三井住友建設
三井住友建設株式会社(みついすみともけんせつ)は、東京都中央区に本社を置く準大手ゼネコンである。2003年に三井グループの三井建設と住友グループの住友建設が合併して誕生した(「三井住友」も参照)。JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つ[1]である。 土木事業・建築事業・海外事業の開発に三本柱を掲げており、PC橋梁、超高層集合住宅を得意としている。 歴史![]() 旧三井建設株式会社
旧住友建設株式会社
三井住友建設株式会社
歴代社長
事故・処分杭打ちデータ改ざんの疑い同社が施工したパークシティLaLa横浜で、附帯するデータの誤りがあった(施工は日立ハイテクノロジーズが1次下請け、旭化成建材に2次下請け)[5]。これを受け、2016年1月に杜撰な工事管理を理由として、1ヶ月間の指名停止処分を受けた。 2015年滑橋事故2015年(平成27年)9月16日、愛媛県今治市古谷地先で、国土交通省四国地方整備局 松山河川国道事務所が発注した朝倉第2高架橋上部の建設中、橋桁を送り出し工法で架設する過程でコンクリートの橋桁が傾き、滑り落ちた[6] 。 2016年落橋事故→詳細は「新名神高速道路有馬川橋橋桁落下事故」を参照
2016年(平成28年)4月22日16時30分頃、横河ブリッジと共同して施工を進めていた新名神高速道路の有馬川橋梁工事現場(横河ブリッジ担当工区)で橋桁が落下。2名が死亡、8名が負傷した[7]。 2018年足場崩落事件2018年(平成30年)3月15日、大阪府枚方市の新名神高速道路の工事現場にて、大雨の為に足場に土砂が流れ込み、作業員1人が架道へ転落し死亡した。この事故について、2023年(令和5年)2月9日に現場責任者の社員3人が業務上過失致死の疑いで容疑がでた[8]。 2025年マンション談合疑惑関東地域のマンションの大規模修繕工事を巡る談合疑惑で、公正取引委員会が2025年4月23日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで、グループ会社のSMRCに立ち入り検査を行った[9]。 主な施工物件
販売している物件
橋梁の受賞作品田中賞土木学会による毎年の褒賞に、田中賞がある。これは、関東大震災後の首都の復興に尽力した田中豊博士の功績を称え記念する事業として昭和41年度より設けられたもので、橋梁工学に関する優秀な業績に対し授与する賞である。田中賞のうちの作品部門は、計画・設計・施工・美観などの面で優れた特色を有すると認められた橋梁構造物に与えられる。 三井住友建設(三井建設,住友建設時代を含む)が施工した橋梁のうち、田中賞作品部門を受賞した全橋梁を以下に年代別に示す[11]。
計65橋(2024(令和6)年度まで) fib(Federation international du beton、国際コンクリート連合)
IABSE(International Association for Bridge and Structural Engineering、国際構造工学会)主要関連会社※全て株式会社 連結子会社
持分法適用会社
その他
脚注出典
関連項目外部リンク |
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