NTTテクノクロス
NTTテクノクロス株式会社(エヌ・ティ・ティ・テクノクロス、英: NTT TechnoCross Corporation、NTT-TXとも表記)は、NTTグループに属し、ソフトウェア・情報通信システムの設計・開発・運用、そしてそれらに関わるコンサルティングをしているICT(情報通信技術)企業である。旧社名はエヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(NTTソフトウェア、NTT Software Corporation、NTT SOFTとも表記)。 概要日本電信電話(現・NTT)設立後、グループ企業戦略のうち「事業領域の拡大を目指した新規事業会社」の一つとして1985年7月2日に設立、NTT研究所などからの移籍および出向メンバー23名でスタートした。 NTTグループから受注する大型プロジェクトの減少などにより2000年度から2002年度までの3年連続で赤字に転落したが、2003年6月に代表取締役社長に就任した鈴木滋彦による構造改革で2003年度からは黒字決算に回復している。以降グループ外の一般市場からの売上を拡大しており、2020年度には総売上の45%に達している[1]。 2017年4月1日付でNTTソフトウェア株式会社を存続会社とした上でNTTアイティ株式会社を吸収合併し、さらにNTTアドバンステクノロジ株式会社の音響・映像事業を統合、会社名はNTTテクノクロス株式会社に商号変更となった[2][3]。 なお、NTTソフトウェア時代にはNTTアドバンステクノロジ (NTT-AT)、NTTエレクトロニクス (NEL)、NTTアイティ (NTT-IT) と共にNTTグループ内で先端技術開発事業を受け持ち、NTTの各研究所とのつながりが深いため、研究所系4社と呼ばれていた。 コーポレートメッセージは「Crossing makes the Future.」。 沿革
組織→NTTテクノクロスの組織については、[1] を参照
主な事業システム開発事業メディア処理、クラウド、セキュリティ、AIそしてネットワークに関する技術力を活かした、NTTグループをはじめとする顧客向けのシステム開発事業 ソリューション開発NTT研究所の先端技術を活用したソリューション開発
等 事業所
外部認証次の外部認証を取得している。
2004年12月には、全品質(ISO 9001)・環境(ISO 14001)・情報セキュリティ(ISMS(現ISO/IEC 27001))の3規格を合わせた統合マネジメントシステム(TMS)を受審し、大規模事業所としては国内初の認証を取得した。現在は、JIS Q 15001 (プライバシーマーク)も加えて、4規格を統合して運用している。 また次世代認定マークは、NTTグループ企業としては同社が最初に取得している。 グループ会社
脚注
関連項目外部リンク
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