TBCパワフルベースボール
『tbcパワフルベースボール』(ティービーシーパワフルベースボール)は、東北放送(tbcラジオ)が放送されているプロ野球中継番組。 tbcテレビでの番組名も2010年 - 2012年は『TBCパワフルベースボール』となっていた。2013年は『EVER SPORTSスペシャル』(エヴァー・スポーツスペシャル)、2014年 - 2016年は『スポッち!スペシャル』、2017年からは『直球勝負! イーグルスLIVE』として放送されている。 概要2004年までは、原則として火・土・日はJRNナイター(キー局:TBSラジオ)、水・木・金はNRNナイター(キー局:ニッポン放送)をそのままネット受けしていた。ただし1973年からロッテオリオンズが準本拠地(1974年から1977年は公式なフランチャイズとなる)となり、県営宮城球場[1]で試合が行われるときは自社制作で中継しており、オリックス主催試合ではメインカードではないが毎日放送のアナウンサーが来仙しリポートを入れたり、ダイエーの試合が行われたときはKBCラジオにネットしたこともあった。横浜×中日では東海ラジオのアナウンサーが来仙したのは勿論のこと当時、解説者だった古葉竹識が当時TBC解説者の土屋弘光と中継をしたこともある。 2005年からは、宮城県を本拠地とする新球団・東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生したことから、JRNおよびNRNのクロスネットも活かしつつ、一部年度を除き楽天のホームゲームをすべて放送している。 楽天ビジターゲームの中継は、2005年は数少なかったが2006年からは大幅に増えた。中継数増加は地元でのファンを増やしたいという球団の意向があり、CM枠の一部を球団が買い取っていたが、不景気の影響からか2009年からはTBSラジオやニッポン放送がメインカードとするか(在阪局制作の阪神主催時を中心に。聴取率調査期間の自社向けとTBC向けの二重制作となる場合を含む)、制作局が別番組となった場合でも該当カードがネットワーク向け番組として裏送りされる場合を除き関東・近畿両地区で行われるビジター試合を中継していない(主として、ロッテ・オリックス・ヤクルト・DeNA主催試合)。巨人主催試合は全国中継の対象になることが多いが、全国中継の対象から外れた場合は中継を行わないことが多い。該当カードに当たった場合、火曜はJRN各局が中継する裏開催のカード(基本的に北海道放送の日本ハム戦、RKB毎日放送のソフトバンク戦を放送)[2]、水〜金はニッポン放送の全国放送カードをネット受けし、土・日・月曜は中継自体を休止する。一方で、西武主催については平日のナイターに限り文化放送の『文化放送ライオンズナイター』のネット受けを行うようになった。詳しくは#中継に関する特記事項を参照。ただし2017年以降、これらのラジオ未放送のビジターゲームをTBCテレビで中継するケースが年に何回かある。 タイトルコールやCM後のサウンドステッカーは、2005年はモーニング娘。のメンバーが、2006年からは当番組アナウンサー+名久井麻利によるものに替わり、2008年からは楽天の主力選手も加わっている、タイトルが変わった2010年は佐藤修を除く当番組アナウンサー+楽天ブラウン監督(当時)のものに変更となった。 2017年はタイトルコールを飯野雅人アナウンサーがCM明けジングルをTBCアナウンサーが担当している。 TBCダイナミックナイター時代、末期は佐藤修の「TBCダイナミックナイター!」というジングルで、その後に「杜の都仙台からお送りしています」か「東北放送が宮城からお送りしています」等のバージョンがあった。 2008年までのナイターでは(雨傘番組放送時は19:59から1分間)5回裏攻撃終了後に宿直のアナウンサーによる「河北新報スポットニュース」が放送された。2009年からは平日の楽天戦に限り、後続番組である『TBCパワフルベースボールplus』パーソナリティの大胡菜夕(火曜・水曜)、菅野愛郁(木曜・金曜)が、2010年7月から土曜は菅野愛郁、日曜ははすみ奈緒がスタジオから楽天の応援メールならびにファックスを紹介していた。 かつてはホームゲーム限定で中継中ファンからのFAX、メールを受け付けていた。相手チームの地域にネットされる場合でも募集していた。他局で行っているプレゼント、クイズなどは聴取率週間を除き行わない。 2008年シーズンより土日は楽天の試合のみを中継し、他球場のナイトゲームネット受けはやめている(中継カード無し時に放送の雨傘番組「プロ野球ネットワーク」は火曜のみネット受け)。ただし、2009年シーズンは土曜日に例外が生じている(4月18日はデーゲーム、オリックス戦を放送せずナイターの時間帯に「プロ野球ネットワーク」を、5月9日はデーゲーム、ロッテ戦を放送せずナイター「巨人 vs 中日」をそれぞれネット受けした。2010年以降は土・日のJRNナイターがないためこのような措置はない)。2010年シーズンより日本シリーズ中継も楽天出場時のみの放送とした。 他球場の試合速報は「TBCナイター(デーゲーム)速報」として伝える。速報のチャイム音は、JRN仕様の2005年から2011年5月上旬までものはTBSラジオなどの中継と比べて音程が低くなっていたが、2011年5月中旬から新たな速報音に変更されている。