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2015年の相撲(2015ねんのすもう)では、相撲について2015年(平成27年)の出来事を述べる。
2014年-2015年-2016年
できごと
1月
- 9日 - 【大相撲】立田川親方(元幕内・光法)が、年寄「西岩」に名跡した[1]。
- 13日 - 【大相撲】1月場所3日目が、東京場所の3日目としては18年ぶりの満員御礼となった[2]。
- 16日 - 【大相撲】元小結・豊真将が現役を引退し、年寄「立田川」を襲名した[3]。
- 18日 - 【大相撲】横綱白鵬が安美錦に勝ち史上4人目の横綱通算600勝を達成(在位45場所目での達成は史上最速)[4]
- 20日 - 【大相撲】幕内千代鳳が対戦相手の常幸龍の休場により不戦勝となった。千代鳳はこの場所の2日目から休場(2日目は不戦敗)したあとの再出場であり、幕内では54年ぶりとなる、不戦敗後の不戦勝となった[5]
- 23日 - 【大相撲】1月場所13日目横綱鶴竜が横綱日馬富士を破り、横綱白鵬が大関稀勢の里を下した為、白鵬の5場所連続33回目の優勝が決定、1971年1月場所以来横綱大鵬が持っていた32回の最多優勝回数記録を44年ぶりに更新[6][7]。
- 25日 - 【大相撲】13日目に優勝を決めていた横綱白鵬が11度目の全勝優勝を達成。史上初めて年間6場所全てでの全勝優勝を達成[8]。また、白鵬が千秋楽に獲得した懸賞が61本で、1番に懸けられた懸賞の史上最多記録を更新[9]
- 29日 - 【大相撲】日本相撲協会理事会が東洋大学4年の大道久司(出羽海部屋)の幕下10枚目格付出での入門を承認[10]
- 31日 - 【大相撲】元小結若荒雄(不知火親方)の断髪式が国技館で行われた[11]
2月
3月
- 5日 - 【大相撲】理事会にて新弟子検査の体格基準の引き下げが決まり、3月場所前の検査を受検する中卒見込みの受検者に限り体重の基準が「67kg以上」から「65kg以上」となった[14]
- 8日 - 【大相撲】横綱鶴竜が左肩腱板損傷のため初日から休場[15]。この影響により既に決まっていた2日目の取組は割り返しが行われ[16]、中入り後の全21番中9番が変更となった[14]
- 9日 - 【大相撲】十両若の里が史上6人目の通算900勝を達成[17]
- 12日 - 【大相撲】横綱白鵬が史上7人目の通算900勝を達成[18]
- 14日 - 【大相撲】新関脇照ノ富士が75年ぶりとなる新関脇の初日から7連勝を達成[19]
- 20日 - 【大相撲】横綱白鵬が関脇照ノ富士に破れ、2014年11月場所7日目から続いた連勝が36で止まる[20]
- 21日 - 【大相撲】幕内逸ノ城と関脇照ノ富士の取組が1月場所に続く2場所連続の水入りとなる。日本相撲協会には同一力士同士による2場所連続水入りの記録は今までに無いという[21]
- 22日 - 【大相撲】横綱白鵬が自身の史上最多記録を更新する34回目の幕内最高優勝を達成。大鵬以来史上2人目となる2度目の6連覇も達成[22]
4月
- 25日・26日 - 【大相撲】「ニコニコ超会議2015」で、巡業「大相撲超会議場所」開催。トーナメントの他に、MAD動画を再現した「リアルSUMOU」や、OB戦(高見盛、若荒雄、雅山、琴欧洲)が話題を呼んだ。
- 27日 - 【大相撲】この日発表の5月場所番付から佐渡ヶ嶽部屋の序ノ口・琴安倍(日本国籍)が出身地登録を静岡県からインドネシアに変更。番付に初めて同国出身の力士が記載された[23]
5月
- 7日 - 【大相撲】横綱鶴竜が5月場所の全休を発表。2場所連続の全休となる[24]
- 14日 - 【大相撲】5月場所5日目で幕内旭天鵬の通算出場回数が1445回となり、魁皇の持つ史上最多記録(1444回)を更新[25]
- 18日
- 【大相撲】幕内玉鷲が横綱日馬富士から初金星を獲得。30歳6ヶ月での初金星は外国出身者としては最高齢[26]
