2018 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 |
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大会概要 |
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日程 |
2015年5月24日 – 2016年3月29日 |
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チーム数 |
40 |
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大会統計 |
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試合数 |
152試合 |
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このページは、2018 FIFAワールドカップ・アジア予選 (兼AFCアジアカップ2019予選)の2次予選の結果をまとめたものである。
2015年5月24日から2016年3月29日の間に実施された[1]。
方式
シード順が1位から34位のチームに加え、1次予選を勝ち上がった6チームの計40チームを5チームずつの8組に分け、ホーム・アンド・アウェーでの2順の総当たり戦 (各チーム8試合ずつ)を行う。各組1位8チームと各組2位のうち成績上位4チームの計12チームがワールドカップ3次(最終)予選進出と同時にAFCアジアカップ2019本大会出場権獲得。
なお、各組2位のうち成績下位4チームおよび各組3位、各組4位チームのうち成績上位4チーム (計16チーム)はAFCアジアカップ2019予選3次予選へ進出。各組4位チームのうち成績下位4チームおよび各組5位チーム (計12チーム)はAFCアジアカップ2019予選プレーオフへ進出する[2][3]。
シード順
組み合わせ抽選会は、2015年4月14日17:00(UTC+8)よりマレーシア・クアラルンプールのJWマリオットホテルで開催された[4]。
シード順は、組み合わせ抽選会直前の2015年4月発表のFIFAランキングに基づき振り分けられた[5][6]。
なお斜体で表記されたチームは、1次予選を勝ち上がったことを示す。
試合結果
勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合
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勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する (レギュレーション条項20.6および20.7参照[7])。
- 総得失点差
- 総得点
- 当該チーム間の勝点
- 当該チーム間の得失点差
- 当該チーム間の得点数
- 当該チーム間のアウェーゴール数 (比較対象が2チームのとき)
- 中立地での試合 (FIFAが必要と認めたとき)
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グループA
- ^ a b c d e f 東ティモールは、代表資格のない選手を多数出場させたことへの処分として、後日2018 FIFAワールドカップ・アジア予選の合計7試合を没収試合(0-3での敗戦扱い。ただし、当初のスコアがそれ以上の敗戦であった場合はスコアは変更せず)とされた[8]
- ^ マレーシア対サウジアラビアは、87分を経過したところで観客がピッチ内に物を投げ込んだため、試合は中断し延期となった (中断時点ではサウジアラビアが2-1でリードしていた)[9]。2015年10月5日にFIFAは、この試合を0-3でマレーシアの敗戦とし、さらにマレーシアに対して、ホームゲーム1試合 (2015年11月17日開催のアラブ首長国連邦戦)を無観客試合で行う旨の決定を下した[10]
※ワールドカップ3次予選・アジアカップ3次予選への進出チーム決定時(後日の処分により、東ティモールが出場した試合の一部が後日没収試合となる以前)の順位表は以下の通り。
グループB
グループC
グループD
グループE
グループF
インドネシアサッカー協会は2015年5月30日に、国内リーグの運営に政府が介入しているとして、FIFAより資格停止処分を受けた[31]。これを受けてAFCは2015年6月3日、インドネシアを当予選より除外することを決定し、インドネシアに関係する試合は全て中止となった[32]。よって、AFCアジアカップ2019も出場できなくなった。
グループG
- ^ a b c d クウェートサッカー協会は2015年10月16日に、政府の干渉によって独立性が損なわれているとして、FIFAより資格停止処分を受けた[34]。処分後の試合は全て没収試合(クウェートの0-3での敗戦扱い)となった。
グループH
- ^ 当初のスコアは1-0で北朝鮮の勝利であったものの、イエメンが出場停止処分中の選手 (ムディール・アル・ラダイー、1次予選の2試合においてそれぞれ警告を受けていた)を出場させたため、没収試合 (北朝鮮の3-0での勝利扱い)とされた[43]。
各組2位チーム
2位の8か国・地域のうち成績上位4チームは2次予選を通過。下位4チームはAFCアジアカップ2019予選3次予選に進出。
また、各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する。
なお、インドネシアを除外することでグループFは4チームになるため、他のグループの2位チームは対5位チームの成績を除外して2位チーム同士の順位を決定する。
- 得失点差
- ゴール数の多少
- 中立地での一発勝負
各組4位チーム
