2000年代の映画(2000ねんだいのえいが)では、2000年(平成12年)から2009年(平成21年)までの映画分野の出来事(動向)について記述する。
出来事
2000年
世界
日本
- 1月
- 2月
- 3月
- 3月1日
- 3月9日 - 文化庁優秀映画大賞(「長編映画部門」「短編映画部門」)を制定。
- 3月11日 - 日劇プラザで封切られた『トイ・ストーリー2』が日本初のDLPプロジェクターによるデジタルシネマとして上映。
- 3月21日 - 田波靖男(脚本家・藤本賞審査委員)死去。
- 3月24日 - 松竹の経営再建3か年計画の一環で行われた希望退職募集に80名が応募。
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 東宝、東映も興行収入発表に切り換える。東宝は、作品的には『ホワイトアウト』から興行収入での発表に変更。映連主導により日本映画界全体の統一基準として、わかりやすさ、グローバル化を導入。
- 9月20日 - 徳間康快(徳間書店・大映社長、映画プロデューサー)死去。正四位追贈。
- 9月22日 - 第7回平壌国際映画祭に『十五才 学校IV』で特別招待された山田洋次監督が帰国報告会見。
- 9月27日 - 正月映画に予定されていた『チキン・チキン・ラン・ラン』の日本配給権が、公開予定していたUIPではなく韓国のCJエンターテイメントにあることが判明し、『チキン・チキン・ラン・ラン』は『チキンラン』に改名され、CJエンターテイメント、シネカノン、アミューズ・ピクチャーズの共同配給で2001年春に公開されると発表。
- 10月
- 10月5日 - 10月7日から公開予定だった『エクソシスト <ディレクターズ・カット版>』が観客に見せるクオリティに達していないとのウィリアム・フリードキン監督の意向で公開延期になる。ついに11月23日に封切られ正月シーズンまで続くロングランヒットとなる。
- 10月19日 - 映連が映画成績発表を興行収入に統一、配給収入での発表廃止を決定。
- 11月
- 12月
2001年
世界
日本
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 5月17日 - 福岡県警、無許可でDVDビデオを営業目的で上映した業者を著作権(上映権)侵害容疑で強制捜査。国内初のDVDビデオ関連の刑事事件。
- 5月23日 - 松竹、再建3カ年計画達成、引き続き「中期経営計画」を策定。
- 6月
- 東宝映像事業部、TOHOインターネットショップ開店。
- 6月21日 - 経産省、アニメーション産業研究会を発足、第1回会合を開催。
- 6月26日 - 映倫は再審要求が出ていたフランス映画『ロマンスX』(カトリーヌ・ブレイヤ監督)を配給するプレノンアッシュに対し、改めて性行為や出産シーンに修正を加えることを要求。
- 7月
- 8月
- 8月8日 - 全国フィルムコミッション連絡協議会設立[27]。
- 8月13日 - 『千と千尋の神隠し』、公開25日目で興収100億円突破。8月19日、公開31日目で観客動員数1000万人突破。
- 8月21日 - 西友、キネマ旬報社を傘下におさめる関係会社SSコミュニケーションズの株式を角川書店に売却。
- 9月
- 10月
- 11月
- 11月1日 - 東宝関西支社興行部、大阪梅田地区8劇場を対象とした、インターネットの映画総合サービスサイト「映画の花道」を開設。
- 11月7日 - 『千と千尋の神隠し』、公開111日目で観客動員数2000万人突破。11月11日、公開115日目の時点で『タイタニック』の興収記録を超え262億1014万円に到達、11月13日、日本新記録達成および海外配給の記者発表。
- 11月9日 - 東宝映像事業部、『ハンニバル』から東宝ビデオ作品のDVDレンタル開始。
- 12月
2002年
世界
日本
- 1月
- 2001年度全国映画館数2585館(うちシネコン1259スクリーン、前年比136スクリーン増)、入場人員1億6328万人(前年比120.6%)と15年ぶりに1億6000万人台を回復、興行収入2001億5400万円(前年比117.1%)と初の2000億円突破。
- 1月1日 - 東京、新宿武蔵野館・シネマカリテ1-3が「新宿武蔵野館1-4」と改称。
- 1月21日 - 松竹、年間4、5本を目標に映画製作を本格的に再開。
- 1月30日
- 2月
- 3月
- 3月1日
- 3月5日 - 映画照明技師・岡本健一死去[40]。
- 3月6日 - インターネットの普及に対応し、音楽・映像など情報の著作権を守る「著作権新条約」発効。
