FC東京U-18の活動場所であるFC東京小平グランド およびクラブハウス
本項では、日本プロサッカーリーグ (Jリーグ)に加盟するFC東京 が運営する、下部組織(ユースチーム)について述べる。
概要
FC東京はユースチームとしてU-18、ジュニアユースとしてU-15深川、U-15むさしを保有。サッカーの普及、サッカー選手の育成、個人能力の向上、社会的態度を育むことを目的としている。
1985年 、FC東京の前身、東京ガスのサッカースクールが開校。同スクールでは奥寺康彦 やカルバリオ もコーチを務めていた[ 1] 。
1999年 、東京ガスフットボールクラブジュニア・ジュニアユース(1993年 4月創立[ 2] 。当時の名称は「東京ペレFC」[ 3] 。)・ユース(1996年 4月創立[ 2] )を母体として「FC東京U-18」及び「FC東京U-15」が発足。
2004年 に「FC東京U-15むさし」が発足し[ 2] 、U-15はU-15深川、U-15むさしの2チーム体制に移行。U-15深川は東京都東部、U-15むさしは西部[ 注 1] の中学生を主に受け入れている(選手募集要項には「自宅から練習場所まで90分以内で通えることを原則とする」と記載されている)。
2016年 、FC東京U-23創設。これを契機に、U-18の選手をU-23で、U-15の選手をU-18で起用する飛び級を多用することとなり、6-3-3の学校制度 に則った編成から実力に応じた編成への移行が進んだ[ 5] [ 6] 。
ジュニアチームは持っていないが(ジュニアチームの一員として直接指導するよりも、地域の指導者との連携を深め共に向上することで、より多くの有望選手を輩出しようという狙いがある[ 7] 。)、幼稚園生から中学生年代を対象に、都内各地でサッカースクールを開催しており、指導・普及に当たっている。その中でも「アドバンスクラス」では、U-12フェスティバル に参加するなど[ 注 2] 、選抜チームに近い活動形態をとっている。2016年発表の「2020VISION」では、スクール数30校スクール生5000人を目標に掲げた。
選手育成コンセプトとして、2011年 にトップチームのスローガンとしても用いられた「TOKYO SPIRIT」(S peed/スピード、P ersonality/人間性、I nsight/洞察力・判断力、R ace/競争、I ndependence/自立、T ecnique/テクニック)を掲げている[ 9] 。
2010年、2017年、2023年、2024年に最優秀育成クラブ賞 を受賞した。
組織別概要
FC東京U-18
各学年12人、36人(U-15からの昇格数により前後する)が所属する。
2001年(尾亦弘友希 ・馬場憂太 世代)に、三大タイトル全てのファイナリスト となったが、以降は各大会とも上位止まりでタイトルには手が届かず、プリンスリーグ関東 からも降格した(当時は1部制でプリンスリーグ関東2部が存在しなかった)。2005年に東京都リーグで連覇し、2006年にプリンスリーグ関東に復帰した。
2007年、本拠地をFC東京深川グランド からFC東京小平グランド に移転。この年からU-15むさし卒業生が合流し、U-15深川・U-15むさし・外部の選手が合わさるチームとなる。なお、外部生については日本全国の中学生を対象にスカウトを行っており、地域による制限は無い[ 10] 。
2010年にはU-15深川出身の阿部巧 、U-15むさし出身の重松健太郎 、外部出身の平出涼 がそれぞれトップチームに昇格した。
2010年、プリンスリーグ関東 1部で3連覇を達成。2008年第4節から2010年第11節まで30試合無敗という記録を作った。また2010年のリーグ成績により、2011年から新設のプレミアリーグ へ参入を果たす。同年のプレミアリーグでは、コンサドーレ札幌U-18 (同年優勝)に次ぐ堅守の一方で、中軸であるMF橋本拳人 ・MF野澤英之 のポジションを固定できずに得点が伸び悩み9位に終わり、関東リーグへの降格を喫した。
2012年より、実戦機会確保のため、Bチームだけで新たにリーグ戦に参加している[ 11] 。
2014年、プリンスリーグ関東 で2位になり参入戦を勝ち上がり、プレミアリーグ へ再昇格した。
2016年からU-18は育成部から離れ強化部に組み込まれた。また、「FC東京U-23」発足に伴ってU-18の各選手は「トップチーム」「U-23」「U-18Aチーム」「U-18Bチーム」の4チームのいずれかに振り分けられることになった[ 12] 。選手によっては複数チームの兼ね合いによって負担が増すものの「今までは環境が整備されすぎたところもあった」(立石敬之 GM)[ 13] と過密日程への対応も踏まえた育成を進めている。
