桜井玲香
桜井 玲香(さくらい れいか、1994年〈平成6年〉5月16日[3] - )は、日本の女優、ファッションモデルであり、女性アイドルグループ乃木坂46の元メンバーおよび初代キャプテン[2]、『NYLON JAPAN』[4]、『CLASSY.』のレギュラーモデルである[5]。北海道函館市生まれ、神奈川県[3]横浜市出身[6]。乃木坂46合同会社所属[1]。カリタス学園出身[7]。 来歴![]() →「乃木坂46 § 年譜」も参照
1994年(平成6年)5月16日、母方の実家がある北海道函館市で生まれ[6]、神奈川県横浜市で育つ[6]。 幼稚園生のころから[8]、カトリック系の女子一貫校であるカリタス学園に通い始めた[7][9]。そのころは『ママレードボーイ』や『キューティーハニー』や『美少女戦士セーラームーン』が大好きだった[10]。小学生時代は運動会の団長や学級委員を務め[11]、中学生時代は母親に連れられてガーデニング教室に通っていたことがきっかけで華道が好きになり[12]、華道部へ入部した[12]。その他、水泳、体操、テニス、ピアノを習った[12]。 高校2年生の春、進路で悩んだ際に乃木坂46の1期生オーディションを勧められた[13]。当初は洋楽やロックが好きだったため、アイドル歌手になるつもりはなかったが[13]、ソニー・ミュージックエンタテインメントのアーティストが好きだったため、乃木坂46の1期生オーディションに興味を持った[14]。また子どものころから[8]、音楽やドラマが好きで歌手や女優に憧れ[15]、中学生のころから将来の夢として女優をかかげ、芸能界を目指していた経緯もあり[16]、好きな歌とダンスを職業にするため[17]、オーディションを受験することにした[13]。 2011年(平成23年)8月21日、乃木坂46の1期生オーディションに合格[3]、オーディションではHappinessの「Kiss Me」を歌った[18]。暫定選抜メンバーに選ばれ、立ち位置は前列だった[19]。同年11月13日、乃木坂46公式ブログを開始した[20]。 2012年(平成24年)2月5日、『乃木坂って、どこ?』(テレビ愛知)で暫定キャプテンに任命された[21]。同年2月22日、乃木坂46の1stシングル「ぐるぐるカーテン」でCDデビューした[22][3]。これにより歌手としての夢が実現したため[8]、今後の夢としてアクション女優をかかげた[23]。デビュー後は乃木坂46の活動に専念するため、高校3年生の時、カリタス女子中学校・高等学校から[24]、別の高等学校へ転校した[25]。同年6月17日、乃木坂46の正式キャプテンに就任した[26]。 2013年(平成25年)3月9日、高等学校を卒業[25]。同年3月13日、乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」のカップリング曲「サイコキネシスの可能性」で初のユニットに選ばれ、初のセンターを務めた[27]。同年4月、明治学院大学へ進学し[28][29]、社会学科に在籍した[30]。同年4月7日、『BAD BOYS J』(日本テレビ)でテレビドラマに初のレギュラー出演を開始し、ビイストレディースの宮下まりや役を演じた[31]。同年11月、『スペシャエリア』(スペースシャワーTV)で初の単独レギュラー出演を開始し[32]、『PEACH JOHN 2013 Winter vol.87』(祥伝社)のカタログにモデル出演した[33]。 2014年(平成26年)、10月、三宅裕司が主宰する劇団スーパー・エキセントリック・シアター創立35周年公演『Mr. カミナリ』の第52回本公演に衛藤美彩と桜井のダブルキャストで出演し[34]、九州から東京の小学校に赴任してきた新任の音楽教師・臼杵七音役を演じた[35]。 2015年(平成27年)1月10日、乃木神社で成人式を迎えた[36]。 2017年(平成29年)3月8日、初のソロ写真集『自由ということ』(光文社)を発売[37]。 2018年(平成30年)3月30日、東京ドームで行われたプロ野球・巨人-阪神の開幕戦で試合前、白石麻衣・西野七瀬・生田絵梨花・久保史緒里・山下美月とともに国歌斉唱を行った[38]。同年12月、ミュージカル『レベッカ』でグランドミュージカル初出演[39]。 2019年(令和元年)7月8日、乃木坂46から卒業することを自身の公式ブログで発表[40][41]。同年9月1日、明治神宮野球場で開催された「乃木坂46 真夏の全国ツアー2019」千秋楽公演をもって卒業。卒業後は女優業に転身[42][3]。同年9月30日、乃木坂46公式サイト内の公式ブログが閉鎖された[43]。同年10月3日、公式Instagram開設[44]。同年10月28日、ファッション誌『CLASSY.』(光文社)のレギュラーモデルに就任[5][3]。同年11月27日、2nd写真集『視線』(光文社)を発売[5]。 2021年(令和3年)3月1日、オフィシャルサイト兼ファンクラブを開設[45][46]。