- 3月16日 - 大阪・三番街シネマ1リニューアル・オープン。
- 3月20日 - 2001年ビデオソフト売上でDVDが金額、数量とも初めてビデオカセットを上回る。
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 9月
- 10月
- 10月1日 - ぴあ総合研究所設立。
- 10月8日 - 東北新社、ジャスダック市場に上場。
- 10月12日 - ワーナー・マイカル(WM)、公開6-8週間前から購入可能な「早売チケット」を全国の直営シネコンで発売。
- 10月21日 - 大阪・ナビオ3館全面改装(分割、劇場名変更)のため休館(11月22日まで)。
- 10月25日 - 東宝映像事業部、黒澤明監督23作品「黒澤 DVD THE MASTERWORKS」発売。
- 10月30日 - 東宝映像事業部、「ゴジラと科学展」を日本科学未来館で開催(2003年2月11日まで)。
- 11月
- 11月1日
- 11月23日 - 大阪・ナビオTOHOプレックス新装開場。7スクリーン、2190席で関西の拠点である梅田地区最大のシネマコンプレックス誕生。
- 11月30日 - 東宝映画興行部、指定席の予約発券を行う、興行管理ぴあ連携システム稼動。
- 12月
- 12月1日 - 名古屋・名宝ビル閉鎖。開場以来67年の歴史に幕。名古屋宝塚、名宝スカラ座、名宝シネマ閉館。
- 12月3日 - ギャガがキネマ旬報社を買収。
- 12月4日 - 東宝創立70周年記念として、第1作『ゴジラ』のDVDを従業員および得意先に配布。12月18日、『東宝70年映画・演劇 テレビ・ビデオ作品リスト』を従業員および得意先に配布。
- 12月13日 - 「東宝創立70周年記念パーティー」を新高輪プリンスホテルで挙行。
- 12月26日 - 東宝映像事業部、「大ゴジラ展」を新宿高島屋で開催(2003年1月6日まで)。
- 12月28日 - 映画監督・蔵原惟繕死去。
2003年
世界
日本
- 1月
- 2月
- 2月6日 - 公正取引委員会が20世紀フォックス(極東)映画会社を独占禁止法違反、入場料金割引を行わないよう劇場側に不当に強制した疑いで立入検査[51]。
- 2月14日 - 劇場運営会社・松竹シネプラッツ設立。
- 2月25日 - 東宝・ ヴァージン共同記者会見で、東宝によるヴァージン・シネマズ・ジャパンの買収を発表。全国8サイト(81スクリーン)が新たに東宝興行網に加わる。
- 2月28日 - 松竹第一興行が解散。3月1日、松竹シネプラッツが業務を継承、直営8館は松竹興行部直営に所属変更。
- 3月
- 4月
- 4月1日
- 4月4日 - 東宝、ヴァージン・シネマズ・ジャパンの株式を総額103億円で取得。4月7日、ヴァージン・シネマズ・ジャパンを「TOHOシネマズ」と商号変更。以後ヴァージン・シネマズの劇場名を「TOHOシネマズ」に順次変更。
- 4月8日 - 脚本家・水木洋子死去。
- 4月23日 - 東宝映画製作『赤い月』(降旗康男監督)の中国ロケ、新型肺炎(SARS)の流行で延期決定。
- 4月25日
- ヴァージン・シネマズ六本木ヒルズ開場。
- 東宝映画興行部、東京銀座地区で同業他社(全26劇場)と連携で映画街の活性化、新規顧客開拓、リピーター獲得を目的とした「銀座・シネマポイントカード」実施。
- 4月30日 - 20世紀フォックス(極東)映画会社が「20世紀フォックス映画」と改称。
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 8月20日 - 『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』、邦画実写作品で『南極物語』(1983年公開)の記録を抜き、33日目で歴代興行収入第1位を記録。
- 8月31日 - 上野東宝劇場・上野宝塚劇場が再開発のため閉館。
- 9月
- 9月12日 - TOHOシネマズ川崎開場。TOHOシネマズに商号変更後の第1号シネコン(ヴァージン・シネマズから通算で10サイト目)オープン。
- 9月18日 - GAGA、日本初の配給会社による株主劇場招待券贈呈制度導入を決定。
- 9月25日 - 電通が、パイオニアの子会社、映像ソフト関係のパイオニアエル・ディー・シーとパイオニアエンタテインメントUSAの2社を買収。10月1日、社名をジェネオンエンタテインメントと変更。
- 9月27日 - 『S.W.A.T.』(クラーク・ジョンソン監督)の公開で、一部上映劇場を除き中学1年生の入場を無料とする「中1“映画館デビュー”応援キャンペーン」を実施。
- 9月30日 - 東京・新宿武蔵野館1閉館。新宿武蔵野館2 - 4を「新宿武蔵野館1 - 3」と改称。