NRN仕様のものは諸事情により2011年シーズン開幕から使用されず実況が「TBCナイター(デーゲーム)速報」とダイレクトでコールしていたが、6月11日からNRNナイター中継参加全局での使用を再開した[3]。また楽天主催試合をNRNラインで東海ラジオ放送へネット(全国放送時を除く)する場合(交流戦の対中日戦をネットする場合が多いが、稀にパ・リーグの試合をネットする場合もある(例・2009年10月1日の「楽天×ソフトバンク」戦))「TBC」という略称が「CBC」と似ているせいか、東海ラジオに配慮して実況アナは通常「TBCナイター速報」と読み上げるところを「東北放送ナイター速報」と読み上げている(裏送りの場合は「東海ラジオ ナイター速報」となる)他、東海ラジオとの局間ネットで両局の中継タイトルを読み上げる場合や実況・楽天側ベンチレポートのTBCアナウンサーを紹介する場合もそれぞれ「東北放送パワフルベースボール」「東北放送〇〇(アナウンサー)」と読み上げている。 同じ日にベガルタ仙台が試合を行っている時やJリーグチームがある地域にネットの際は速報することがある、その際実況アナは「TBC・Jリーグ速報」(速報チャイムなし)とコールする。 提供クレジットの読み出しは、複数社のスポンサーの場合は「この放送は○○○○○〜、以上の提供でお送りします。」、一社のみのスポンサーの場合は「この放送は○○○○○の提供でお送りします。」となっている。 2011年5月16日から2012年3月31日までTBCラジオで、「radiko復興支援プロジェクト」を通じてネット上での放送の配信(日本全国)を行ったが、この番組に関しては、Kスタ宮城等で行われる楽天の主催試合に限り配信を行った[注 1]。それ以外に関しては、フィラー音楽に差し替えていたが、同年7月22日にナゴヤドームで開催のオールスターゲーム第1戦(東海ラジオ制作)は配信が行われた。その後、2012年4月2日からは「radiko」の試験配信(宮城県のみ)に移行されたが、これにより楽天主催試合以外のカードも配信されることになった[4]。 番組名の遍歴
※2007年・2008年は、本来中継予定が組まれないナイターオフ編成期間(10月 - 3月)と、土曜 - 月曜のナイター中継には「北電子プレゼンツ GOGO!イーグルスナイター」というサブタイトルが付くことがあった(協賛スポンサーが北電子1社単独である以外、内容そのものは通常の中継と変わらない) 2025年の基準放送時間
ネットワーククロスネット局のため、火・土・日曜日はJRNライン、月曜と水〜金はNRNラインを採る。 ただし、TBSラジオは2010年度から土・日曜、さらに2018年度から平日を含めた全曜日でナイター中継の全国放送が廃止された(JRN系列局はローカルで野球中継を継続。2018年以後はTBSラジオに代えてアール・エフ・ラジオ日本とのネットワークを結ぶ試合もあったが、RF自体も巨人主催の東京ドームの試合に特化した影響で年間のナイター放送試合数は減りつつある)関係で、同年から2012年までイーグルスのビジターゲームの中継を放送する際、デーゲーム・ナイターに関わらず、カードにより土・日であってもNRNラインの中継をネットする場合があった(例:朝日放送ラジオ(ABC)制作の対タイガース戦中継[9] など)。 なお以前は中国放送(RCCラジオ)と同様に、JRN・NRNともにネット局がない場合でも、イーグルス主催ゲームがナイターの場合はTBCが本番としない方のラインの予備中継を制作し、JRNもしくはNRNの回線に送信していたこともあったが、2010年代は要員や経費の都合から、他の試合が屋外球場開催という場合や、ネット局がある場合を除いて、デーゲーム同様に本番中継をJRN・NRN共通の素材音源として予備中継制作を行わないことがある。そのため、楽天主催試合で巨人以外の在京球団やオリックスが相手となった場合には、予備優先順位が最後尾になることも多い。 →詳細は「ニッポン放送ショウアップナイター § 巨人戦以外への対応」、および「文化放送ホームランナイター § 試合中継を担当する局」を参照 土・日ナイターではJRN系列局との局間ネット分がLF-MBSラインとの兼用扱いとなり、LF-MBSラインの本番カードが中止となった場合にはTBC-LF-JRN系列局(-MBS)の変則ネットとなることがある。 2010年の土・日ナイターの実績としては、全国放送となった楽天主催ナイターは5月22日の「楽天対巨人」(交流戦)が唯一で、QRをはじめNRN各局に自社放送分を送出した。そのほか全国放送ではないが、8月21日・22日の「楽天対ソフトバンク」はLF-MBSライン第1予備カードの扱いでJRN系列局であるRKBに送出した(同日のKBCの中継は解説者のみ同局側からの派遣によるTBC制作裏送りで、NRN第2予備カード扱い)。しかし、同じ「楽天対ソフトバンク」でも、9月26日はRKBがTBCからのネットを受けずに自社制作したため、TBCの中継はNRN第1予備カード扱いに切り替えられ(ただしKBCも自社制作)、LF-MBS向け裏送りのための予備待機も行われていた(LF-MBS第1予備カード)。2024年6月1日の楽天対ヤクルト(楽天モバイルパーク)は、当日の唯一のナイターであり、通常ならばNRNナイターで、TBC-(QR経由)-KRYの2局ネットになるが、LFの自社制作や裏送りを行わないために、LFとネットを行う。 ビジターのナイターについては、4月17日の「ソフトバンク対楽天」でRKBから(なお、同日のKBCでの中継はNRN第1予備カードとして組み込まれていた)、5月23日の「中日対楽天」(交流戦)ではCBCから、それぞれJRNラインでネット受けした。 制作担当局※2018年以降
