桜島赤生原町
![]() 桜島赤生原町(さくらじまあこうばるちょう[3])は、鹿児島県鹿児島市の町[4]。旧大隅国大隅郡桜島郷赤生原村、鹿児島郡西桜島村大字赤生原、鹿児島郡桜島町大字赤生原。郵便番号は891-1417[5]。人口は411人、世帯数は197世帯(2020年4月1日現在)[6]。 地理桜島の西部に所在し、火山扇状地の扇端部に位置する[7]。町域の北方から東方は長谷川を挟んで桜島武町、南は桜島小池町に接しており、町域の西端を海岸線に沿って鹿児島県道26号桜島港黒神線が通っている。 自然公園・自然保護地区桜島赤生原町の一部が国立公園である霧島錦江湾国立公園の区域に指定されており[8]、特別保護地区(桜島西溶岩原)・第1種特別地域(桜島北斜面)・第2種特別地域(桜島北及び東斜面)・第3種特別地域(桜島北及び東麓)から構成される[8][9]。 歴史成立から町村制施行まで赤生原という地名は戦国時代より見え、大隅国向島のうちであった[10]。 江戸時代には大隅国大隅郡桜島郷(外城)のうちであり、赤生原村は赤尾原村とも書かれた[10]。村高は「天保郷帳」では139石余[10]、「旧高旧領取調帳」では265石余であった[10]。1887年(明治20年)4月2日には「 町村制施行以降![]() 1889年(明治22年)4月1日に町村制が施行されたのに伴い、桜島の西半分にあたる横山村、赤水村、小池村、赤生原村、武村、藤野村、西道村、松浦村、二俣村、白浜村の区域より北大隅郡西桜島村が成立した[13]。それに伴いそれまでの赤生原村は西桜島村の大字「赤生原」となった[10]。1897年(明治30年)4月1日には「 1914年(大正3年)に発生した桜島の大正大噴火では噴火による火山噴出物により、集落全戸169戸は全滅した[10]。1973年(昭和48年)5月1日に西桜島村が町制施行し、桜島町の大字となった[10]。 2004年(平成16年)11月1日に桜島町が鹿児島郡吉田町、日置郡松元町、郡山町、揖宿郡喜入町と共に鹿児島市に編入された[15]。合併に際して設置された法定合併協議会である鹿児島地区合併協議会における協議によって、桜島町の区域の大字については「字の区域を廃止し、当該廃止された字の区域に相当する区域により新たに町の区域を設定し、その名称については表示案に基づき、各町の意向を尊重し合併までに調整するものとする」と協定された[16]。 前述の協定に基づいて、合併前の10月26日に鹿児島県の告示である「 人口以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
施設公共寺社
小・中学校の学区市立小・中学校の学区(校区)は以下の通りである[24]。
交通道路路線バス湾港脚注
参考文献
関連項目
座標: 北緯31度36分0.3秒 東経130度36分33.1秒 / 北緯31.600083度 東経130.609194度 |
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