横浜美術館
横浜美術館(よこはまびじゅつかん)は、神奈川県横浜市西区みなとみらいにある美術館。1989年(平成元年)3月25日に横浜博覧会のパビリオンとして開館、博覧会終了後の同年11月3日に正式開館した[4]。みなとみらい地区の歩行者動線・都市軸の一部であるグランモール公園沿い(同地区の36街区)に位置する。 改修工事のため2021年(令和3年)2月より開館以来初の長期休館をしたのち、2024年(令和6年)3月15日に第8回横浜トリエンナーレの開幕に合わせてリニューアル再開館、通常の美術館としては2025年(令和7年)2月8日に全館再オープンした(詳細は後節)。 特徴建物は延床面積26,829m2、丹下健三都市建設設計事務所の設計である[5][6]。 幕末以降の横浜ゆかりの作品群、セザンヌ、マグリットなどの作品も所蔵している[6][7](後節の「#主な収蔵作品」も参照)。 また、横浜が日本の写真発祥の地にあげられることから写真部門を設けており、写真の収集・展示に力を入れているほか、「みる、つくる、まなぶ」を三本の柱とする複合美術施設である[6][7]。 ヨコハマトリエンナーレ2011よりメイン会場の一つとして利用されている。 主な施設・設備施設は地上3階建て(一部8階建て)で美術情報センター、ミュージアム・ショップ、レストランなどの施設がある。
主な収蔵作品ヨーロッパ近代美術と日本近代美術の相互影響の足跡をたどれる作品を中心に収集している。
ギャラリー
館長・学芸員
所在地・交通
改修工事による長期休館改修工事のため、2021年2月まで開催される企画展の終了後、2023年12月に開幕する予定でったヨコハマトリエンナーレ2023(第8回、これに合わせてリニューアルオープン)まで約3年間、長期休館することが発表されていた[11][12]が、世界的な半導体不足のため改修工事が遅れ、2024年3月15日が正式なリニューアル再開館日となった(これに合わせて第8回横浜トリエンナーレも同日開幕に延期された)[13]。今回の改修では、空調・電気関連の更新のほか収蔵庫の拡張やバリアフリー対応工事などが施されている[14]。 なお、改修工事期間中の仮事務所(移転先)として、みなとみらい地区48街区の「プロット48」(PLOT 48) を使用していた[15]が、再開館の準備もあるため2023年12月に事務所としての機能を当美術館内に再移転している[16]。 横浜トリエンナーレ閉幕後のスケジュールとしては、2024年11月に一部エリアやショップ・カフェなどがオープン(部分開館)したのち、2025年2月8日に全館再オープンした[17][18]。 脚注
関連項目
外部リンク
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