- 【大相撲】5月場所9日目で横綱白鵬の勝ち越しが決定。北の湖に並ぶ史上最長の50場所連続勝ち越しとなる[27]
- 24日 - 【大相撲】5月場所千秋楽で関脇照ノ富士の初優勝が決定。所要25場所・幕内在位8場所での初優勝は、年6場所制以降ではともに3番目のスピード記録。また平成生まれの力士が本場所の幕内最高優勝を果たすのは初めて[28]
- 27日 - 【大相撲】日本相撲協会の理事会と番付編成会議で関脇照ノ富士の大関昇進が決定[29]。平成生まれの力士が大関に昇進したのは今回が初めてとなった[30]。
- 5月28日 - 【大相撲】日本相撲協会の理事会で、三段目付出制度の新設が承認された[31]
- 31日 - 【大相撲】九重親方(元横綱 千代の富士)が両国国技館で史上10人目の還暦土俵入りを披露[32]
6月
7月
- 13日 - 【大相撲】横綱日馬富士が、右肘外側側副靱帯損傷のため7月場所2日目から途中休場[33]
- 18日 - 【大相撲】幕内旭天鵬が通算938敗となり、寺尾の持つ通算最多黒星記録に並んだ[34]
- 19日 - 【大相撲】横綱白鵬の勝ち越しがこの日に決定し、史上単独1位となる幕内で51場所連続の勝ち越しを達成[35]
- 26日 - 【大相撲】横綱白鵬が自身の史上最多記録を更新する2場所ぶり35回目の幕内最高優勝を達成[36]
- 27日
8月
9月
- 2日 - 【大相撲】 7月場所中に付け人に暴力行為を働きケガをさせたとして、宮城野部屋付きの熊ヶ谷親方(元十両・金親)が警視庁に傷害容疑で逮捕された。[41][42]。
- 3日 - 【大相撲】元関脇の若の里が現役を引退し、年寄「西岩」を襲名した[43]。
- 11日 - 【大相撲】横綱日馬富士が右変形性肘関節症及び右肘内側側副靱帯損傷で9月場所を休場することが決定[44]
- 13日 - 【大相撲】小結隠岐の海がこの日の取組に勝って懸賞50本を獲得し、関脇以下の力士が獲得した懸賞本数の史上最多記録となる[45]
- 15日 - 【大相撲】横綱白鵬が9月場所3日目から左大腿四頭筋腱炎のため途中休場。昭和以降ともに歴代1位となっていた連続2桁勝利記録や横綱としての連続出場記録などいくつかの記録が止まる[46]
- 27日
- 【大相撲】9月場所はこの日に千秋楽を迎えて、15日間満員札止めを達成。1996年9月場所以来19年ぶりの快挙となる[47][48]
- 【大相撲】幕内の優勝争いは横綱鶴竜と大関照ノ富士による優勝決定戦までもつれ、鶴竜が9場所ぶり2回目の幕内最高優勝を達成[49]
10月
11月
12月
- 18日
- 【大相撲】 日本相撲協会の理事会が行われ、第13代理事長に事業部長・理事長代行を務める八角信芳が就任することが決定した[62][63]。しかし任期わずか3か月での理事長就任に一部で疑問の声が上がっている[64]。また巡業部長の尾車浩一が八角の後任として事業部長を兼務することとなった[65]。→11月20日の出来事参照
- 【大相撲】日本相撲協会理事会が日本大学職員の坂元元規(追手風部屋)の幕下15枚目格付出での入門を承認[66]
- 22日 - 【大相撲】11月20日に逝去した日本相撲協会前理事長で元横綱の北の湖敏満の協会葬が両国国技館で営まれた。新理事長の八角信芳が葬儀委員長を務め、横綱・白鵬をはじめ現役力士や親方、親交のあった各界著名人など合わせて約2500人が参列した。協会葬として営まれるのは2005年に逝去した元大関貴ノ花の二子山親方以来10年ぶり23度目[67]。→11月20日・12月18日の出来事参照
- 24日 - 【大相撲】日本相撲協会が平成28年1月場所の番付を発表。[68]
- 28日 - 【大相撲】横綱白鵬が、自身の持つ歴代単独最多の幕内優勝記録がギネス世界記録に認定されたことを発表した[69]。
大相撲
本場所
一月場所(初場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の2015年(平成27年)1月11日(日)から千秋楽の1月25日(日)までの15日間開催された。番付発表は2014年(平成26年)12月24日。