東北地方の他のAM局へのネット(2005〜2022年)
楽天主催ゲームのうち、以下の地方開催試合は地元局でも全国ネットを差し替えたうえでネットされた(カッコは放送年)。
いずれも、東北地方の各局にネットする場合はTBCの実況アナが各局の番組名をコールしている。 首都圏でのホームゲーム首都圏(東京ドームなど)で楽天のホームゲームが実施される場合、TBC自社で放送する中継については、現地局への委託制作は実施せず、TBCが解説者とアナウンサーを派遣して自社制作を実施していた。ただし、JRNとNRNの二重制作が必要なカードについては、裏送りとなる中継の制作を現地局へ委託する場合がある。その場合の制作担当は、火曜(NRN)がニッポン放送、水 - 日曜(水 - 金曜:JRN、土・日曜:NRN)が文化放送となる。月曜については開催時間帯によって異なる。 2022年から地方開催の楽天ホームゲームをTBC本社からのオフチューブ形式に切り替えており、2023年7月4日(火)のオリックス戦(東京ドーム)も文化放送への委託はせずにオフチューブによる自社実況を行った。二重制作が必要なカードの場合の対応は、2024年8月1日(木)の対ソフトバンク戦が初めてだが、自社と九州朝日放送の局間ネット分はNRN第3予備扱い(本番カードは阪神対巨人〈MBSラジオ〉。屋内開催かつ第1予備の中日対ヤクルト〈東海ラジオ〉や、第2予備の広島対DeNA〈中国放送〉より下位)を兼ねてニッポン放送へ委託した(解説:田尾安志、実況:師岡正雄)。一方で、RKB毎日放送向けは同局からの委託と北海道放送へのネット(日本ハム対オリックスがデーゲーム開催のため)および、文化放送(本番カードは自社制作のロッテ対西武)の予備扱いとして、TBC本社からのオフチューブ実況で自社制作して裏送りする(解説:山村宏樹、実況:飯野雅人、リポーター:玉置佑規)というねじれ現象が発生した。 西武戦
このカードの楽天主催試合は、2017年まではJRN・NRNの全国放送にならない限りTBC単独での放送で、ビジター側のライオンズナイターはネットワークに属さない文化放送の独自番組のため、西武主催はもちろん、楽天主催でもTBCの技術協力を受けて全試合乗り込みの完全自社制作だった。そのためネット受けされる事は全く無かった。2018年はJRNナイターの廃止と文化放送の平日におけるJRN系列局との局間ネット開始の影響より、初めてTBCが自社向け(火曜JRN・水〜金曜NRN)と文化放送向け裏送りの二重制作を行った。2019年からはNRN予備順位を下位とした上で文化放送との局間ネットを開始。TBC側がJRN各局ネット扱いとなる火曜でもTBCは文化放送に合わせて非NRN扱いの局間ネットとして制作・放送する。局間ネットの場合は、パワフルベースボールとライオンズナイターの両方のタイトルがコールがされ、TBCの実況アナは「ライオンズびいき」の文化放送に配慮して、中立実況で進行する。なお、対西武戦が平日にニッポン放送(NRNナイター)とライオンズナイターの両方で中継となった場合は2017年までと同様に文化放送の自社制作で対応する。 西武が関与しない楽天主催試合をライオンズナイターの本番として放送する場合は、JRN・NRNの二重制作が発生する対日本ハム・ソフトバンク・中日戦のJRN(北海道放送・RKB毎日放送・CBCラジオ)向け制作分を、文化放送を含んで火曜日は3局ネットで、水〜金曜は2局への裏送りで放送する。 TBCが西武ドーム・大宮球場で行われる西武主催試合を中継する場合、火・土・日曜はTBSラジオ(2017年まで)、水〜金曜はニッポン放送からの各裏送りか全国放送時のネット受けとなるが、2009年シーズンからは経費削減のため裏送りによる中継の頻度が大幅に減少した。その理由から2009年以降(2010年を除く)の月・水〜金曜に限りライオンズナイターをネット受けする形で、TBCでの西武戦ビジターゲームを放送する。更に2016年からはTBSラジオとのネット関係がある火曜でも、ライオンズナイターのネット受けを実施することになった。ただし、文化放送の実況アナはTBCへのネットが行われる試合でも2017年まではライオンズびいきの実況スタイルを崩さないことがあった[10]。なお、文化放送で延長オプションを使い切った場合も、TBCに対しては番組公式サイトのインターネットライブの実況を裏送りする形で中継が継続される。また、この中継を地元球団の中継がない場合に北海道放送などのJRN系列局にもネットされることがある。 →詳細は「文化放送ライオンズナイター § ネット局」を参照
ロッテ戦
