2006年の世界ラリー選手権(2006 World Rally Championship season)は、FIA世界ラリー選手権の第34回大会となる。1月20日にモンテカルロで開幕し、12月1日にイギリスで開催される最終戦まで、全16戦で争われた。
2006年のドライバーズタイトルは3年連続でセバスチャン・ローブ(フランス)が獲得した。ローブはキプロス・ラリー優勝後のオフにマウンテンバイクで転倒、腕を骨折して残りのレースを欠場したが、それまで出場したレースですべて2位以内に入りポイントで圧倒していた。マニュファクチャラーズタイトルは、ラリー・ニュージーランド終了の時点でフォードが1979年以来27年ぶりに獲得した。
2006年のスケジュール
2006年の参加チーム及びドライバー
チーム
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コンストラクター
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使用車両
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タイヤ
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車番
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ドライバー
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出場ラウンド
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クロノス・トタル・シトロエン W.R.T.
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シトロエン
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クサラWRC
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BF
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1
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セバスチャン・ローブ
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1-12†
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コリン・マクレー
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13
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チェビー・ポンス
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14-16
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2
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チェビー・ポンス
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1-8
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ダニ・ソルド
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9-16
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BPフォード・ワールドラリーチーム
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フォード
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フォーカスRS WRC 06
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BF
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3
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マーカス・グロンホルム
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1-16
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4
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ミッコ・ヒルボネン
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1-16
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スバル・ワールドラリーチーム
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スバル
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インプレッサWRC
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P
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5
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ペター・ソルベルグ
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1-16
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6
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ステファン・サラザン
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1, 4-5, 9
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クリス・アトキンソン
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2-3, 6-8, 10-16
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14
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新井敏弘
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11
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OMVプジョー・ノルウェー W.R.T.
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プジョー
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307 WRC
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BF
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7
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マンフレッド・ストール
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1-16
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8
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ヘニング・ソルベルグ
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1-3, 6-8, 10, 12-16
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25
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ジャンルイジ・ガリ
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5-7,10
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ストバートVK Mスポーツ・フォード・ラリーチーム
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フォード
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フォーカスRS WRC 04/06
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BF
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9
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マシュー・ウィルソン
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1-16
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10
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ピーター・チューン
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1
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コスティ・カタヤマキ
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2, 7-8, 10, 13
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ルイス・ペレス・コンパンク
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3, 6, 11-12, 14-15
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ヤリ=マティ・ラトバラ
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4-5, 9, 16
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レッドブル・シュコダチーム
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シュコダ
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ファビアWRC
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BF
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11
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ジル・パニッツィ
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1, 4
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マティアス・エクストローム
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2, 9
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ハリ・ロバンペッラ
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5, 7-8, 12-13, 16
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12
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アンドレアス・アイグナー
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1-2, 4-5, 7-9, 12-13, 16
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注
† セバスチャン・ローブはラリー・オブ・ターキーの前に腕を骨折し、シーズン残りのラリーに参加しなかった。[1]
レース結果とランキング
ドライバーズ・チャンピオンシップ
色
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結果
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金色
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優勝
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銀色
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2位
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銅色
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3位
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緑
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ポイント圏内完走
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青灰色
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ポイント圏外完走
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WRCアカデミー完走 (Aca)
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紫
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リタイヤ (Ret)
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黒
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除外 (EX)
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失格(DSQ)
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白
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スタートせず (DNS)
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空白
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エントリーせず (WD)
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マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップ
イベント
参照
- ^ MaxRally | News | Loeb reveals slow recovery from 2006 arm break Max Rally, 2010年8/5閲覧、英語