クラブユース選手権、Jユースカップとカップ戦で強さも見せ、プレミアリーグ戦では2位の好成績でシーズンを終える。
2017年はクラブユース選手権を2年連続で優勝し、プレミアリーグEASTも優勝。チーム史上初のチャンピオンシップを獲得した。
2019年、プリンスリーグ関東を優勝し、参入戦でも勝ち1年でプレミアリーグに復帰を決める。
所属選手・スタッフ
成績
年度
所属
リーグ戦
カップ戦
順位
勝点
試
勝
分
敗
旧高円宮杯 U-18
クラブユース 選手権U-18
Jユース カップ
国体・少年男子 (東京都選抜選出人数)
1998
関東クラブユースリーグ
準優勝
関東大会敗退
1回戦敗退
1999
GL3位
GL敗退
2000
関東GL敗退
GL3位
2001
準優勝
優勝
準優勝
4位 (4名)
2002
関東スーパーリーグ
5位
18
9
5
3
1
ベスト8
ベスト8
ベスト8 (5名)
2003
プリンスリーグ関東
10位
14
9
4
2
3
GL2位
ベスト8
ベスト8 (4名)
2004
東京都トップリーグ
優勝
16
6
5
1
0
ベスト8
GL2位
1回戦 (3名)
2005
TFA T1リーグ
優勝
29
11
9
2
0
ベスト8
ベスト8
4位 (4名)
2006
プリンスリーグ関東
8位
16
9
5
1
3
3位
準優勝
関東予選 (6名)
2007
7位
18
9
5
3
1
GL3位
優勝
優勝 (6名)
2008
プリンスリーグ 関東1部
優勝
27
11
9
0
2
3位
優勝
3位
1回戦 (5名)
2009
優勝
27
11
8
3
0
ベスト8
準優勝
優勝
関東予選 (5名)
2010
優勝
29
11
9
2
0
準優勝
GL2位
準優勝
優勝 (7名)
年度
所属
リーグ戦
カップ戦
順位
勝点
試
勝
分
敗
CS
PO
クラブユース 選手権U-18
Jユース カップ
国体・少年男子(東京都選抜選出人数)
2011
プレミアリーグEAST
9位
16
18
3
7
8
-
-
GL3位
GL3位
ベスト8 (7名)
2012
プリンスリーグ 関東1部
2位
40
18
13
1
4
-
-
ベスト16
GL3位
ベスト12 (6名)
2013
6位
26
14
8
2
8
-
-
関東大会敗退
ベスト16
優勝 (8名)
2014
プリンスリーグ関東
2位
31
18
9
4
5
-
参入
準優勝
3位
関東予選 (6名)
2015
プレミアリーグEAST
5位
26
18
7
5
6
-
-
ベスト16
3位
1回戦 (11名)
2016
2位
32
18
9
5
4
-
-
優勝
優勝
4位 (4名)
2017
優勝
32
18
12
3
3
優勝
-
優勝
ベスト8
関東予選(6名)
2018
9位
19
18
4
7
7
-
-
ベスト16
ベスト16
関東予選(6名)
2019
プリンスリーグ関東
優勝
40
18
12
4
2
-
参入
ベスト16
1回戦
ベスト8(11名)
2020
プレミアリーグ関東
3位
13
7
4
1
2
中止
-
準優勝
中止
延期
年度
所属
リーグ戦
カップ戦
順位
勝点
試
勝
分
敗
FINAL
PO
クラブユース 選手権U-18
Jユース リーグ
国体・少年男子(東京都選抜選出人数)
2021
プレミアリーグEAST
6位
24
18
6
6
6
中止
-
ベスト8
GL1位
関東予選(8名)
2022
5位
35
22
11
2
9
-
-
ベスト16
GL1位
ベスト8(3名)
2023
10位
22
22
5
7
10
-
-
準優勝
GL2位
3位(5名)
2024
10位
26
22
7
5
10
-
-
GL2位
2ndR 上位リーグ
ベスト8(4名)
2025
位
1998年は東京ガスFCユース
JFAプリンスリーグU-18関東の順位(2002-2007年)は、グループリーグ内の順位ではなく、順位決定戦による順位。
2021年プレミアリーグの順位は勝ち点平均で決定し、Jユースリーグは予選リーグ のみの順位
Bチーム
年度
所属
順位
勝点
試
勝
分
敗
得
失
差
2012
地区トップリーグ東京
優勝
28
10
9
1
0
55
8
47
2013
東京都3部(T3)
3位
15
7
5
0
2
33
12
21
2014
優勝
22
9
7
1
1
26
5
21
2015
東京都2部(T2)
2位
34
18
11
6
1
50
22
28
2016
東京都1部(T1)
5位
31
18
9
5
4
36
22
12