ニッポン放送が経過送り用に制作する実況を、NRNナイターの予備カードとして設定することがあり、水〜金曜日に全国放送に昇格した場合や、日程の関係上NRN本番カードとなった場合には、TBCはネット受けを行う。 文化放送ライオンズナイターのNRN系列局への局間ネットは西武主催試合限定の個別扱いとなっているため、西武の試合が雨天中止あるいは当初から非開催の場合にライオンズナイターで楽天のビジターゲーム(主にロッテ主催)が放送される場合でも、水〜金曜日のTBCへのネットは行われない(これはSTV・KBCも同様で、火〜金曜日のロッテ主催における日本ハムまたはソフトバンクのビジターゲームは、常にニッポン放送からの裏送りを受ける一方、2018年のJRNナイターの廃止と文化放送の平日におけるJRN系列局との局間ネット開始の影響より、HBC・RKBへネットしている)が、TBCが文化放送とのネットを優先とする火曜日にロッテ主催の楽天戦がライオンズナイターの本番カードとなった場合の対応は実例がない(ヤクルト主催は実例あり)。 →「文化放送ライオンズナイター § 放送カード」も参照
日本ハム戦
プロ野球中継ではJRN単独とみなされるHBCラジオ、NRN単独のSTVラジオの両局に向けて二重制作する。ただし、北海道側の局による乗り込み自社制作を受け入れることもある。その際のTBCのラインは、クロスネット局のライン割当に従う。 →詳細は「HBCファイターズナイター § 楽天戦」、および「STVファイターズLIVE § 楽天戦」を参照
東京ドームで日本ハム主催の楽天戦が行われ、在道局が乗り込み自社制作を行わない場合は、ニッポン放送制作(水 - 金曜のSTVラジオ向けまたは土・日曜のHBCラジオ向け)、文化放送制作(火曜のHBCラジオ向け)の裏送り分を在道局とセットでネット受けする。 土・日曜についてもホーム・ビジターとも原則としてJRN系列局とのネットを優先し、デーゲーム・ナイターに関係なく基本的にはHBCと局間ネットを組んで、中立的なトーンで実況するが、STVは2017 - 2020年など一部の年度を除いてデーゲーム中継を行わないため、TBCがNRN担当の曜日でも、本来裏送り方式で放送するHBCがデーゲームをネット受けする場合は、ラインをJRNに切り替えて局間ネットを行う(日本ハム主催も同様)。さらにSTVは2012年度までTBC同様に裏送り方式のネット受けを原則行わない(「ヤクルト vs 日本ハム」は例外)という方針を採っていたため、火・土・日曜のNRN向けの裏送り中継は全国放送カードにならない限り単なる素材収録となるか、素材制作そのものを行わず、予備順位を最後位にした上でHBC-JRN向けをそのままNRN報道素材とするかのどちらかだった。2017年はSTVが全面的にデーゲーム中継を開始したことで、土・日曜のカードでTBCによる裏送りが行われることになったが、土曜に地元球団の試合がデーゲームで、かつ地元球団が関与しない楽天戦がNRN全国中継カードとなった場合には、TBCの本番中継を直接ネット受けすることがある。 月曜は本来であればNRNラインとなるが、STVが2021年以降、ナイターも含めて月曜の中継を一切行わなくなったため、水 - 金曜デーゲームと同様にラインをJRNに切り替えてHBCと局間ネットを行うようになった。このカードでの日本ハム主催時には、時折STVラジオが報道素材収録を行わず、NRNにも加盟しているHBCラジオの音源をJRN・NRN共用扱いとしてニッポン放送・文化放送が使用する場合がある(デーゲームでの『ショウアップナイターハイライト』での使用など)。 HBCラジオ向け裏送り中継の場合は通常はTBCアナウンサーが一人でベンチリポーターを務めるが、同じ日にHBCテレビ(『Bravo!ファイターズ』)で該当試合が中継される場合(TBCからのネット受けを含む)、テレビ中継との兼務でHBCアナウンサーがベンチリポーターを務める場合がある(この場合、予備から全国放送に昇格しない限り、TBCからのリポーター配置は行われない)。 2022年6月21日・22日の楽天主催での日本ハム戦は、地方開催(21日は秋田、22日は盛岡)であることから、宿泊・遠征などの制作費用の節減としてネット局(21日はHBC向けが、22日はSTV向けが本線で22日はIBC岩手放送・ラジオ福島にもネット。もう一方は裏送り)のある中継では異例のオフチューブ実況での二重制作(第3スタジオを裏送りに、第4スタジオを自社向け本線に使用)を行った。 2022年7月30・31日の楽天主催での対日本ハム戦は、NRNナイター非参加局のHBCとの局間ネットであるが、同日はナイターがすべて屋外開催のため、天候によっては予備からの昇格扱いでABC・SF(30日はKRYも)へのネットが発生する可能性があるにもかかわらず、NRNの第4予備(最下位)に設定されている[12]。これは、STVが土・日曜の中継を休止していること、HBCもNRNに加盟していること、LF・MBSも土・日曜のナイター中継を大幅に縮小していることを考慮して、二重制作回避のために取られた措置と思われる。 ソフトバンク戦JRN単独のRKBラジオ、NRN単独のKBCラジオの両局に向けて二重制作する。その際のTBCのラインは、クロスネット局のライン割当に従う。土・日はホーム・ビジターともRKBとのネットを優先している。デーゲームについては本来ネットを組むべき局が自社制作した場合でも、TBC自社分をもう片方の局とのネットには切り替えずに単独放送として、KBCへは通常通り別制作分を裏送りする(参考として、2010年度以降のRCCの土・日・月曜は状況によって、該当ケースにおいてネットを切り替えることがある)。テレビ中継があるときはRKBからベンチレポーターを派遣することもある。 特に火曜の楽天主催試合でRKBが自社制作せず、TBC発ネット受けになった場合、九州他のJRN加盟局[13]にもネットされる。以前は水曜日も、KBCがTBC発ネット受けになった場合にKBC経由で九州3局へネットされていたが、大分放送が2010年、長崎放送と熊本放送は2011年限りで取りやめた。 →詳細は「RKBエキサイトホークス § 火曜日のみネット局」を参照
