山下美月
山下 美月(やました みづき、1999年〈平成11年〉7月26日 - )は、日本の女優、ファッションモデルであり、女性アイドルグループ乃木坂46の元メンバー[2]、『CanCam』の専属モデルである[3]。東京都出身[4]。乃木坂46合同会社所属[5]。 来歴![]() (2019年1月26日、台北アリーナ) ![]() →「乃木坂46 § 年譜」も参照
1999年(平成11年)7月26日生まれ[4]。名前の由来は「月がとても綺麗な夜に生まれたから」で、名付け親は祖父[6]。高校在学時は茶道部に所属し、副部長を務めていた[7]。 2016年(平成28年)9月4日、乃木坂46の3期生オーディションに合格[8]。合格発表後、LINE LIVEで「乃木坂46 3期生決定スペシャル」が生配信され、合格発表と同時に乃木坂46での活動をスタートした[9]。出版社コラボレーション特別企画賞で『Zipper』(祥伝社)、『LARME』(徳間書店)、『LOVE berry』(徳間書店)、『週刊ヤングマガジン』(講談社)、『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)の特別賞を受けた[8]。同年12月10日、日本武道館で行われた「乃木坂46 3期生『お見立て会』」でファンに初披露され「ガールズルール」でセンターポジションに立った[10]。同年12月19日には乃木坂46 3期生ブログが開設された[11]。1日1名ずつのリレー形式となっており、山下は12月28日より12日ごとにブログを書いている[7]。 2017年(平成29年)2月2日から15公演実施された乃木坂46 3期生初公演『3人のプリンシパル』に出演し[12]、3役を制覇した[13]。また、同年5月9日から6日間8公演実施された3期生初の単独ライブとなる「乃木坂46 三期生単独ライブ」に出演[14]。同年8月には若月佑美、梅澤美波、阪口珠美とともに4名で「若様軍団」を結成した[15][16]。同年8月9日に発売された18thシングル『逃げ水』に収録された3期生楽曲「未来の答え」では、初のセンターポジション(久保史緒里とWセンター)を務めた[17]。 2018年(平成30年)2月22日、乃木坂46公式サイトで山下の個人ブログが開設された[18][19]。同年3月12日、20thシングル『シンクロニシティ』において初福神としてフロントメンバーに選抜された[20]。同年10月13日公開の映画『日日是好日』で、主人公の茶道教室の後輩・ひとみ役を演じ、本作が映画初出演となった[21]。また、ファッション誌『CanCam』の専属モデルに抜擢され、同年8月23日発売の10月号から同誌に登場[3][22]。 2019年(平成31年)1月23日発売の『CanCam』3月号で初めて表紙に起用された[23]。同年3月13日、坂道AKBの第3弾としてセンターを務めたカップリング曲「初恋ドア」を収録したAKB48の55thシングル『ジワるDAYS』が発売された[24]。同年4月12日(11日深夜)からテレビ東京系で放送開始のテレビドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』で、萩原利久とダブル主演を務める[25][注 1]。また4月13日、同ドラマの撮影との両立が困難なため、23rdシングル『Sing Out!』の活動参加を見送ることを自身のブログで発表した[26]。 2020年(令和2年)1月21日、1st写真集『忘れられない人』(小学館)を発売[27]。坂道シリーズのソロ1st写真集としては史上最多の初版14万部を発行[28]。週間10万6000部を売り上げて2月3日付オリコン週間BOOKランキングで1位となり、ソロ1st写真集の初週売上としては歴代1位、女性ソロ写真集としては生田絵梨花の『インターミッション』に次ぐ「女性ソロ写真集初週売上記録」歴代2位となった[29]。同年11月30日、日本テレビ系列『ヒルナンデス!』の水曜シーズンレギュラー(2020年12月・2021年1月)に決定[30]。 2021年(令和3年)1月27日発売の26thシングル『僕は僕を好きになる』において自身初の表題曲センターを務める[31][32]。同年3月22日、Instagramを開設[33]。同年4月期のTBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』で、地上波プライム帯の連続ドラマ初出演[34]。この出演に先駆けて、2021年3月27日放送のTBSテレビ『オールスター感謝祭』に出演して総合優勝を飾り、賞金100万円を獲得[35]。 2022年(令和4年)4月12日、22年度後期放送の連続テレビ小説『舞いあがれ!』にレギュラー出演することが発表された[36]。乃木坂46現役メンバーの朝ドラ出演は初となる[36]。 2023年(令和5年)2月、ファッションブランド「RESEXXY」のイメージモデルに起用される[37]。同年3月29日発売の32ndシングル『人は夢を二度見る』において、同期の久保史緒里とともにWセンターを務めた[38]。