2017
4位
30
18
9
3
6
36
24
12
2018
3位
30
18
9
3
6
23
20
3
2019
5位
28
18
8
4
6
27
29
-2
2020
7位
10
9
3
1
5
13
20
-7
2021
8位
13
13
4
1
8
25
26
-1
2022[ 14]
3位
28
18
9
1
8
38
38
0
2023[ 15]
7位
25
18
7
4
7
33
32
1
2024[ 16]
5位
26
18
7
5
6
34
33
1
2025
位
主なタイトル
国際試合
2005年 スペイン遠征 (ドン・キホーテチャンピオンシップ)
2013年 スペイン遠征 (ビジャレアル・イエローカップ)
2023年 第37回レアル・ソシエダU-17国際トーナメント
登録上はU-18ではあるが、大会規定やリーグ戦との兼ね合いなどから、3年生が出場しない大会も多い(U-15も同様)。
2007年、2008年に参加したサニックス杯国際ユースサッカー大会 については、海外クラブと対戦する機会がなかったため記載していない。
FC東京U-15深川
2003年以前のFC東京U-15を引き継ぐチーム。そのため、2004年に「深川」と改称されたものの、当時所属する選手を第一期生とはしていない。各学年18人、54人前後の選手が所属する[ 10] 。練習場所はFC東京深川グランド 。
パリ国際大会にも引き続き参加していたが、出場クラブの多くが地元フランスのチームであるということもあって、芳しい成績を挙げられなかった。また、現地家庭にホームステイ することで生活・文化面での成長を図っていた。
2007年に発足された関東リーグ 参加チームに選出。黒星が先行する厳しい闘いが続いていたが、1部に踏みとどまり、2011年には初の勝ち越しに成功。
2022年に関東ユース (U-15)サッカーリーグ で優勝。深川むさし通じて初めてである。
所属選手・スタッフ
成績
年度
所属
リーグ戦
カップ戦
順位
勝点
試
勝
分
敗
クラブユース 選手権U-15
高円宮杯 U-15
1998
ベスト8
3位
1999
ベスト16
ベスト16
2000
ベスト8
関東ベスト8
2001
準優勝
関東4位
2002
3位
東京都ベスト8
2003
優勝
ベスト8
2004
ベスト16
3位
2005
関東10位
準優勝
2006
関東GL3位
3位
2007
関東 Bブロック
4位
6
5
2
0
3
関東ベスト16
3位
関東下
2位
12
5
4
0
1
2008
関東
11位
11
11
3
2
6
関東10位
優勝
2009
9位
10
11
3
1
7
関東ベスト16
関東ベスト10
2010
関東1部
10位
11
11
3
2
6
関東大会敗退
関東大会敗退
2011
3位
21
11
6
3
2
関東ベスト11位(デベロップ杯3位)
ベスト16
2012
7位
27
22
7
6
9
関東大会敗退
関東大会敗退
2013
10位
17
22
5
2
15
準優勝
関東大会敗退
2014
2位
42
22
12
6
4
ベスト8
優勝
2015
6位
30
22
8
6
8
関東大会敗退(インターシティ杯EAST 7位)
関東大会敗退
2016
6位
27
22
7
6
9
ベスト32
関東大会敗退
2017
2位
44
22
13
5
4
ベスト32
準優勝
2018
3位
39
22
12
3
7
ベスト8
優勝
2019
3位
39
22
11
6
5
2回戦
2回戦
2020
8位
7
9
2
1
6
中止
関東大会敗退
2021
5位
7
5
2
1
2
関東大会敗退
1回戦
2022
優勝
40
18
13
1
9
関東大会敗退
1回戦
2023
7位
22
18
6
4
8
関東大会敗退
ベスト8
2024
10位
10
18
2
4
12
1回戦
関東大会敗退
2025
関東2部B
位
1998年は「東京ガスFCジュニアユース」。1999年から2003年は「FC東京U-15」。
Bチーム
年度
所属
順位
勝点
試
勝
分
敗
得
失
差
2014
関東(U-13) 1部Aブロック
3位
27
14
8
3
3
20
6
14
2015
6位
17
14
5
2
7
13
15
-2
2016
優勝
33
14
11
0
3
24
5
19
2017
3位
24
14
8
0
6
34
23
11
2018
関東(U-13)1部Bブロック
優勝
34
14
11
1
2
37
13
24
2019
29
14
8
5
1
23
13
10
2020
2位
13
7
4
1
2
13
10
3
2021
関東(U-13)1部Aブロック
