福島県道70号福島吾妻裏磐梯線
福島県道70号福島吾妻裏磐梯線(ふくしまけんどう70ごう ふくしまあづまうらばんだいせん)は、福島市本町から北塩原村の裏磐梯をつなぐ県道(主要地方道)である。 概要福島市から吾妻山を超え裏磐梯地域に至る路線であり、かつては一部区間が磐梯吾妻道路、第二磐梯吾妻道路という有料道路であったがどちらも2013年に無料開放された。福島市本町のあづま陸橋東交差点を起点とし、あづま陸橋でJR東北本線の線路を渡り、福島駅西口駅前を通り吾妻山へと向かい西進する。福島駅前の東西をつなぐ幹線道路として、また福島市西部地区の住宅街と福島市街地をつなぐ幹線道路として重要な道路となっている。市内吾妻地区に入るとフルーツラインと同様に扇状地に果樹園が多く立ち並ぶ。その後県道は吾妻山の山肌をつづら折りを繰り返しながら駆け上がり高湯温泉、そして浄土平擁する磐梯吾妻スカイラインの区間へと至る。土湯峠からは国道115号旧道区間であり、横向温泉や箕輪スキー場を経て国道115号土湯道路に至り、猪苗代町高森まで重複区間となる。高森で国道から分岐すると磐梯吾妻レークライン区間となり、中津川渓谷など豊な原生林の風景を抜けながら裏磐梯地域の国道459号へと至る。磐梯吾妻スカイラインから磐梯吾妻レークラインにかけての区間は国内有数の山岳観光道路として人気が高い。起点から福島駅西口入口までは片側2〜3車線、その他の区間は片側1車線で供用されている。 路線データ歴史路線状況秋元湖北側湖畔から小野川湖を結んでいる磐梯吾妻レークライン区間は、曲がりくねったワインディングロードで、道幅はそれほど広くはないが半径が小さいカーブは少なめで走りやすい[4]。冬季閉鎖される区間があり、11月下旬から4月下旬までの期間は通行止めとなる[4]。 通称
重用路線
冬期交通不能区間
道路施設
地理福島県会津地方の裏磐梯に位置するの秋元湖と小野川湖や、その北東側に位置する東吾妻山、吾妻小富士、浄土平と福島市街地を結んでいる。秋本湖の湖畔から秋本湖を望む場所は限られるが、この道が秋元湖の最も近い場所を通過している[4]。秋元湖と小野川湖の中間地点にある中津川渓谷は、橋の脇の駐車場があり渓谷美を臨む紅葉の名所になっている[4]。秋元湖の北西側の山の稜線に沿った道路から、秋元湖や磐梯山を遠望することができ、涼風峠で小野川湖を中心とした絶景を見ることができる[4]。 通過する自治体交差する道路![]() ![]()
沿線施設脚注
参考文献
関連項目 |
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