三月場所(春場所、大阪場所)
大阪府立体育会館(大阪府)を会場に、初日の2015年(平成27年)3月8日(日)から千秋楽の3月22日(日)までの15日間開催された。番付発表は2月23日。
五月場所(夏場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の2015年(平成27年)5月10日(日)から千秋楽の5月24日(日)までの15日間開催された。番付発表は4月27日。
七月場所(名古屋場所)
愛知県体育館(愛知県)を会場に、初日の2015年(平成27年)7月12日(日)から千秋楽の7月26日(日)までの15日間開催された。番付発表は6月29日。
九月場所(秋場所)
両国国技館(東京都)を会場に、初日の2015年(平成27年)9月13日(日)から千秋楽の9月27日(日)までの15日間開催された。番付発表は8月31日。
十一月場所(九州場所)
福岡国際センター(福岡県)を会場に、初日の2015年(平成27年)11月8日(日)から千秋楽の11月22日(日)までの15日間開催された。番付発表は10月26日。
タイトル |
人物 (所属部屋 出身地) - 成績
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幕内最高優勝 |
日馬富士公平(伊勢ヶ濱部屋 モンゴル・ゴビアルタイ出身)(12場所ぶり7回目) - 13勝2敗
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三賞 |
殊勲賞 |
該当者なし
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敢闘賞 |
勢翔太(伊勢ノ海部屋 大阪府交野市出身)(2場所連続4回目) - 12勝3敗 松鳳山裕也(二所ノ関部屋 福岡県築上郡築上町出身)(13場所ぶり3回目) - 12勝3敗
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技能賞 |
嘉風雅継(尾車部屋 大分県佐伯市出身)(2場所連続2回目) - 8勝7敗
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十両優勝 |
正代直也(時津風部屋 熊本県宇土市出身) - 13勝2敗
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幕下優勝 |
芝匠(木瀬部屋 東京都町田市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
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三段目優勝 |
霧馬山鐵雄(陸奥部屋 モンゴル・ドルノトゥ出身) - 7戦全勝
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序二段優勝 |
羽黒豊隆志(立浪部屋 茨城県常総市出身) - 7戦全勝
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序ノ口優勝 |
琴隼禎晃(佐渡ヶ嶽部屋 福岡県大川市出身) - 6勝1敗 ※優勝決定戦勝利
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トーナメント大会
巡業
春巡業
北陸新幹線開業記念巡業
5月場所後に日本国内で巡業が行われるのは1981年6月16日(神奈川県横須賀市)以来、34年ぶりである。[77]
夏巡業
秋巡業
冬巡業
昇進
新弟子検査合格者
- 四股名が太字の者は現役力士。最高位は引退力士のみ記載。
引退
断髪式
受賞
アマチュア相撲
国際大会
国内大会
その他
死去
脚注
注釈
出典
外部リンク