2023年にKBCが土・日曜のビジターの中継から原則的に撤退したことから、KBCへの裏送りが発生しない場合は、要員の都合によりRKB向けの音源がJRN・NRN共用の報道素材扱いとなる他、予備順位が屋内球場より下位の場合はRKBへのネット分がNRN予備扱いとなることがある。 土・日曜のデーゲームについては、2023年まではTBCが競馬中継で中断している間もRKBへの裏送りを行っていたが、2024年からはRKBは15時台に競馬中継を当日のレースのグレートにかかわらず通常放送することになったため、G1開催時の日曜はTBC単独放送時同様、この間完全中断となるほか、G1にあたらない日曜日には前年までとは逆にRKBだけ中断となりTBCがその間の裏送りを受けるケースも発生する。 オリックス・阪神戦オリックス戦の楽天主催試合は、ABC・MBS共に阪神タイガースの公式戦を優先させる編成方針を取っているため、ネットされる機会が非常に少ない。オリックス主催試合も、TBCでは2009年以降は制作委託予算の関係上、自社乗り込みや裏送り依頼を抑制したため、放送が減少している[14]。ただし、東日本大震災直後にほっともっとフィールドで代替開催された楽天主催試合についてはABCが裏送りを行った例がある他、新型コロナウイルス感染の影響でシーズンが10月以降にも跨った2020年は、オフ編成となる10月以降、楽天のビジターゲームが中継できない際の代替カードとして、ABC・MBSが北海道もしくは福岡県向けに裏送りされる楽天が関与しないオリックス主催試合を「局間本番」扱いで放送することがある。 交流戦の対阪神戦については、楽天主催試合でも在阪局であるABC・MBSともに自社のスタッフを現地に出張させて自社制作を行うため、予備日復活開催などの例外を除いてTBCの中継が両局に流れることはない。また対阪神戦以外も、NRN本番カード・JRN系列局との局間ネットまたは裏送り分、『文化放送ライオンズナイター』との局間ネット分が放送される程度である。また、これまで在阪局ではラジオでオフチューブ実況による中継を行っていないため、TBCがオフチューブ中継することが多い山形県・岩手県などでの地方開催が対阪神戦となった場合に、どのように対応するかは未定である。
このカードについては、全国放送のメインカードとして編成されている場合を除いてTBCによる二重制作の体制が組まれず、TBCで放送しないラインの雨天予備中継担当および素材収録を、乗り込んできた在阪局がTBCに代わって担当するか(この場合、MBSが月・金曜のJRN向け、火曜のNRN向け、土・日曜のLF向けを、ABCが水・木曜のJRN向けを、それぞれ担当)、在阪局の素材を使用せずTBCの中継をJRN・NRN共用素材とするかのいずれかとなる。一方、阪神主催分は曜日および時間帯に応じてABC・MBSのいずれかからネット受けしているが、在阪局の聴取率調査期間中にTBC向けが別制作の裏送りとなる場合は、オリックス主催時の裏送りと異なり「局間本番」と同様の扱いとなる。 後述のように2022年以降、楽天主催試合の中継については一部を除いて、二重制作を行わずNRNとLFの双方に同じ実況を配信するようになったが、オリックス・阪神の関わらない楽天主催試合が、阪神戦も含めた試合中止によりNRNならびにLFの予備カードから昇格した場合、関西地区へはABCへのNRNネットとなり、MBSは他の非NRN局が制作する別カードの中継、もしくは自社制作の雨傘番組へ差し替えとなる(対中日戦やオールスターゲームは従来通りMBSが本線側をネットする予定)。 中日戦JRN単独のCBCラジオ、NRN単独の東海ラジオの両局に向けて二重制作する。その際のTBCのラインは、クロスネット局のライン割当に従う。土・日曜はホーム・ビジターともCBCとのネットを優先している。デーゲームについては本来ネットを組むべき局が自社制作した場合でも、TBC自社分をもう片方の局とのネットには切り替えずに単独放送として、該当局へは通常通り別制作分を裏送りする。前述のように2023年シーズン以降の土・日曜は、STVに加えてKBCもビジターの中継を行わなくなったため、土・日曜における楽天主催デーゲームのJRN・NRN二重制作は、この中日戦のみとなった[15]。 2025年6月3日 - 5日(火曜日 - 木曜日)のように東海地区の聴取率調査期間に該当して、CBCラジオ・東海ラジオとも独自制作を行う場合は、自社単独となるTBCの中継を、予備順位を屋内球場より下位に繰り下げた上で火曜日もNRN音源扱いとすることがある。 