6位
14
13
4
2
7
11
18
-5
2022
関東(U-13)1部Bブロック
4位
20
14
5
5
4
20
12
8
2023
優勝
31
14
10
1
4
40
15
25
2024
4位
20
14
6
2
6
19
21
-2
主なタイトル
国際試合
2015年 SPORT FOR TOMORROW 日本・中央アジアU-15サッカー交流大会
2016年 U-15・16 ドバイスポーツシティ ゴールドカップ
ナイキプレミアカップジャパン優勝チームとして、ナイキプレミアカップ2002ワールドファイナル(ポルトガル・リスボン )に参加し、6位[ 17] 。
2003年のパリ国際大会では、過去最高の4位に入賞し、廣永遼太郎 と宮阪政樹 がベストイレブンに選出されている。
2024年のTSF サンス国際トーナメント2024で優勝し松下晴城が得点王になった[ 18] 。
FC東京U-15むさし
2001年の東京スタジアム 開業、2002年のトップチームの練習場移転により、東京都西部での活動の更なる活性化が要される中、深川だけでは西部の中学生を指導・確保できないという状況にあったことから[ 注 3] 、2004年に発足。武蔵野台地 から名付けた[ 19] 。各学年18人、54人前後の選手が所属する[ 10] 。
産(FC東京)・学(東京学芸大学)・官(小金井市) での地域スポーツ連携事業『学芸大クラブ 』の活動の一環として、東京学芸大学 の施設内で練習していることから、試合も含めて自由な見学が許されていない。
創設初年度は1年生だけのチームであり、各種大会でチームとしての実績が無かったため、2007年の関東リーグ参加チームに選出されなかった。以後、関東リーグ参入へ向けての挑戦を続け、2013年に東京都リーグ優勝及び関東リーグ参入トーナメントで勝ち残り、昇格を果たした。
2021年、日本クラブユースサッカー選手権 (U-15) 大会において初優勝を果たした。
所属選手・スタッフ
成績
年度
所属
リーグ戦
カップ戦
備考
順位
勝点
試
勝
分
敗
クラブユース 選手権U-15
高円宮杯 U-15
2004
2,3年生不在
2005
3年生不在
2006
準優勝
2007
東京都1部Cブロック
2位
9
5
3
0
2
ベスト16
ベスト16
東京都1部上位
5位
6
5
2
0
3
2008
東京都1部Aブロック
優勝
15
5
5
0
0
ベスト8
東京都ベスト8
関東チャレンジ
2位
10
5
3
1
1
2009
東京都1部Bブロック
優勝
10
5
3
1
1
関東ベスト12
関東大会敗退
関東チャレンジ
6位
4
5
0
4
1
2010
東京都1部Aブロック
2位
13
6
4
1
1
関東大会敗退
ベスト16
関東チャレンジ
3位
9
5
3
0
2
2011
東京都1部Cブロック
優勝
15
5
5
0
0
ベスト16
ベスト16
関東チャレンジ
優勝
13
5
4
1
0
2012
全都Aブロック
3位
18
8
6
0
2
関東大会敗退
予選敗退
全都チャレンジA
優勝
9
3
3
0
0
2013
東京都トップ
優勝
42
14
14
0
0
関東大会敗退
関東大会敗退
2014
関東 2部
優勝
54
22
17
3
2
関東大会敗退(インターシティ杯EAST 3位)
関東大会敗退
2015
関東 1部
2位
40
22
12
4
6
準優勝
ベスト16
2016
12位
8
22
0
8
14
関東大会敗退
関東大会敗退
2017
関東 2部
優勝
47
22
14
5
3
ラウンド32
ベスト8
2018
関東 1部
2位
40
22
12
4
6
関東大会敗退
ベスト8
2019
2位
40
22
12
4
6
ベスト4
1回戦
2020
5位
16
9
5
1
3
中止
関東大会敗退
2021
4位
8
5
2
2
1
優勝
2回戦
全国大会初優勝
2022
3位
37
18
12
1
5
ベスト16
1回戦
2023
9位
17
18
5
2
11
ラウンド32
関東大会敗退
2024
関東2部B
優勝
51
18
17
0
1
ベスト4
ベスト8
2025
関東1部
位
18
Bチーム
年度
所属
順位
勝点
試
勝
分
敗
得
失
差
2014
関東(U-13) 1部Bブロック
3位
24
14
7
3
4
28
23
5
2015
優勝
30
14
10
0
4
32
8
24
2016
2位
26
14
7
5
2
27
16
11
2017
5位
20
14
5
5
4
18
17
1
2018
関東(U-13)1部Aブロック
7位
16
14
4
4
6
