ファビオ・エンリケ・タバレス
ファビーニョ(Fabinho)ことファビオ・エンリケ・タバレス(Fábio Henrique Tavares, 1993年10月23日 - )は、ブラジル・サンパウロ州カンピーナス出身のサッカー選手。サウジ・プロフェッショナルリーグ・アル・イテハド所属。ブラジル代表。ポジションはミッドフィールダー(DMF)、ディフェンダー(CB[3]、RSB)。 クラブ経歴フルミネンセ時代の2012年、コリンチャンス戦にて初のベンチ入りを果たしたが[4]、その後試合に出場する事が無いままクラブを離れた。その後リオ・アヴェFCを経て、レアル・マドリード・カスティージャにレンタル移籍、2013年5月8日、マラガ戦でレアル・マドリードでのトップチームデビューを果たし、アンヘル・ディ・マリアのゴールをアシストした[5]。 2013年7月ASモナコへレンタル移籍、以降レンタルを延長し、2015年5月19日に完全移籍した[6]。2016-17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16のマンチェスター・シティ戦1stレグでは、ラダメル・ファルカオ、キリアン・エムバペのゴールをアシスト[7]、2ndレグの試合では得点も決めて勝利に貢献[8]するなど、モナコのチャンピオンズリーグベスト4入りに貢献した。2017年の夏の移籍市場では、モナコはエムバペ、ベルナルド・シウバ、ティエムエ・バカヨコやバンジャマン・メンディらの主力選手が移籍し、ファビーニョ自身もマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンが獲得に動いたがモナコが拒否したため残留した[9]。 2018年5月28日、リヴァプールFCはファビーニョと長期契約を締結したことを発表した[10]。メディカルチェックをクリアした後、7月1日から正式に加入した。10月27日、第9節のハダースフィールド・タウンFC戦でプレミアリーグデビューを果たした[11]。12月26日のニューカッスル戦で移籍後初ゴールを決めた[12]。チャンピオンズリーグ決勝のトッテナム戦では先発フル出場で優勝に貢献した[13]。 2019-20シーズン、11月13日の首位攻防戦となったマンチェスター・シティ戦では強烈なミドルシュートを決め3-1での勝利に貢献[14]。怪我に苦しんだシーズンとなったが、30年振りとなるリーグ優勝に貢献した[15]。同シーズンの優勝セレモニーの最中に自宅に泥棒が侵入、貴金属や愛車のアウディが盗まれる事件が起きた[16]。 2023年7月31日、サウジアラビア1部リーグのアル・イテハドに3年契約で、移籍金は約4000万ポンドで移籍した[17][18][19]。 代表経歴2014年10月9日、エクアドル代表との親善試合でブラジル代表に初召集されたが試合には出場しなかった。2015年6月7日のメキシコ代表との親善試合でA代表デビューした。コパ・アメリカ2015やコパ・アメリカ・センテナリオにも出場した。 2022年11月7日、W杯カタール大会に向けたメンバーの1人に選ばれた[20]。 個人成績
代表歴出場大会
試合数
タイトルチーム
脚注
関連項目外部リンク
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