- 10月
- 10月1日 - アミューズピクチャーズは、東芝の完全子会社となり、「東芝エンタテインメント」と改称。
- 10月2日 - TOHO (ヴァージン)シネマズ、一部劇場で日本初の赤ちゃん連れ歓迎の「ママズクラブシアター」を実施。
- 10月8日 - 公正取引委員会、20世紀フォックス映画に独占禁止法違反で排除勧告。10月10日、20世紀フォックス映画は割引料金の拘束、入場料金設定への介入の事実はないとの見解を発表。
- 10月22日 - ぴあ、携帯電話での電子チケット購入、入場サービスを開始。
- 11月
- 12月
2004年
世界
日本
- 1月
- 1月1日 - 映画、アニメなどの著作権保護期間を20年延長し、欧米諸国と同じ公表後70年とする改正著作権法施行。
- 1月9日
- 1月16日 - 大阪・堺東宝、堺シネマ1・2閉館。
- 1月22日 - 東急レクリエーション、毎月22日を"ふーふの日&カップルデイ"とし、男女2人で2000円の入場料金割引を実施。
- 2月
- 2月1日 - 大阪難波・東宝南街会館閉鎖。「さよなら南街ラストショー」をもって開場以来50年の歴史に幕[60]。映画劇場の南街シネプレックスは新ビル竣工まで休館。
- 2月28日 - 日劇1-3をはじめ東京・有楽町マリオン映画館6館が、全席指定定員入替制(初回のみ自由席)実施(松竹直営3館は3月6日から)。
- 3月
- 4月
- 4月1日 - 角川HD、グループ内映像事業を1社に集約するため、角川大映映画をはじめ関係する子会社を合併、角川映画を新発足。黒井和男が社長就任。
- 4月10日 - 東宝映像事業部(東宝ビデオ)がDVDレンタルに本格参入。
- 4月13日 - 漫画家、映画などの製作者、弁護士が連携し、コンテンツ産業の海外展開を支援するエンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク設立。
- 4月15日 - 松竹ニューセレクト設立。4月26日、神奈川横浜・マイカル松竹シネマズ本牧の営業権取得。4月30日、「MOVIX本牧」と改称し、新装開場。6月30日、マイカル松竹解散。
- 4月27日 - 角川HD、ハリウッド大手製作スタジオのドリームワークスと提携を発表(110億円出資、35を越す作品の日本配給権獲得)。
- 5月
- 6月
- 6月2日 - 熊本・TOHOシネマズ光の森開場。TOHOシネマズ発足以降グループ系列興行会社では初となる、インターネットチケット販売「vit」、観客サービス「シネマイレージ」、クレジットカード決済、成績集計システムなどヴァージン・シネマズのノウハウを本格導入。以後、グループ興行会社のシネコンにも導入。
- 6月
- 6月7日 - 東映、サミーが両グループのシネコン事業の提携および新会社シーズ・シネマズ設立を発表。
- 6月15日 - 経産省が「デジタルシネマ推進フォーラム」立ち上げ。
- 6月22日 - キャメラマン・篠田昇死去。
- 7月
- 7月1日 - 映連、全興連、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)、外国映画輸入配給協会(外配協)4団体による「映画館へ行こう!」実行委員会が[65]、実施期間1年の予定で「夫婦50割引」(夫婦どちらかが50歳以上で同一作品鑑賞の場合、入場料金2人で2000円) キャンペーン開始。
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
2005年
世界
日本
- 1月
- 2004年度全国映画館数2825館(うちシネコン1766スクリーン、前年比144スクリーン増)、入場人員1億7000万人(前年比104.8%)と21年ぶりに1億7000万人台を回復、興行収入2109億1400万円(前年比103.8%)と歴代最高を更新[72]。
- 1月1日 - 演劇などへの13歳未満の子役の出演可能時間が現行の20時までから21時までに延長。
- 1月8日 - 映画評論家・小森和子死去。
- 1月9日 - 松竹、新潟県中越地震の被災地小千谷市で『男はつらいよ』の無料上映会を2日間開催。
- 1月10日 - 『ハウルの動く城』などを違法コピーした海賊版DVDを販売の露天商、著作権法違反で逮捕。
- 1月13日 - キャメラマン岡崎宏三死去[73]。
- 2月
- 3月
- 4月
- 4月1日 - 日本映画海外普及協会(ユニジャパン・フィルム)が東京国際映像文化振興会を統合し、「日本映像国際振興協会(新・ユニジャパン)」設立。
- 4月4日 - USENが日活買収検討を発表。8月15日、日活労組の反対にあい、計画を撤回。