同年4月から、テレビ東京ドラマ8『弁護士ソドム』にレギュラー出演[39]。 2024年(令和6年)、1月期のTBS火曜ドラマ『Eye Love You』 に出演[40][動画 1]。 同年2月17日、個人ブログで乃木坂46から卒業することを発表した[41][42]。同年4月10日に発売される35thシングル『チャンスは平等』が乃木坂46での最後の参加シングルとなる[注 2]。同年4月23日に2nd写真集『ヒロイン』(小学館)を発売[46][47]。同年5月11日・12日に東京ドームで卒業コンサートを開催し、乃木坂46のメンバーとしての活動を終えた[2]。卒業後、同年6月20日にオフィシャルウェブサイトとX(旧Twitter)を開設[48]。同年7月31日、乃木坂46公式サイト内の公式ブログが閉鎖された[49]。 同年6月、『日経エンタテインメント!』の「タレントパワーランキング2024」において女性アイドル部門で2位になった[50]。 同年11月28日、「オリコン年間BOOKランキング 2024」ジャンル別「写真集」女性ソロで『乃木坂46山下美月2nd写真集『ヒロイン』』が年間1位を獲得[51]。 人物![]() 愛称は、やま[52]、みづき[3]。元メンバーの齋藤飛鳥からは「やまっきー」[53]、元AKB48の岡部麟からは「づきちゃん」と呼ばれている[54]。一人っ子[55]。 アイドルになる前は、臨床心理士になるのが夢だった[56]。アイドルに興味を持ったきっかけは、小学生のころにBuono!の曲を聴いて感動したことから[57]。 2018年8月2日放送の『坂道AKBのオールナイトニッポン』でAKB48の向井地美音と欅坂46の長濱ねるの3人でパーソナリティを務めた際に、乃木坂46に加入する前から向井地とは仲が良いこと、また大島優子のファンでAKB48劇場にチームK 「逆上がり」公演を観に行っていたことを明かしている[58][59]。また「坂道AKB」で共演した元AKB48の岡部麟[60]、元日向坂46の加藤史帆[61]、女優の松本まりかとも仲が良い[62]。 嗜好好きな食べ物や飲み物は、お寿司のえんがわの炙り[63][64]、味噌汁、はちみつ梅、おにぎり、お刺身[7]。またニンニクが好きで、コンビニで売っているニンニクの醤油漬けを現場に持っていってよく食べている[65]。好きなケーキはモンブラン[66]。苦手な食べ物や飲み物は抹茶、ヨーグルト[66]。 元々ドラマや映画を見るのがすごく好きで、特に好きだった作品はテレビドラマ『失恋ショコラティエ』で、いつか正統派キュンキュンモノがやりたいという[65]。 好きなキャラクターはポムポムプリン[67]、ハンギョドン[67]、ムーミン[68]、おぱんちゅうさぎ[69]。 趣味・特技趣味はフラミンゴを見ること[7]。 ゴルフ、テニス、バレーボール、ダンスの経験がある[70]。高校在学時は茶道部に所属しており、茶道のお点前から浴衣の着付け、和室でのマナー、花の種類など多くのことを学ぶことができた[71]。 乃木坂46若様軍団団員(スプーン担当)[15][16]。サイリウムカラーは夜空に浮かぶ月をイメージした「青×黄色」[71]。 憧れの先輩は西野七瀬[72]、桜井玲香[73]。桜井を選んだ理由は「言葉に出さずに背中で語ってくださるキャプテン」だから[73]。同期の久保史緒里とのコンビはファンから「くぼした」と呼ばれている[74]。先輩で卒業生の齋藤飛鳥や[75][76]、同期の伊藤理々杏、中村麗乃[77][78]、グループの後輩である賀喜遥香と仲が良い[79][80][動画 2]。また、山下と賀喜とのコンビはファンやネット上からは「やまかき」という愛称で呼ばれている[79]。 久保、伊藤、中村と同じ同期の向井葉月とは親友であり、同じ「月」と名前があることから、「ダブルムーン」という愛称でファンの間では有名である[81]。 2021年11月28日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』で、2019年4月から約2か月間の休養期間中に芸能界引退を考えていたことを告白した[82]。 2024年4月30日にオンラインで掲載されたCanCamのインタビューで、乃木坂46を卒業する理由を明かした[83]。2022年に先輩の齋藤飛鳥の卒業を機に卒業を意識し初めた[83]。 自身の卒業シングルとなる『チャンスは平等』の通常盤に収録されているソロ曲「夏桜」では、乃木坂46メンバーでは白石麻衣以来となる作詞を手掛けた[84]。 作品シングル乃木坂46
坂道AKB
IZ4648
アルバム乃木坂46
映像作品
出演→乃木坂46メンバー複数による出演については「乃木坂46の出演一覧」を参照
テレビドラマ
ネット配信ドラマ
バラエティ
映画
劇場アニメ
舞台
ネット配信
CM
広告ファッションショー
MV
イベント
書籍→乃木坂46の書籍については「乃木坂46 § 書籍」を参照
写真集雑誌連載脚注注釈
出典
動画
外部リンク
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