ただし、中日が関与しない楽天主催の土・日曜デーゲームについては、ビジター地元局へのネットが発生しない対西武・ロッテ・オリックス戦において個別で自社放送分を東海ラジオにネットすることがある(最初の実例は、2021年10月17日〈日曜〉の楽天対西武戦)[16]。15時台に競馬中継が挿入される場合、その間は東海ラジオへの裏送りとなる。また、他球場速報は東海ラジオに合わせてNRNのチャイムを使用する[17]。なお、同様の事例となった場合、RKBラジオ向けを自社放送とする対ソフトバンク戦ではKBCラジオへの裏送り分を東海ラジオにネットすることが想定されたが、2022年までの段階で実例がなく、2023年からKBCラジオが土・日曜の裏送り依頼を休止して通常番組を編成しているため、東海ラジオへのネット分を別制作して裏送りとするか、自社放送分をRKBラジオ・東海ラジオとの変則3局ネットとするかは未定。同様に2021年からSTVラジオがデーゲームと土・日曜のナイター中継を休止した対日本ハム戦の場合も、東海ラジオへのネット分を別制作して裏送りとするか、自社放送分をHBCラジオ・東海ラジオとの変則3局ネットとするかは未定[18]。 →詳細は「CBCドラゴンズナイター § 楽天戦」、および「東海ラジオ ガッツナイター § 楽天戦」を参照
広島戦
TBC・RCC共に民放AM1局地域のクロスネット局のため、原則発局側の曜日に取るラインに合わせて局間ネットを組んでいるが、2019年の「楽天対広島」はTBCがJRN、RCCがNRNと異なるラインを取る火曜日に、予備日復活開催の関係でJRN九州・山口ブロックを含む複数局とNRNの双方で本番カードとなったため、RCCではNRN(LF・SF・MBS・RCCの4局。STV・KBCは自主編成で対応)向けにTBCが別制作した裏送り分を放送した。 一方、2022年の火曜日は屋内開催の「西武対巨人」がNRN本番カード(実質LFローカル)となり、かつNRNでは屋内球場より下位の第4予備扱い[19]の上、非NRN各局(QR・HBC・CBC・ABC・RKB・KRY・NBC・OBS・RKK・MBC)が予備カード扱いとしていなかったため、楽天と西武の対戦(西武主催ではニッポン放送が素材収録を行わない場合)に準じてJRN・NRN共用とすることも可能なことから、当初はRCCがTBCの自社向け本線を「局間本番」としてネットする予定(解説:青山浩二、実況:飯野雅人、リポーター:伊藤晋平)が発表されていたが、その後2局地域への対応に準じてRCCおよびNRN向け(解説:高橋雅裕、実況:守屋周、リポーター:林田悟志)を別制作する形に変更された(RCC向けは『委託本番』としての裏送りのため、他球場速報はNRNチャイムを使用し、『RCCプロ野球速報』として伝えた。また試合は広島が勝利したため、ヒーローインタビューはRCC向け裏送り分のみ放送された)。 なお、広島主催時の火曜日はTBCでの放送を見送り、他カードか雨傘番組を編成する(2023年が最初の実例)。主催球団を問わず土・日曜ナイター開催となった場合についてはJRNナイターが廃止された2018年以降の実例がない。 局間ネット時の速報チャイムについては、JRNナイター廃止以降も局間ネットとしている土・日曜デーゲームでも、クロスネット局であることからRCC発・TBC発ともNRNのものを使うことが多いが、2024年のTBC発では非NRN3局共通チャイムを、2025年のRCC発ではJRNチャイムを使用していた。 2006年の「楽天対広島」が順延となり月曜開催となった際、TBC発で通常月曜はJRNラインをとるRCCへネットされたが、TBCは月曜はNRNラインをとるため、RCCがTBCに合わせてNRNラインで受けた。広島市民球場で行われた2008年6月23日の同カード(広島主催)も、雨天順延で月曜開催となり、今度は逆にRCC発でTBCにネットされたが、TBCがRCCに合わせてJRNラインで受けた[20]。 2021年のオールスターゲームは楽天主管で土曜日に開催されたため、本来ならRCCではTBCからのNRN向け裏送り分をネット受けするところだが、RCCでは放送せず通常編成とした。同様に前日の第1戦もネット受けせず、『RCCカープナイタースペシャル』として自社制作の特別番組を放送した。 →詳細は「RCCカープナイター § 楽天戦」を参照
巨人・DeNA戦
2008年までは月曜日に関東地区で行われる試合は西武・ロッテの試合に関しては文化放送制作分、巨人・ヤクルト・DeNAの試合に関してはニッポン放送制作分をフルネットで放送していた[21]。しかし、2009年からは経費削減のため裏送りになる試合の場合は原則として放送しなくなった。同様の理由でJRNナイターの放送が縮小された2010年以降、土・日におけるTBSとのネット関係が事実上途絶した[22]。 交流戦の対巨人戦など、楽天主催試合が全国中継本番カードになる場合は、TBCで放送されない裏送りとなる月曜と水〜金曜のJRN系列局、火曜のNRN系列局(ニッポン放送受け持ち)への中継も制作し、関東広域圏・北海道・中京広域圏・近畿広域圏・福岡県・沖縄県では2局のAMラジオ局がTBC制作のナイター中継を放送することもある。