- 4月9日
- 5月
- 6月
- 7月
- 7月1日 - 「映画館へ行こう!」実行委員会、実施期間1年の予定で映画館の割引入場料金「高校生友情プライス」(高校生3人以上で同一作品鑑賞の場合、入場料金1人1000円)キャンペーン開始。前年導入の“夫婦50割引”は好評につき継続。
- 7月9日
- 7月22日 - 東宝映像事業部、成瀬巳喜男監督生誕100年記念のDVD-BOX『成瀬巳喜男 THE MASTERWORKS 1』を、8月26日には『成瀬巳喜男 THE MASTERWORKS 2』を発売。
- 7月24日 - 豊田利晃監督が覚醒剤取締法違反(所持)で現行犯逮捕される。豊田監督の映画『空中庭園』は公開延期、または、お蔵入りの可能性もあったが、公開を望む声に応えて10月に公開された。
- 7月27日 - 日本ヘラルド映画、ジャスダックの上場廃止。
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
2006年
世界
日本
- 1月
- 2月
- 2月8日 - 作曲家・伊福部昭死去。
- 2月24日 - 名鉄東宝1・2閉館。39年の歴史を有する中部地区ナンバーワン劇場が閉館。11日より8作品上映の「さよなら名鉄東宝 ファイナルシネマ」を開催。
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
2007年
世界
- 3月6日 - 米国映画協会2006年の全世界映画興行収入が258億2000万ドル(前年比11%増)を突破し、過去最高を記録したと発表。
- 3月12日 - 東宝会長・松岡功、米・ラスベガスで開催された「ショーウエスト2007」(全世界映画興行者の祭典)で日本興行界での功績が高く評価され、史上2人目のInternational Lifetime Achievement Award(生涯功労賞に相当)受賞。
- 5月27日 - 第60回カンヌ国際映画祭で『殯の森()』(河瀨直美監督)がグランプリ(審査員特別賞)受賞。
- 8月28日 - 米俳優・歌手のナンシー梅木死去。
- 11月5日 - アメリカ脚本家組合がストライキに入り、映画・テレビ界に大きな影響を及ぼした[要追加記述]。2008年2月12日に正式に終了した。
日本
- 1月
- 2006年度全国映画館数3062(うちシネコン2230スクリーン、前年比136増)[72]。36年ぶりにスクリーン数3000を回復、入場人員1億6458万人(前年比102.6%)、興行収入2029億3400万円(前年比102.4%)[72]。邦画・洋画の市場構成比が21年ぶりに逆転し、邦画が優位に、また、33年ぶりに邦画の製作本数が400本を突破する。
- 東宝、平成18年度(1-12月)の映画営業部門の年間興収587億7700万円で歴代新記録達成。TOHOシネマズの興行収入294億9500万円(直営270スクリーン)、東宝グループ興行会社合計(502スクリーン) 452億700万円。
- 1月20日 - TOHOシネマズが創立10周年行事として、『不都合な真実』(デイビス・グッゲンハイム監督)をグリーン電力で上映。
- 2月
- 2月6日 - 情報プレス代表・竹入栄二郎死去。
- 2月8日 - 東京・新宿スカラ座1・2・3閉館。
- 2月9日 - ティ・ジョイ(東映)とTOHOシネマズの共同経営劇場、新宿バルト9が都内ターミナル地区では初のシネコンとして新宿三丁目に開場。
- 2月22日
- 2月28日 - 三和興行を東宝の完全子会社とする株式交換実施。
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 8月1日
- 映連会員4社の製作配給作品を網羅したオフィシャルデータベース公開。
- 松竹、神奈川メディアセンターを完全子会社化し、「松竹デジタルセンター」と改称。
- 8月9日 - 東京世田谷区・東宝スタジオ、オフィス・センターが竣工し、メインゲート(正門)も完成。北側壁に高さ13mの『七人の侍』の巨大壁画、オフィスセンター前に2mのゴジラのブロンズ像が登場。
- 8月29日 - チャップリン9作品格安DVD販売の著作権をめぐる裁判で、東京地裁がDVD製造2社に販売中止と損害賠償の支払いを命じる。
- 8月30日 - 映画の盗撮の防止に関する法律施行。
- 9月
- 9月1日 - パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパンが「パラマウント・ジャパン」(PAR)と改称。
- 9月8日 - 『HERO』(鈴木雅之監督)公開、大ヒット[103]。