16
18
-2
2019
関東(U-13)2部Cブロック
優勝
39
14
13
0
1
50
9
41
2020
関東(U-13)1部Aブロック
2位
16
6
5
1
0
17
4
13
2021
関東(U-13)1部Bブロック
2位
27
13
8
3
2
23
13
10
2022
関東(U-13)1部Aブロック
優勝
34
14
11
1
2
50
9
41
2023
4位
18
14
5
3
6
21
28
-7
2024
3位
28
14
9
1
4
31
24
7
主なタイトル
国際試合
2016年 IBER CUP scandinavia
2017年 マルク・オーフェルマルス イースター国際大会
優勝した2006年のベルリン・ユースサッカー大会、2016年のIBER CUPはいずれも2年生が出場。
FC東京U-15混成チーム
「深川」「むさし」それぞれの選手からなる混成チーム。
国際試合
2014年 マルク・オーフェルマルス イースター国際大会
2015年 東京国際ユース(U-14)サッカー大会 第8回大会
[ 20]
2015年 フットボールフォーフレンドシップ 第3回大会
2016年 フットボールフォーフレンドシップ 第4回大会
2018年 東京国際ユース(U-14)サッカー大会 第11回大会
[ 23]
2022年 東京国際ユース(U-14)サッカー大会
その他
協賛
2010年から「ユースの活動費補助」を目的とした会員を募っている。年会費2,000円からで入会することができ、申込口数に応じて会員限定の特典を受けることが出来る。2010年7月10日、会員数が1万人に到達した。クラブサポートメンバーは、2023シーズンより「F.C.TOKYO OFFICIAL MEMBERSHIP」にリニューアルした[ 25] 。
クラブサポートメンバー創設以前より、同様の目的を有する「ビッグフレームス」という協賛があったが、2010年以降はクラブサポートメンバーに10口以上の申込をした会員のことをビッグフレームスと称することになった。ビッグフレームスとして協賛した個人・団体は本人了承のもとでFC東京オフィシャルウェブサイトに掲載されている[ 26] 。2023年より限定500名のコースビッグフレームスプレミアムが創設された[ 25] 。
ACADEMY PARTNER・SUPPORTER
クラブサポートメンバーからOFFICIAL MEMBERSHIPに変更し今までのように経費を除いたすべてがアカデミー活動に使用されるわけではない為に新たに創設された[ 25] 。
2023年に法人向け2023キッズパートナー・アカデミーパートナーが創設され[ 27] 、2024年に個人でも支援できるようにアカデミーサポーターと統合し今の形になる[ 28] 。
セレクション
ともに高校生・中学生の途中加入は原則受け付けておらず、中学3年生・小学6年生に限ってセレクションを開催している。参加費は傷害保険料を含め3,100円。U-15のセレクションは4次セレクションまで行われる。U-15深川、U-15むさし両方のセレクションを受ける場合は、それぞれに申し込むことが必要(両方のセレクションを一度に行ったこともある)。
小学3年生から5年生まで受け付けている。コースによっては、スクール生以外の一般参加も認められており、その場合1,000円の参加費が必要(スクール生は無料)。
歴代監督
東京ガスFCジュニアユース / FC東京U-15 / FC東京U-15深川
氏名
在籍年
現在
柴田峡
1997-1998
上述
長島裕明
1999-2002
上述
本吉剛
2003-2005
上述
長澤徹
2006,1-8 2008-2010,9
大宮アルディージャ 監督
矢野眞光
2006,8-12
東京都クラブユースサッカー連盟理事
右田聡
2007 2010,9-12
FC東京 育成部 サブアカデミーダイレクター
山口隆文
2011
JFAアカデミー福島 女子U-18監督
奥原崇
2012-2016
上述
太田匡人
2017-
出身選手
現在トップチーム在籍中の選手。
1981年 - 1989年 生
1989年 - 2000年 生
2000年生 -
脚注
注釈
^ 2003年の時点では、それぞれ『U-15イースト』『U-15ウエスト』を仮称としていた[ 4] 。
^ FC東京は同大会を主催している(2010年までは主管)[ 8] 。メイン会場となっている長野県 木島平村 とFC東京のホームタウンである調布市 が姉妹都市であることによる。
^ 李忠成は、深川に通う負担を考えてU-15に入団しなかったと言われている。詳細は李忠成#来歴 を参照。
出典
外部リンク