購入しすぎて破産しかけた[69]。2018年の乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』では、セーラーマーズ(火野レイ)役で出演を果たした[74]。 趣味読書では好きな小説として湊かなえの『少女』を挙げている[50]。高校生の頃、湊かなえの『告白』に出会う[76]。『乃木坂って、どこ?』でオススメ書籍として湊かなえの『少女』『告白』『贖罪』をあげている[77]。小説はミステリー全般が好きだが、よしもとばななの恋愛小説も好き[76]。好きな漫画は『HIGH SCORE』[51]。 写真は一眼デジタルカメラのオリンパス・ペン ライト E-PL1を使用している[78]。 特技特技は剣道[79]。剣道の経験は10年あり、段級位は2段[79]。剣道現役時代の握力は35キロ[80]。その他、習い事として声楽[注 3]、ピアノの経験がある[82]。高校生の頃、アルバイトをして白色のエレキギターを購入した経験もあるが2週間程で挫折した[83]。 乃木坂46バラエティ担当[55]、ムードメーカー[84]、an・an美脚選抜[85]、乃木坂活字部部長[86]、乃木坂読書選抜[87]。 バラエティ担当だが、ステージではアイドルでいたいと考えている[88]。バラエティ番組では[注 9]、他のメンバーに比べて低い個性的な声で「さしすせそ」が言えないなど滑舌も悪く[96]、この声が話題になることがあるが[97]、地声ではなく裏声[98][99]。 an・an美脚選抜で、グループでナンバーワンの美脚[85]。an・an美脚選抜の9名中6名が「高山が一番の美脚」と答え『an・an』の誌面でもナンバーワンの美脚と評された[85]。 同じ剣道経験者である川後陽菜と、高山を「飴」とし、川後を「鞭」とする『飴と鞭』という非公式ユニットを考案している[100][101]。西野七瀬と仲が良く、ファンの間では「たかせまる」という愛称で呼ばれている[102]。 下積時代1年目の月給は5万円だった[103]。 好きなミュージック・ビデオは「シャキイズム」、「世界で一番 孤独なLover」、「でこぴん」、「転がった鐘を鳴らせ!」[注 10][105]。推したいメンバーは和田まあや[106]。 作品シングル乃木坂46
まゆ坂46
アルバム乃木坂46
映像作品
作詞出演→乃木坂46メンバー複数による出演については「乃木坂46の出演一覧」を参照
テレビドラマ
バラエティ
その他のテレビ番組
ラジオ
映画
劇場アニメ舞台
ミュージック・ビデオネット配信
イベント
書籍→乃木坂46の書籍については「乃木坂46 § 書籍」を参照
写真集
雑誌・新聞連載小説
ビジネス書
絵本
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia