新宿第一生命ビルディング
新宿第一生命ビルディング(しんじゅくだいいちせいめいビルディング)は、東京都新宿区西新宿の新宿新都心の一角にある超高層ビル。 2010年4月に「小田急第一生命ビルディング」に改称したが、2023年10月に再び現名称に戻った[2][注 1]。英語名称は「Shinjuku Dai-ichi Seimei Bldg.」。 概要淀橋浄水場跡地は、新宿副都心建設公社によって順次売却され、このビルが位置する新宿新都心7号地は、第一生命保険と小田急電鉄が共同で購入し、第一生命は初めての高層投資用ビルとして新宿第一生命ビルディング、小田急は小田急センチュリービルを建設した[1][3]。 建てられた二つのビルは、一軸を起点に45°の拡がりをみせる三角形の平面をもち、その間に大屋根をもつスペースセブン(公開空地)が設けられ[1]、外装はサンド・ベージュ色の磁器タイルで統一された[1]。基準階平面構成は、エレベーターホールなどがあるセンターコアを中心にして、三方が貸室となる三角形となっている[1]。 2007年(平成19年)9月末、小田急電鉄グループがこのビルの信託受益権を特別目的会社から300億円超で譲り受け[4]、2010年4月に名称を小田急第一生命ビルディングに改めた。 売却2023年(令和5年)3月31日付で、構造改革を進める小田急電鉄は、小田急第一生命ビルディングの持ち分を第一生命保険など国内投資家に売却した[5]。また隣接する「ハイアットリージェンシー東京」が入居する「小田急センチュリービル」についても、小田急は米国投資ファンドKKRなどに6月末売却し、ハイアットの運営会社であるホテル小田急の全株式はKKRに譲渡された[6]。 エレベーター乗用エレベーターは、各バンクに7基ずつ合計14基を設置。低層用エレベーター(15階まで)は東芝製、高層用エレベーター(26階まで)は日立製で、9階と15階に乗り継ぎ階がある。また駐車場用と非常用は三菱電機製である。 2011年度から翌年度末までに、全てのエレベーターのリニューアル工事が完了した。
主な入居者企業等
など 店舗等飲食店など
アクセス方法ギャラリー脚注注釈
出典
参考文献
外部リンク
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