神戸市外国語大学
神戸市外国語大学(こうべしがいこくごだいがく、英語: Kobe City University of Foreign Studies)は、兵庫県神戸市西区学園東町9丁目1番地に本部を置く日本の公立大学。1946年創立、1949年大学設置。大学の略称は神戸市外大、神戸外大、神外大など。 概観大学全体1946年に設立された神戸市立外事専門学校を起源とする単科(外国語学部)の公立大学。1949年に神戸市外国語大学として新制移行。1986年に六甲より神戸研究学園都市へ全学が移転。2007年4月に公立大学法人に移行し、公立大学法人神戸市外国語大学が設置者となった。2023年4月に神戸市立工業高等専門学校と同一法人化し、設置者は神戸市公立大学法人に名称変更した。外国語学部に昼間開講の英米学科・ロシア学科・中国学科・イスパニア学科・国際関係学科が、外国語学部第2部に夜間開講の英米学科が設置されている。広い国際的視野に立って活躍する人材の育成を教育方針に掲げており、少人数での語学教育が実践されている。また、語学のみにとどまらず、文化、政治、経済など幅広い分野で教育・研究がおこなわれている。学部学生数1,716人、第2部学生数384人、大学院学生数117人、計2,217人(2023年5月1日現在)[1]、教員数78人(2023年4月1日現在)[2]。なお、神戸市外国語大学は国内で唯一の公立外国語大学である。 沿革年表
教育および研究![]() 組織学部コース制度 (2021年度以降入学生)全学科2年次からコースに所属する。英米、ロシア、中国、イスパニアの各学科の学生は、語学文学コース、国際法政コース、経済経営コース、多文化共生コース、リベラルアーツコースの中から1つ選択する。国際関係学科の学生は、語学文学コースを除く前述の4つのコースから2つのコースを選択(主・副専攻)する。第2部英米学科の学生は、英語学・英語研究コース、英語圏文化文学コース、法経商コースから1つを選択する。また、グローバルコミュニケーションプログラム(通訳翻訳や模擬国連、コミュニケーション学に関する科目等から成る)は、一部科目にはTOEICスコア等の履修要件があるものの、要件を満たせば全学生が履修可能である。
コース制度 (2020年度以前入学生)英米、ロシア、中国、イスパニアの各学科の学生は3年次から、語学文学コース、法経商コース、総合文化コースのいずれかに所属する。ただし、例えば同時通訳やコミュニケーション学等を学べる国際コミュニケーションコースへの所属を希望する者は、1年次に選抜され、2年次からコースに所属する(第2部英米学科の学生は対象外)。国際関係学科にはコースがないが、国際コミュニケーションコースには所属できる。第2部英米学科の学生は、英語学・英語研究コース、英語圏文化文学コース、法経商コースのいずれかに所属する。 ![]()
大学院附属機関
大学関係者と組織大学関係者組織
大学関係者一覧→「Category:神戸市外国語大学出身の人物」も参照
教職員
OB・OG財界
研究者・学者
マスコミ
その他
学生生活学園祭
語劇祭各学科ごとの劇団が、それぞれの専攻している言語で劇を上演する。毎年12月(2012年は11月開催)に行われる外大の伝統行事となっている。内容は各国の既成の台本等によりコメディ、サスペンス、悲劇と多岐にわたり、外大生のみならず、一般の人も十分楽しめる劇となっている。また、開催にあたっては、教員も台本の選定や発音の指導等に協力し、大学をあげた行事となっており、参加した学生からは以後の語学力アップにつながったと言う声も多く、外大の語学教育の一翼を担っている。語劇祭の時期には学生たちがキャンパス内で発声練習や発音練習を熱心に行う姿が見られ、神戸市外大の風物詩となっている。 模擬国連神戸市外国語大学は積極的に大学主体で模擬国連活動を行っている。参加している大会は英語が主言語となっている。
対外関係交流協定校
学術協力協定単位互換制度学部UNITY(神戸研究学園都市大学交流推進協議会)また、大学コンソーシアムひょうご神戸に加盟しており、協定大学の間で単位互換授業を展開している。 大学院
アクセス脚注注釈
出典
関連項目外部リンク |
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