コールドケース 〜真実の扉〜
『コールドケース 〜真実の扉〜』(コールドケース しんじつのとびら)は、WOWOW制作で「連続ドラマW」にて2016年から放送されている日本のテレビドラマシリーズ。アメリカのテレビドラマシリーズ『コールドケース 迷宮事件簿』のリメイク作品で、女性刑事とそのチームが「コールドケース」と呼ばれる未解決殺人事件の真相を探り解決していく姿を描く。吉田羊主演[1]。
製作WOWOWの開局25周年を記念してワーナー・ブラザースより正式にフォーマット権を獲得し日本版を制作。米国外で初のドラマ化となる[1]。 舞台をオリジナル版のフィラデルフィアから神奈川に移し、本作が連続ドラマ初主演となる吉田羊演じる主人公の女性刑事・石川百合とそのチームのメンバーが、各話異なる未解決事件をその真相を探りつつ解決していく姿を描く[1][5][注 1]。オリジナル版全7シーズン(156エピソード)からエピソードを厳選し、オリジナル版のプロットや構成を活かしつつ、日本の時代背景に合うように事件が発生した年代と場所を設定するなど細やかな翻案が行われている[6][7]。 脚本はオリジナル版の改作を使用していたが、シーズン2ではオリジナルも制作された。 監督は『SP』シリーズ(フジテレビ)などを手がけた波多野貴文が担当[1]、日本のドラマらしく、登場人物たちの繊細な心の機微をより深く描いている[8]。撮影監督を山田康介が務め、REDデジタルシネマ社の最新機種WEAPONを日本初で用いて 、全編4K・HDRにて制作。一方で過去の回想シーンはスーパー16mmフィルムを用いて撮影しデジタル処理して4K・HDR化するという日本初の試みに挑戦、最新技術とフィルムの併用により過去と現在をつないで映像美で表現する[1]。シーズン2では、連続ドラマでは日本初となる全編8K収録から4K・HDRにて制作され、視聴者が2K映像と4K映像をリアルタイムで切り替えて視聴可能なハイブリッドキャストによる4Kサイマル配信の実証実験も実施される[9]。 オリジナル版と同様に、未解決事件発生時の過去のシーンでは当時の流行曲が流れる。日本の楽曲に加えてイギリスやアメリカの楽曲など、邦楽・洋楽を問わず多彩なヒット曲が用いられている[8][注 2]。 あらすじ
登場人物主要人物
ゲスト(シーズン1)
ゲスト(シーズン2)
ゲスト(シーズン3)
スタッフ
放送日程シーズン1
シーズン2
シーズン3
受賞歴
関連商品
脚注注釈出典
外部リンク
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