埼玉県道57号さいたま鴻巣線
![]() 埼玉県道57号さいたま鴻巣線(さいたまけんどう57ごう さいたまこうのすせん)は、埼玉県さいたま市浦和区から鴻巣市に至る県道(主要地方道)である。 概要埼玉県さいたま市浦和区の国道17号六間通り交差点から西南西へ向かい、さいたま市桜区役所付近で西北西に、千貫樋水郷公園で北に方向を変え、さいたま市西区、上尾市、桶川市、北本市を経由して埼玉県鴻巣市に至る。上尾市平方から鴻巣市にかけては鎌倉街道上野道の道筋を踏襲している[1]。 1994年(平成6年)に路線の整理が行われ、それまでの埼玉県道66号桶川浦和線と埼玉県道209号川田谷鴻巣線を統合し、新たに埼玉県道57号浦和鴻巣線となり、その後さいたま市成立に伴い、名称を埼玉県道57号さいたま鴻巣線と改め、現在に至る。なお、浦和と鴻巣を結ぶ県道には旧中山道を経由する埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線もあるが、そちらは旧国道17号の降格道路であり、新たに設置された道路ではない。 上尾市の区間は1924年(大正13年)7月15日に、平方村の現在の川越上尾線「平方交差点」を起点に北上し、大石村を経由して[2]桶川町に至る村内の道路を「平方桶川線」(路線番号226号)として県道に編入した[3]。1960年(昭和35年)9月1日に路線名称と路線番号が変更され、埼玉県道66号井戸木中野林浦和線に変更された[4]。 「主要地方道」とされており、主な通過地点を地名として一見した限りでは国道17号の西側を平行し、これに補完する県道であるが、実際の経路はつぎはぎで起終点を地図上で無理矢理につないだ感じが否めない。上尾市から桶川市にかけては、ゴルフ場の中を細道で通り、住宅地の生活道路を経由している上、上尾・桶川市境の藤波交差点から小泉交差点の手前までの区間では県道よりも距離が短く両者を一本道で結ぶ市道1055号[5]が存在し、通常こちらの道が代替される。 桶川市川田谷から北本市高尾までは、当路線の西側に圏央道桶川北本ICとそれに接続する形で国道17号上尾道路が2010年3月28日に暫定開通したため、こちらの利用者による交通量の増加および歩行者・自転車の安全確保により各所で拡幅・歩道の増設工事が行われた。 また、国道463号(埼大通り)のバイパス機能として期待されている4車線道路の都市計画道路道場三室線の常盤7丁目交差点(さいたま市浦和区)以西は当県道のバイパスに指定されている。さいたま市桜区の下大久保交差点から南下し桜区役所入口交差点で東に折れ、新大宮バイパスを交差し、埼玉りそな銀行前の国道17号に至るルートをとっている(その先は国道463号の越谷浦和バイパスとなっている)。2011年(平成23年)2月9日に、常盤7丁目交差点からさいたま市中央区鈴谷一丁目付近の与野中央通りとの交差点まで部分開通し、後に与野中央通りとの交差点から新大宮バイパスの区間までが建設される予定となっている。 起点・終点
地理通過する自治体通称
接続する道路
重複する区間
交差する鉄道・河川
沿線の主な施設
ギャラリー
出典
関連項目 |
Portal di Ensiklopedia Dunia