4位の8か国・地域のうち成績上位4チームはAFCアジアカップ2019予選3次予選に進出。下位4チームはAFCアジアカップ2019予選プレーオフに進出。
また、各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する。
なお、インドネシアを除外することでグループFは4チームになるため、他のグループの4位チームは対5位チームの成績を除外して4位チーム同士の順位を決定する。
- 得失点差
- ゴール数の多少
- 中立地での一発勝負
脚注
- ^ a b c d e 東ティモールは、代表資格のない選手を多数出場させたことへの処分として、後日2018 FIFAワールドカップ・アジア予選の合計7試合を没収試合(0-3での敗戦扱い。ただし、当初のスコアがそれ以上の敗戦であった場合はスコアは変更せず)とされた[11]
- ^ a b 元来パレスチナ vs サウジアラビア戦を先に実施予定であったが、サウジアラビア代表がヨルダン川西岸地区に渡航が困難であることから日程を入れ替えた[12]。入れ替えた後の試合となったパレスチナ対サウジアラビアは、2015年10月13日にパレスチナのアッ=ラームにあるファイサル・フサイニー国際スタジアムで行われる予定であったが、サウジアラビア代表がヨルダン川西岸地区への渡航を拒絶したため、開催地決定まで延期された[13]。その後の協議において、2015年11月5日にパレスチナで開催することを決定したが[14]、パレスチナ政府が安全の確保が困難と判断したことから、開催地を中立地とし、2015年11月9日に開催するよう再度変更された[15]。
- ^ 東ティモール・ディリには国際Aマッチに適応できる競技場が少ないため、アラブ首長国連邦戦はマレーシアで実施[16]。
- ^ a b マレーシア対サウジアラビアは、87分を経過したところで観客がピッチ内に物を投げ込んだため、試合は中断し延期となった (中断時点ではサウジアラビアが2-1でリードしていた)[17]。2015年10月5日にFIFAは、この試合を0-3でマレーシアの敗戦とし、さらにマレーシアに対して、ホームゲーム1試合 (2015年11月17日開催のアラブ首長国連邦戦)を無観客試合で行う旨の決定を下した[18]
- ^ a b パレスチナ対サウジアラビアおよびパレスチナ対マレーシアは、現地の安全面とセキュリティ面を理由にヨルダンで開催される[15][19]。
- ^ 本来モルディブのホームゲームとして実施すべきところ、試合開催の要件を満たす会場を用意できなかったことから、中国での開催に変更した[20]。
- ^ インドが出場停止処分中の選手 (エウゲネソン・リンドー)を出場させたため、没収試合 (イランの3-0での勝利扱い)とされた[23][24]。なお、当初のスコアも3-0でイランが勝利していた。
- ^ a b c d アフガニスタンは、アフガニスタン紛争のため、ホームゲームを全試合イランで開催する[25]。
- ^ 2015年6月16日に、シンガポール ナショナルスタジアムでシンガポール vs 日本戦を実施予定であった。しかし当地で第28回東南アジア競技大会閉会式が行われるため会場の確保が困難となり、同年11月12日の日本 vs シンガポール戦と日程を入れ替えることとなった[26][27]。
- ^ a b c d シリアは国内の騒乱状態のため、ホームゲームを全試合オマーンで開催する[30]。
- ^ 2015年6月11日に実施予定であったが、第28回東南アジア競技大会の日程と重なることから、5月24日に変更されることとなった[33]。
- ^ a b c イラクは内戦のため、ホームゲームを全試合イランで開催する。
- ^ a b c d ミャンマーは、前大会の予選で観客が暴動を起こしたことへの処分として、今大会の予選におけるホームゲームの国内開催を禁止されている (2014 FIFAワールドカップ・アジア2次予選#ミャンマー対オマーン戦の途中打ち切りを参照)。そのため、ホームゲームを全試合タイで開催する。
- ^ クウェートは、ホームゲームを一部カタールで開催する[35]。
- ^ a b 2015年11月17日 19:00 (UTC+7)からタイ・バンコクのラジャマンガラ・スタジアムで実施[note 13]の予定であったものの、クウェートが国際サッカー連盟 (FIFA)から資格停止処分を受けていることから、FIFAはこの予定での試合実施を中止すると発表した[36][37]。その後、FIFAはこの試合を行わずに没収試合 (クウェートの0-3での敗戦扱い[38])にすると発表した[39]。
- ^ a b c d クウェート対ラオスは2016年3月24日18:35 (UTC+3)よりアル・クウェート・スポーツ・クラブ・スタジアム (クウェート市)で、、韓国対クウェートは2016年3月29日20:00 (UTC+9)から大邱スタジアム (大邱)でそれぞれ実施の予定であったが、クウェートが国際サッカー連盟 (FIFA)から資格停止処分を受けていることから、FIFAはこの予定での試合実施を中止すると発表した[40]。その後FIFAは、これら2試合を実施せずに没収試合 (クウェートの0-3での敗戦扱い[38][41])にすると発表した[42]。
- ^ 当初のスコアは1-0で北朝鮮の勝利であったものの、イエメンが出場停止処分中の選手 (ムディール・アル・ラダイー、1次予選の2試合においてそれぞれ警告を受けていた)を出場させたため、没収試合 (北朝鮮の3-0での勝利扱い)とされた[44]。
- ^ a b c d イエメンは内戦のため、ホームゲームを全試合カタールで開催する。
出典
外部リンク
- Qualifiers – Asia, FIFA.com
- Schedule & Results, the-AFC.com
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