毎日放送制作日曜夕方5時枠のアニメ
本項では、2008年4月6日から2017年4月2日まで、および2022年4月3日から毎日放送の制作により、TBS系列各局で毎週日曜17:00 - 17:30(JST)に放送されていた、もしくはされているアニメ枠『日5』(にちご)のアニメ作品一覧について記述する。 概要1993年7月3日から2008年3月29日までの間TBSテレビ系列各局で毎週土曜18時00分 - 18時30分に放送されていたアニメ枠(枠自体は『料理天国』の後継として1992年10月3日の開始[注釈 1]。途中断続的に特撮『ウルトラシリーズ』を放送したため、一時中断期が2回ある。通称:「土6」)が、TBS制作『報道特集NEXT』(『JNN報道特集』を改題・枠拡大・リニューアルして枠移動)と入れ替わる形で誕生した[1]。枠開始当初のキャッチフレーズは「ここがアニメの聖地となる」。 本枠の開始に先駆けて、千葉繁[注釈 2]とゆかな[注釈 3]がナレーションを担当し2002年以降の「土6」枠作品を回顧しながら『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の開始告知を兼ねた枠移動告知スポットが放送された。 当枠の略称を当初「日曜午後五」(にちようごごご)[1][2]と称していたが、やがてファンの間では自然発生的に「日5」と称されるようになり、当枠でアニメ作品が放送し続けるに伴いメディアの記事でも使われるなど半ば公称化していったが、この時点ではあくまでも通称に留まっている。 ひとまずの終了、その後の動き2016年12月20日に、2017年4月改編で土曜日の早朝に1時間のアニメ枠『アニメサタデー630』[3]を編成し、「日5」枠が2017年4月2日をもって終了することが発表された[4]。TBS系列の全国ネットで1時間のアニメ枠が設置されるのは、1982年10月 - 1983年3月まで設置されていた『サンデーアニメプレゼント』(前半枠「愛の戦士レインボーマン」、後半枠「超時空要塞マクロス」)以来、34年ぶり。 5年ぶりの復活2022年1月29日、『スーパーアニメイズム』枠で放送していた『からかい上手の高木さん3』の放送後、これまでの日5作品を振り返る(『僕のヒーローアカデミア(第1期)』は除く[注釈 5])“日5”復活トリビュートPVが流れ、日曜夕方5時のアニメ枠が復活し、同年10月より『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を放送することが発表された[7][注釈 6]。 2022年2月12日には、同年4月より『呪術廻戦』第1期を本枠にて再放送することも発表[9]。2022年2月23日放送の『呪術廻戦』京都姉妹校交流会編一挙放送SPでも放送後に前回同様のトリビュートPVが流れ、この回では最初に「「日5」復活」のテロップが表記され、最後に『呪術廻戦』の再放送予告が流れた。これにより、TBS系列の全日帯における全国ネットのアニメ枠が「アニメサタデー630」終了以来2年9か月ぶりに再開されることとなった。なお、『スーパーアニメイズム』枠も存続し、毎日放送の全国ネットのアニメ枠は2枠となった。また、この枠の「第2期」開始より、通称であった「日5」を正式な番組枠名とする[10][11]ことも同局のアニメ情報ページや番組EPGなどから明らかとなっている。 2023年10月からは日曜16時30分枠にTBS制作の全国ネットアニメ枠が新設、これにより「日5」とあわせて日曜夕方に1時間のアニメ枠が設定されることになった[12]。TBS系列の全日帯の全国ネットアニメが1時間連続で放送されるのは、『アニメサタデー630』が終了して以来、4年3か月ぶりのことである。[注釈 7] 2024年4月からは日曜23時30分枠のCBCテレビ制作の全国ネット番組枠がバラエティー番組から深夜アニメへ変更され、『アガルアニメ』枠が新設されたことにより、同日の全国ネットアニメ枠は3本へと拡大されることとなった。 特徴「土6」時代とは異なり、基本的に提供バックがなく[注釈 8]本編内で画面下に提供クレジットが表示されている[注釈 9]。 リアルタイムでの視聴を促進するべく、連動データ放送の内容充実や携帯待ち受け画像のプレゼントが盛んに行われている。 京まふ・アニメ コンテンツ エキスポ(2013年)・AnimeJapan(2014年以降)での毎日放送ブースでも、当枠の作品が「日5」として紹介されている。 第1期で「土6」時代では行われていた次番組[注釈 10]へのクロスプログラムは廃止されたが[注釈 11]、第2期で『所さんお届けモノです!』の日曜夕方時代と同様、本編終了後に後続の『Nスタ』(TBS制作)のクロスプログラムが挿入されている[注釈 12]。 2016年4月に『カミワザ・ワンダ』が開始するまでは、TBS系列では唯一の全国ネットアニメだった。 第2期より「日5」が正式な番組枠名となったことを受けて暫定的にロゴが用意されていたが、2022年10月期より7セグメントディスプレイの数字をモチーフにしたロゴを新たに制定。「スーパーアニメイズム」枠同様、約3秒間の短いジングルが放送開始前の冒頭に流れる。 2025年4月期より、『アニメイズム』『スーパーアニメイズムTURBO』と同様にジングルが主にローカル深夜アニメ枠で使用される「MBS ANIMATION」のジングルのロゴ部分を差し替えたものに変更された。また、同時に枠名ロゴも変更されている。 ネット局と放送時間
この他、『シャングリラ・フロンティア (1st season)』以降の作品は、BS日テレ(BS放送)の「アニメにむちゅ〜」枠にて遅れネットが行われている[注釈 14]。 番組一覧
脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク
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