TOHOシネマズみゆき座
TOHOシネマズみゆき座(トウホウシネマ みゆきざ、TOHO CINEMAS MIYUKIZA)は、日比谷(東京都千代田区)に所在していたTOHOシネマズ株式会社運営の映画館。現在のTOHOシネマズ日比谷・スクリーン13に当たる。 館名は、東宝会館・東京宝塚ビルが面しているみゆき通りに由来する。かつては東宝会館(旧東宝本社ビル)地下1階にあり、日比谷映画(現:シアタークリエ)と共に運営され、数々のヒット作を上映してきた。その後のみゆき座は「日比谷スカラ座②」が館名を継承した2代目であり、TOHOシネマズスカラ座と共に東京宝塚劇場ビルに同居する形で地下2階に所在した。 沿革
データ
概要初代のみゆき座は元々大映映画の封切館としてスタートしたが、1962年から洋画ロードショー館に転向[2]。主に女性向けの洋画を中心に上映する、東宝洋画系公開のチェーンのチェーンマスターであった。 一方、新築になった東京宝塚劇場ビルの地下1階に2000年に開場した『スカラ座②』は、183席という規模の小ささからか、みゆき座やシャンテ シネ(現在のTOHOシネマズシャンテ)よりも小粒のミニシアター作品を上映。その後旧みゆき座の閉館に伴って2005年4月1日より、スカラ座②を『みゆき座』に改称。さらに2009年2月3日から『TOHOシネマズ みゆき座』に改称され、TOHOシネマズ名のシネコン同様にインターネットチケット販売「vit」、ポイントカード「シネマイレージカード」が導入された。 2011年2月5日より2年間『午前十時の映画祭』を開催した都合上、同館をチェーンマスターに上映した新作映画がほとんどない状況が続いた(その間TOHOシネマズ六本木ヒルズがみゆき座で上映されるような邦画・洋画の代替機能を請け負っていた)が、2013年2月15日封切の「レッド・ライト」(ロドリゴ・コルテス監督)より再び洋画ロードショーを再開。その後は「それでも夜は明ける」「スポットライト 世紀のスクープ」といったアカデミー作品賞受賞作や、「ハンガー・ゲームシリーズ」(2・3・4作目[3])「スター・トレック BEYOND」等のアクション映画の上映が目立った。 2018年3月29日に開業する東京ミッドタウン日比谷内にTOHOシネマズ日比谷が開業するのに合わせて、スカラ座と共に改修しTOHOシネマズ日比谷に合併、一体運営されることになり[4]、みゆき座は2018年2月2日の上映を最後に休館し、翌2月3日から『TOHOシネマズ日比谷』開業に向けて改築工事に入った。これにより『TOHOシネマズ日比谷 SCREEN13』に改称され、51年間続いた『みゆき座』の名称は消滅した。 主な上映作品スカラ座2時代(2000年12月~2005年3月)
みゆき座に館名変更後(2005年4月~ )
TOHOシネマズみゆき座に館名変更後(2009年2月3日~ )
上映作品
上映作品
旧みゆき座時代(1957年4月~2005年3月)※量が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。
脚注外部リンク
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