また、巨人主催試合が土・日曜ナイター開催となった場合は(2013年に実例あり)、土曜日にNRN(QR制作)が全国中継本番カードとした場合のみ放送となり、NRNが予備カードでLF-MBSラインが本番カードとした場合でもLFへのネット振り替え(またはTBSラジオからの裏送りネット受け)を行わず、通常番組を放送する。なお、2018年限りで文化放送は週末のプロ野球中継を自局では放送しなくなったため、2019年以降週末に文化放送から受けるのであれば必然的に裏送りとなる。 ラジオ日本との関係は、2016年(平成28年)からTBSとの相互提携が本格的に再開[注 2][注 3] されたことによりスタートした。2016年と17年シーズンは巨人戦を中心として「ラジオ日本制作のJRNナイター」のネット受け、また地方各局からRF向けのナイター(楽天戦は火曜のみネット、水〜金曜はJRN向けの裏送りを配信)を放送した。ただし、2016年は「楽天対巨人」の開催がなかった(2015年以降は隔年開催)ため、実際にTBCからRF-GBS-CRKネットへ配信された試合は2017年5月30日(解説・佐々木、実況・守屋)が初となった。TBSが自社でのナイター放送を全面撤退した2018年以後も巨人対楽天戦が火曜日に開催された場合や、楽天戦を放送しない火曜日にラジオ日本からネット受けするケースがあり、この実例として2018年6月5日(解説・水野雄仁、実況・石黒新平)がある。 →「ラジオ日本ジャイアンツナイター § 楽天戦」も参照
また2010年から2017年までは土・日ナイトゲームでJRN系列局へのネット予定がなく、NRNが本番もしくは雨天予備カードとしている試合(主に在京・在阪球団が関与するナイター)については、TBCの自社中継をNRNラインの中継(文化放送受け持ち、前年までは裏送りのみ)として放送し、前年までローカル編成による自社制作(TBC技術協力)を行っていたニッポン放送にはTBC制作で裏送りを実施(提携局であるMBSラジオにもネット)していた。ただし、どの局へも送出する予定がない場合は、名目上JRN扱いとして放送した(ただし音源素材としてはNRNとの共用)。 しかし、2018年から2021年まではJRNナイターが全曜日で廃止されたことを機に上記の対応を見直し、JRN系列局へのネット予定がなく、NRNが本番もしくは雨天予備カードとしている試合であっても、自社本番は単独放送であってもJRN扱いで固定し、QR-NRNに対しては別途裏送り対応することになった。ただし、ネット局がなく、かつ予備順位が屋内球場より下位の場合は、二重制作待機を行わずJRN・LF-MBSとの共用で一応のNRN扱いとすることがある。 さらに2022年からは、STV(2021年より)とKBC(2023年より[23])における土・日のビジターゲーム中継の取りやめ、ならびにLFにおける日曜ナイター中継の大幅削減といった事情が重なり、土・日の二重制作の機会が限定されたことから、対中日戦やオールスターゲームといった事例以外は二重制作をせず、同一の実況をNRN(QR経由)とLFに配信するようになった(この場合、前述のように関西地区はABCへネット)。 2018年のJRNナイター廃止後、TBSラジオ(JRN、『エキサイトベースボール』)はDeNA主催試合の裏送りのみ継続しているが、TBCがビジターゲームの裏送り依頼を抑制している関係上、セ・パ交流戦での「DeNA対楽天」の放送実績や、火曜日の楽天戦非開催時およびネット不可能時にTBSラジオ制作の裏送りによる「DeNA対阪神」(朝日放送ラジオからの受託)・「DeNA対中日」(CBCラジオからの受託)・「DeNA対ソフトバンク」(RKBラジオからの受託)・「DeNA対日本ハム」(HBCラジオからの受託)を任意ネットで放送した実績もないことから事実上野球中継での関係が完全に断絶している。 なおRFラジオ日本では2020年以降は、ほぼ東京ドームで開催する巨人主催試合に限定する形でナイターを編成しており、巨人主催の地方球場開催は原則放送していないが、2024年4月23日のひたちなか市民球場で「巨人対中日」戦が開催・放送されたが、仮にそれが中止になった場合の予備第2位として当番組から「楽天対日本ハム」戦(TBC-HBC。火曜日のためJRN扱い)をRF・岐阜放送ラジオ(GBS)・ラジオ関西(CRK)、またその他予備カードの開催状況により、CBCラジオ、朝日放送ラジオ、山口放送、RKBラジオ、長崎放送・NBCラジオ佐賀、熊本放送にネットされる可能性があった(第1予備はABCフレッシュアップベースボールの本線となるDeNA対阪神(TBS-R協力による乗り込み))[24] ヤクルト戦