同年11月5日公開の『シノノメ色の週末』で映画初主演[47][3]。同年12月3日、Twitterアカウントを開設[48]。 2022年(令和4年)8月20日からミュージカル『DOROTHY〜オズの魔法使い〜』に単独初主演[49]。 人物愛称は、れいか[14]、れいれい[50]、キャップ[14]。名前の玲香の「玲」の字には「清らか」や「澄んでいる」という意味があり、そのような子に育って欲しいという願いが込められている[6]。持ちネタは「ホップステップからのホイップ」[51]。オンとオフを切り替えようとは思っておらず、番組で話していることはほとんど素である[52]。 嗜好好きな食べ物は杏仁豆腐[53]、ウニ[54]、ゴールドキウイ[50]、チョコレート、肉[55]。ラーメンのスープはこってり系、麺は硬めが好き[56]。好きな本は辻村深月の短編集『ふちなしのかがみ』[14]、理由はとても雰囲気があって一話読み終わるごとに不思議な気持ちになるからである[14]。好きなキャラクターはデイジー、バービー、ベティ・ブープ、ミッキーマウス[57]、ポムポムプリン。好きなブランドはrada[58]、adidas、ANAP、Abercrombie & Fitch、JOYRICH、Marc Jacobs、moussy[59]。 目標とする人物は篠原涼子[60]。憧れの女性芸能人は渡辺知夏子、アンジェラベイビー、黒木メイサ[59]。尊敬する人物は吉住渉の漫画『ハンサムな彼女』の主人公・萩原未央[61]。小学生のころ、モーニング娘。が好きで石川梨華、後藤真希のファンだった[62]。 好きな漫画は『Paradise Kiss』[63]。その他、読んだことのある漫画は『ママレード・ボーイ』『東京喰種トーキョーグール』[注 1]『アイアムアヒーロー』[10]。好きなアニメは『ママレード・ボーイ』[10]。 趣味音楽は洋楽を中心にヒップホップ、リズム・アンド・ブルースを聴く[63]。好きなアーティストはChris Brown、Craig David、OMARION、Marques Barrett Houston[63]。一番好きな曲はCraig David「Fill Me In」[65]。カラオケで締めに歌う曲は郷ひろみ「GOLDFINGER '99」[63]。 特技ダンスと歌は乃木坂46で定評のあるメンバーで[66]、50メートル走7秒88の身体能力をもつ[67]。乃木坂46はダンスや歌の技術を上げる必要があると考えており[68]、生駒里奈がAKB48を兼任してから乃木坂46のダンス練習に積極的に関わるようになったことを機に一緒にダンス練習を手伝った[69]。 保有資格は語彙・読解力検定準2級[70]。その他、野菜ソムリエの資格取得を考えている[71]。綾瀬はるかの物真似が得意[72]。 乃木坂46乃木坂46のキャプテンであり、乃木坂46結成時はキャプテンが決まっていなかったが[69]、乃木坂46の1stシングル「ぐるぐるカーテン」から暫定キャプテンに任命され[21]、3rdシングル「走れ!Bicycle」から正式キャプテンに就任した[74]。桜井によれば、乃木坂46はAKB48に沿って活動してきたが、乃木坂46の11thシングル「命は美しい」の時点ではAKB48とは異なる独自グループとして活動している[75]。 乃木坂46では桜井と若月佑美の2人で「しゃくれーず」というコンビを組んでいる[15]。若月とは互いに「相方」と呼び合う仲である[76]。ふたりが仲良くなり始めたのは、乃木坂46の3rdシングル「走れ!Bicycle」で若月が選抜に入り、一緒にいる時間が増えてからである[76]。若月といるときは聞き役に回ることが多い[76]。また、桜井と若月とのペアでファンからは「れかつき」と呼ばれている[77]。齋藤飛鳥、西野七瀬は桜井にとって日向のような存在[78]。公式ブログの写真撮影技術は伊藤万理華から伝授された[79]。 乃木坂46で好きな振付は「気づいたら片想い」[80]。好きな曲は「気づいたら片想い」、「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」、「命は美しい」[81]。よく聴く曲は「傾斜する」[82]。好きなミュージック・ビデオは「バレッタ」、「世界で一番 孤独なLover」、「君の名は希望」[83]。 作品シングル乃木坂46
まゆ坂46
乃木坂AKB
アルバム乃木坂46
映像作品
出演→乃木坂46メンバー複数による出演については「乃木坂46の出演一覧」を参照
テレビドラマ
その他のテレビ番組
映画
舞台
ネット配信インターネットドラマ
ファッションショー書籍→乃木坂46の書籍については「乃木坂46 § 書籍」を参照
写真集雑誌
脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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