ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー

ブルータスの心臓
著者 東野圭吾
発行日 1993年8月20日
発行元 光文社
ジャンル ミステリー推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 ノベルズ
ページ数 264
コード ISBN 4-334-02839-X
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ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー』(ブルータスのしんぞう かんぜんはんざいさつじんリレー)は、東野圭吾推理小説。単行本は光文社カッパ・ノベルスから1989年に刊行され、1993年に光文社文庫版が刊行された。2009年9月に新装版が刊行された[1]

キャッチコピーは、「約束された未来のため、男は殺人へと走る!

2011年6月17日に藤原竜也主演でテレビドラマが放送された。

あらすじ

産業機器メーカーMM重工で、人工知能ロボットの開発に携わる末永拓也が窮地に陥った。妊娠した愛人・雨宮康子が、堕胎を拒んだためである。 上昇志向の強い拓也は、専務の女婿になるという目論見を持っており、事態の露見は、野望の頓挫を意味する。 そんな中、打開策を見出せない状態に焦りを覚えていた拓也に、意外な提案を持ち掛ける人物が現れた。共同作業で康子を殺害しようというのである。男達の、完全犯罪殺人リレーがスタートした。

登場人物

末永拓也(すえなが たくや)
産業機器メーカーMM重工勤務。職務は人工知能ロボットの研究開発。殺人リレー計画参加者
雨宮康子(あまみや やすこ)
拓也の愛人。MM重工役員室勤務
仁科直樹(にしな なおき)
拓也の上司。MM重工開発企画室長・専務の息子。殺人リレー計画の発案者
橋本敦司(はしもと あつし)
拓也の同僚。殺人リレー計画参加者
仁科敏樹(にしな としき)
MM重工専務取締役。直樹の父
仁科星子(にしな ほしこ)
敏樹の次女。アメリカ留学から帰ってくる
宗方伸一(むなかた しんいち)
MM重工航空機事業部研究主任。敏樹の長女の夫
中森弓絵(なかもり ゆみえ)
MM重工開発企画室勤務
酒井悟郎(さかい ごろう)
MM重工工場作業員。弓絵の幼馴染
高島勇二(たかはし ゆうじ)
MM重工工場作業員。弓絵の婚約者。1年前に死亡
佐山総一(さやま そういち)
警視庁捜査一課刑事

書籍情報

テレビドラマ

2011年6月17日、フジテレビジョン系列の「金曜プレステージ」において、「東野圭吾3週連続スペシャル」の第2弾として放映された[2]。視聴率16.1%。

キャスト

スタッフ

脚注

出典

  1. ^ a b ブルータスの心臓 東野圭吾|光文社文庫”. 光文社. 2025年1月29日閲覧。
  2. ^ 超人気ミステリーを永作博美&藤原竜也&常盤貴子で初テレビドラマ化 東野圭吾3週連続スペシャル”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ (2011年5月19日). 2025年7月12日閲覧。
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