「ヤクルト対楽天」(交流戦)はクロスネット局であるRCCの「ヤクルト対広島」と同様に、NRNラインになる。但し、土・日曜日は本来ならNRNナイターは文化放送の担当だが、全国中継カードとならない場合はニッポン放送制作のものを放送する。このため、2008年の日曜日開催についてはLF-MBSラインと共用、2009年は特例処置でニッポン放送制作の裏送り、しかし2011年はデーゲームとなったため中継がなく、以降も全国中継カードで巨人戦が優先されることが多くなったため放送実績がない(参考までに、RCCでは、横浜主催もNRN独占だった時代の名残からか首都圏本拠地開催のナイターではニッポン放送での放送の有無にかかわらず文化放送〔2017年までは、ヤクルト戦以外は予備順位によりTBSラジオの場合あり〕から裏送りを受け、ナイターオフ編成時や地方開催でNRN本番・予備カードでない場合〔またはNRN予備順位が最後位で文化放送が裏送り体制が取れない場合のヤクルト戦を含む〕はニッポン放送からネットまたは裏送りを受ける)。 JRNナイター廃止後の火曜日に「ヤクルト対楽天」をセ・パ交流戦における予備日開催で『文化放送ライオンズナイター』が本番カードとした場合は局間ネットで放送する(2023年6月20日が該当)。 →詳細は「ニッポン放送ショウアップナイター § NRN独占カードの対応」を参照
新型コロナウイルスへの感染拡大に伴う対応(2020年)
中継に関する特記事項2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年
解説者現在●の人物は番組公式サイトにて解説者として紹介されている人物。
過去※「ダイナミックナイター」時代の出演者も含む。
実況アナウンサー・リポーター現在
遠征試合のリポーター派遣は開幕シリーズや全国中継の可能性がある場合、同じ試合を(ネット受けも含めて)TBCテレビで中継する場合、楽天がポストシーズン進出の場合のみ行われる(HBC・STV・RKB・KBCも、自社制作試合以外では同様の方針である)。一時期のホームゲームにおいて地上波テレビ他局やNHK-BS、BS朝日の放送がない場合にヒーローインタビューのインタビュアーをTBCアナが担当していた。理由は球団制作中継のリポーターが就任直後だった為の処置である。 過去
前座番組2007 - 2017年の間、火曜から金曜の夕方に当夜の中継カードの直前情報を伝えるミニ番組を設けていた。2009 - 2015年はキリンの提供が付くニッポン放送の企画ネット番組となっていた(『ショウアップナイタープレイボール』を参照)。しかし、2017年のナイターオフ期から夕方のワイド番組『NEW NEWS』が、2020年10月以降は『シロクジTUNE』が18時前まで放送されるようになったため、2018年以降の平日は単独での前座番組を設けておらず、2021年までは『シロクジTUNE』内のスポーツコーナー(守屋周が担当する「モリヤスポーツ」)で事実上代替していた。 TBCラジオでは、月 - 金曜日に放送されていた『シロクジTUNE』を、2022年の4月改編(3月28日)から金曜日にのみ編成。月 - 木曜日には、自社制作による『プレスポ』(野球を含む宮城県内向けのスポーツ情報番組)を17:14 - 17:59に放送している。『プレスポ』では当番組にも出演するスポーツアナウンサーが日替わりでパーソナリティを務めるため、火 - 木曜日に楽天のナイトゲームを自社制作で中継する場合には前座番組[注 14]、月曜日が祝祭日で楽天のデーゲームを中継する場合には後座番組の役割を担う。前者の場合にはパーソナリティが17:25までのパートにしか登場せず、『TBCニューストゥデイ』(自社制作のローカルニュース)や『ネットワークトゥデイ』(TBSラジオからJRN向けに放送する全国ニュース)などの内包コーナーをはさんで、17:47以降のパートを実況担当のアナウンサーと解説者のクロストークに充てている。 過去
後座番組2011 - 2017年度(『TBCパワフルベースボールPlus』→『イーグルスラボ』)2011年度(2011年4月12日)から2014年度までは、火 - 金曜日のナイトゲーム中継の後座番組として『TBCパワフルベースボールPlus』を編成。基本の放送枠を21:00 - 22:00に設定していたが、ナイトゲーム中継を21:00以降にも続けた場合には、中継終了直後からの放送か休止のいずれかで対応していた。2015年度から2017年度までは、『イーグルスラボ』というタイトルで放送。 出演者
放送内容
2018年度以降(『tbcPOWERFULBASEBALLα』→『tbcナイタージャンクション』)TBCラジオでは2018・2019年度に、生放送のクッション番組を制作しなかった。新型コロナウイルス感染症流行の影響でレギュラーシーズンの開幕を6月中旬にまで遅らせていた2020年度には、例年であればナイターオフ編成に入っていた10月にも楽天などのナイトゲーム中継が組まれていたため、同月の火・水曜日には『tbcPOWERFULBASEBALLα』という自社制作の後座番組を編成。東北放送のスポーツアナウンサーがパーソナリティを務めた。 2022年度には、『tbcナイタージャンクション』(かしわプロダクション制作の収録番組『ミュージックブルペン』に『ベストミュージックコレクション・ジャパン』を組み合わせた2部構成番組)を、火 - 金曜日に後座番組として編成。基本の放送枠は21:00 - 21:49で、ナイトゲーム中継を21:44以降も続ける場合には放送せず、確保できる放送枠が25分未満の場合には『ミュージックブルペン』のみ放送する(当該項でも詳述)[注 15]。 脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク
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