横浜コネクトスクエア
横浜コネクトスクエア(よこはまコネクトスクエア)は、神奈川県横浜市西区みなとみらいにある超高層複合ビル。 本項では、当ビルの高層階に入居している「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」についても記す(後節参照)。 概要みなとみらい地区の37街区(北区画)[注 1]における開発で、2022年10月に正式名称が決定[8]するまでは「MM37タワー」と仮称されていた[1]。地上28階、地下1階、塔屋1階の超高層ビルであり、高さは145.8メートル[9]。デベロッパーはパナソニック ホームズ、鹿島建設、ケネディクスの3社[10]で、共同出資により合同会社KRF48を組成して開発にあたった[4][9]。国土交通大臣の民間都市再生事業計画に認定されている[11]。2020年4月に着工し2023年1月に竣工[3][4]。同年4月より順次オープンしている[6][7]。 低層部(1〜2階)は商業テナントなど、中層部(4〜18階)にオフィス(9階にコワーキングスペースや貸し会議室)、高層部(20〜27階)にホテルが入居する[8][12]。ホテルは三井ガーデンホテルズとしては神奈川県初出店となる「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」で、2023年5月16日に開業した[13][14]。なお、上層4フロアはホテルフロアと外観デザインを合わせているが、塔屋となっている[8][11][15]。 開発決定までの経緯→「三菱重工横浜ビル § 隣接地における計画」も参照
当地ではもともと旧・三菱重工横浜ビル(現・KDX横浜みなとみらいタワー)の二期棟計画があったが、当面延期となり住宅展示場の暫定施設「横浜ホームコレクション」[注 2]が置かれてきた経緯がある。2013年に二期棟計画が再浮上したが、開発の着手までには至らなかった[17][注 3]。 その後、2017年3月にケネディクスが組成した特別目的会社・KRF48が土地を取得し、みなとみらい地区全体やIR法案等の状況も見据えた上で新規開発プロジェクトを模索することとなった[22][23]。同年11月にはパナソニックホームズ(旧パナホーム)および鹿島建設もKRF48に出資し開発プロジェクトに参画することとなり、開発計画の具体化に向けて大きく進展[24]。2018年5月に複合高層ビル(当ビル)の開発計画が公表された[25]。 デッキによる接続音楽アリーナ「ぴあアリーナMM」(38街区)とは大通りを渡る「みなとみらい大通り2号歩道橋」(2023年1月末開通)で接続しており[26]、桜木町駅方面から2階デッキレベルでのアクセスが可能となっている(「ぴあアリーナMM#歩行者デッキ」も参照)。
広場と動線整備隣接する横浜美術館側(東側)に「アートプラザ」、みなとみらい大通り側(南側)にアートプラザへの動線(通景)を確保し建物のゲートにも当たる「ゲートプラザ」という2つの広場を設け、2020年3月に完成した音楽アリーナのぴあアリーナMM(38街区、みなとみらい大通り2号歩道橋で接続)と横浜美術館(36街区)とを結ぶ「芸術と文化軸」(歩行者動線・にぎわい空間、KDX横浜みなとみらいタワーとの間)を形成。この他、北側(「美術館北」交差点側)に「グリーンプラザ」、西側(大通りの「いちょう通り西」交差点側)に「ウェルカムプラザ」という計4つの広場を設けている[25][27]。 また、アートプラザとウェルカムプラザの外壁や「芸術と文化軸」の床面にはアートが施されている[8][12][28][注 4]。
テナント公式サイト内「Floor guide」も参照。 ホテルフロア (20-27F)
三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアは、三井ガーデンホテルズの神奈川県初進出となるホテルとして2023年5月16日に開業した。当ビルの高層階(20〜27階)を占めており、客室数は364室[29]。 ホテルのロビーがある20階には以下の施設も設けられている[30]。
この他、複数フロアにコインランドリーが設けられている。 オフィスフロア (4-18F)オフィスのロビーは2階に設けられている。以下、主な入居企業を記す。
低層部テナント (1-2F)詳細は公式サイト内「Shop & Restaurant」を参照。
アクセス公式サイト内「Access」も参照。
ギャラリー
参考情報脚注
外部リンク
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