- 9月14日 - TOHOシネマズがヴァージン・シネマズから数えて創立10周年を記念し、毎月14日 (トウ・フォー)を「TOHO CINEMAS DAY」 として入場料金1000円の割引イベント実施。
- 9月24日 - 大阪・三番街シネマ1・2・3閉館、32年5か月の歴史で上映作品1385本、入場人員2407万1000人、興行収入323億4200万円。
- 10月
- 11月
- 12月
2008年
世界
日本
- 1月
- 2007年度全国映画館数3221スクリーン(うちシネコン2454スクリーン、前年比159スクリーン増、シェア76%で全体の4分の3以上)、入場者数1億6319万人(前年比99.2%)、興行収入1984億4300万円(前年比97.8%)[72]。
- 東宝、平成19年度(1 - 12月)の映画営業部門の年間興収595億1000万円で歴代記録更新、4年連続500億円突破を達成。TOHOシネマズの興収311億800万円(直営313スクリーン)、東宝グループ興行会社計(536スクリーン)463億9000万円。
- 1月1日 - パラマウント映画配給部門が国内配給業務を開始。
- 2月1日 - スタジオジブリ社長に星野康二が就任。鈴木敏夫はプロデューサーに専念。
- 2月3日 - ワーナー・マイカル・シネマズ東岸和田閉館。WMのシネコン2号店、かつ、関西初として業界に旋風起こした15年の歴史に幕[注 11]。
- 2月13日 - 映画監督・市川崑死去。3月29日、東宝スタジオ第9スタジオで「市川崑監督・お別れの会」開催。
- 3月26日 - 大阪堺市・TOHOシネマズ鳳開場[110][注 12]。
- 4月1日 - 日本映画新社が保有する映像ライブラリー資産を東宝に譲渡。管理・貸出・販売業務は東宝ステラに委託。
- 11月21日 - 発行部数の落込みのため、映画雑誌『ロードショー』(1972年創刊)が休刊[111]。
2009年
最高興行収入映画
2000年代の最高興行収入上位50位には2008年と2007年の映画がそれぞれ8本入っている。次いで2009年、2005年、2004年の映画が6本である。
世界最高興行収入映画の一覧
順位
|
作品名
|
スタジオ
|
世界興行収入
|
公開年
|
出典
|
1
|
アバター
|
20世紀フォックス
|
$2,713,395,000
|
2009
|
[# 1]
|
2
|
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
|
ニュー・ライン・シネマ
|
$1,119,110,941
|
2003
|
[# 2]
|
3
|
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
|
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
|
$1,066,179,725
|
2006
|
[# 3]
|
4
|
ダークナイト
|
ワーナー・ブラザース
|
$1,001,921,825
|
2008
|
[# 4]
|
5
|
ハリー・ポッターと賢者の石
|
ワーナー・ブラザース
|
$974,733,550
|
2001
|
[# 5]
|
6
|
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
|
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
|
$960,996,492
|
2007
|
[# 6]
|
7
|
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
|
ワーナー・ブラザース
|
$938,212,738
|
2007
|
[# 7]
|
8
|
ハリー・ポッターと謎のプリンス
|
ワーナー・ブラザース
|
$929,359,401
|
2009
|
[# 8]
|
9
|
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
|
ニュー・ライン・シネマ
|
$925,282,504
|
2002
|
[# 9]
|
10
|
シュレック2
|
ドリームワークス・アニメーション
|
$919,838,758
|
2004
|
[# 10]
|
11
|
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
|
ワーナー・ブラザース
|
$895,921,036
|
2005
|
[# 11]
|
12
|
スパイダーマン3
|
