和歌山県立医科大学
和歌山県立医科大学(わかやまけんりついかだいがく、英語: Wakayama Medical University)は、和歌山県和歌山市紀三井寺811-1に本部を置く日本の公立大学。1945年創立、1948年大学設置。大学の略称は和医大。 沿革等年表
目標和歌山県立医科大学は、医学及び保健看護学に関する学術の中心として、基礎的、総合的な知識と高度で専門的な学術を教授研究し、豊かな人間性と高邁な倫理観に富む資質の高い人材の育成を図り、地域医療の充実などの県民の期待に応えることによって、地域の発展に貢献し、人類の健康福祉の向上に寄与する。 基本方針
校章校章の意匠は、和歌山県が生んだ医聖・華岡青洲が全身麻酔薬として用いた植物「まんだらげ(チョウセンアサガオ)」の花に「医」の文字をデザインしたものである。「まんだらげ」の花の絵は陶芸家富本憲吉氏の作で、元々は昭和38年に開催された医学総会のため描かれたものである。その後に「医」の文字を付加して、和歌山県立医科大学のマークとして永年親しまれてきた歴史を経て、昭和62年に正式に校章として認定された。 特徴教員の出身大学をみると、他大学の出身者が少ない傾向にある。 組織学部・学科
大学院
専攻科
付属機関
対外関係他大学との協定
事件・不祥事
同大学医局の教授だった男性が2002年から2005年にかけ、2つの民間病院から、正規の寄付金とは別枠で、計290万円の現金を受け取っていたことが判明した[1][2]。また、医局で勤務する秘書や研究補助員について、複数の腎臓透析関連病院が、2011年末まで給与を肩代わりし続けていたことも明らかになっている[3][4]。
同大学の清掃業務等の業者選定に際し、和歌山市内の清掃業者が、同大学の職員に対し、無断で県議の名前を持ち出す形で入札結果の見直しなどを迫った疑いが浮上し、大阪地検特捜部は2012年11月1日に、この県議の事務所などの家宅捜索を行ったが、関与した事実は全くなかった[5]。
和歌山県立医大は14日、付属病院内で部下にパワーハラスメントをしたなどとして、 付属病院臨床工学センターの男性技士長(35)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。 医大によると、技士長は同じ職場だった部下の男性(32)が請求した超過勤務手当を認めなかったり、1~2時間にわたり叱ったりした。男性は3月31日付で依願退職した。 技士長はほかにも、勤務時間中にアダルトサイトを見たり、超過勤務手当を不正受給したりしていた。 著名な卒業生
関連項目
交通アクセス脚注
外部リンク座標: 北緯34度11分22.9秒 東経135度10分54.5秒 / 北緯34.189694度 東経135.181806度 |
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