ソニー・ピクチャーズ/コロンビア
|
$890,871,626
|
2007
|
[# 12]
|
13
|
アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの
|
20世紀フォックス/ブルースカイ
|
$887,566,024
|
2009
|
[# 13]
|
14
|
ハリー・ポッターと秘密の部屋
|
ワーナー・ブラザース
|
$878,643,482
|
2002
|
[# 14]
|
15
|
ロード・オブ・ザ・リング
|
ニュー・ライン・シネマ
|
$870,761,744
|
2001
|
[# 15]
|
16
|
ファインディング・ニモ
|
ディズニー/ピクサー
|
$864,625,978
|
2003
|
[# 16]
|
17
|
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
|
20世紀フォックス
|
$848,754,768
|
2005
|
[# 17]
|
18
|
トランスフォーマー/リベンジ
|
ドリームワークス/パラマウント映画
|
$834,969,807
|
2009
|
[# 18]
|
19
|
スパイダーマン
|
コロンビア映画
|
$821,708,551
|
2002
|
[# 19]
|
20
|
シュレック3
|
ドリームワークス・アニメーション
|
$798,958,162
|
2007
|
[# 20]
|
21
|
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
|
ワーナー・ブラザース
|
$795,634,069
|
2004
|
[# 21]
|
22
|
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
|
パラマウント映画
|
$786,636,033
|
2008
|
[# 22]
|
23
|
スパイダーマン2
|
ソニー・ピクチャーズ
|
$783,766,341
|
2004
|
[# 23]
|
24
|
ダ・ヴィンチ・コード
|
コロンビア
|
$758,239,851
|
2006
|
[# 24]
|
25
|
ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女
|
ウォルデン・メディア/ディズニー
|
$745,011,272
|
2005
|
[# 25]
|
26
|
マトリックス リローデッド
|
ワーナー・ブラザース
|
$742,128,461
|
2003
|
[# 26]
|
27
|
2012
|
ソニー・ピクチャーズ/コロンビア
|
$736,257,842
|
2009
|
[# 27]
|
28
|
トランスフォーマー
|
ドリームワークス/パラマウント映画
|
$709,709,780
|
2007
|
[# 28]
|
29
|
カールじいさんの空飛ぶ家
|
ディズニー/ピクサー
|
$683,004,164
|
2009
|
[# 29]
|
30
|
ニュームーン/トワイライト・サーガ
|
サミット・エンターテインメント
|
$669,259,961
|
2009
|
[# 30]
|
31
|
アイス・エイジ2
|
20世紀フォックス/ブルースカイ
|
$655,388,158
|
2006
|
[# 31]
|
32
|
パイレーツ・オブ・カリビアン
|
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
|
$654,264,015
|
2003
|
[# 32]
|
33
|
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
|
20世紀フォックス
|
$649,398,328
|
2002
|
[# 33]
|
34
|
カンフー・パンダ
|
ドリームワークス・アニメーション
|
$631,744,560
|
2008
|
[# 34]
|
35
|
Mr.インクレディブル
|
ディズニー/ピクサー
|
$631,442,092
|
2004
|
[# 35]
|
36
|
ハンコック
|
コロンビア映画
|
$624,386,746
|
2008
|
[# 36]
|
37
|
レミーのおいしいレストラン
|
ディズニー/ピクサー
|
$623,707,397
|
2007
|
[# 37]
|
38
|
パッション
|
アイコン・プロダクションズ
|
$611,899,420
|
2004
|
[# 38]
|
39
|
マンマ・ミーア!
|
ユニバーサル・ピクチャーズ
|
$609,841,637
|
2008
|
[# 39]
|
40
|
マダガスカル2
|
ドリームワークス・アニメーション
|
$603,900,344
|
2008
|
[# 40]
|
41
|
007 カジノ・ロワイヤル
|
ソニー/MGM/コロンビア
|
$594,239,066
|
2006
|
[# 41]
|
42
|
宇宙戦争
|
ドリームワークス/パラマウント
|
$591,745,540
|
2005
|
[# 42]
|
43
|
007 慰めの報酬
|
MGM/コロンビア
|
$586,090,727
|
2008
|
[# 43]
|
44
|
アイ・アム・レジェンド
|
ワーナー・ブラザース
|
$585,349,010
|
2007
|
[# 44]
|
45
|
アイアンマン
|
パラマウント
|
$585,133,287
|
2008
|
[# 45]
|
46
|
ナイト ミュージアム
|
20世紀フォックス
|
$574,480,450
|
2006
|
[# 46]
|
47
|
キング・コング
|
ユニバーサル
|
$550,517,357
|
2005
|
[# 47]
|
48
|
ミッション:インポッシブル2
|
パラマウント
|
$546,388,105
|
2000
|
[# 48]
|
49
|
デイ・アフター・トゥモロー
|
20世紀フォックス
|
$544,272,402
|
2004
|
[# 49]
|
50
|
マダガスカル
|
ドリームワークス
|
$532,680,671
|
2005
|
[# 50]
|
各年の最高興行収入映画
公開年
|
作品名
|
スタジオ
|
世界興行収入
|
出典
|
2000
|
ミッション:インポッシブル2
|
パラマウント
|
$546,388,105
|
[# 48]
|
2001
|
ハリー・ポッターと賢者の石
|
ワーナー・ブラザース
|
$974,733,550
|
[# 5]
|
2002
|
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
|
ニュー・ライン・シネマ
|
$925,282,504
|
[# 9]
|
2003
|
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
|
ニュー・ライン・シネマ
|
$1,119,110,941
|
[# 2]
|
2004
|
シュレック2
|
ドリームワークス
|
$919,838,758
|
[# 10]
|
2005
|
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
|
ワーナー・ブラザース
|
$895,921,036
|
[# 11]
|
2006
|
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
|
ディズニー
|
$1,066,179,725
|
[# 3]
|
2007
|
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
|
ディズニー
|
$960,996,492
|
[# 6]
|
2008
|
ダークナイト
|
ワーナー・ブラザース
|
$1,001,842,429
|
[# 4]
|
2009
|
アバター
|
20世紀フォックス
|
$2,713,395,000
|
[# 1]
|
映画祭・賞
アカデミー賞
脚注
- 注釈
- ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、「11月8日」になっている。
- ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、「12月8日」になっている。
- ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、3月ではなく4月2日になっている。
- ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、「4月30日閉館」ではなく、「5月1日再開発のため休館」となっている。
- ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、「3月24日」となっている。
- ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、「1月10日」になっている。
- ^ 〔引用者註〕閉館の日付について、「2月13日」とするネット上の記事も存在するが、「1月31日」が正しいと思われる。
- ^ 〔引用者註〕社史『東宝75年のあゆみ』ではオープンが「4月20日」となっているが、TOHOシネマズのホームページに記載されている「4月19日」を採用した。
- ^ 〔引用者註〕社史『東宝75年のあゆみ』では新しい映画館名が「錦糸町シネマズ楽天地」となっているが、単なる誤植と考え語順を変更した。
- ^ 〔引用者註〕東宝の社史では「11月6日」開場となっている。
- ^ 〔引用者註〕東宝の社史では「2月23日」となっている。
- ^ 〔引用者註〕東宝の社史では「3月31日」開場となっている。
- 出来事
- 最高興行収入映画
関連項目
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1880年代 | |
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1890年代 | |
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1900年代 | |
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10年代 | |
---|
20年代 | |
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30年代 | |
---|
40年代 | |
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50年代 | |
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60年代 | |
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70年代 | |
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80年代 | |
---|
90年代 | |
---|
2000年代 | |
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10年代 | |
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20年代 | |
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