マーティン・トムチェク
マーティン・トムチェク (Martin Tomczyk, 1981年12月7日 ー ) は、ドイツのレーシングドライバーである[1]。2011年のドイツツーリングカー選手権のチャンピオン。 父はドイツ自動車連盟(ADAC)モータスポーツ担当副会長やドイツモータースポーツ連盟(DMSB)会長を歴任したヘルマン・トムチェク。 経歴ローゼンハイム出身で、カートでレースを初め、フォーミュラ・BMWやドイツ・フォーミュラ3選手権を経て、2001年よりドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦を始めた。 トムチェクはアウディ陣営のチームの一つであるアプト・スポーツラインからデビューし、2002年の開幕戦ホッケンハイムリンクで初勝利を挙げ、2006年は1勝してシリーズランキング4位、2007年には自己ベストのシリーズ3位を得た。2010年まで同チームに在籍した。 2011年に同じくアウディ陣営のチーム・フェニックスに移籍。参戦11年目となった同年に3勝を挙げてシリーズチャンピオンを獲得した。 2012年からはアウディを離れて、この年より参戦を開始したBMWに移籍。以後、チーム・RMGやシュニッツァー・モータースポーツより引き続き参戦したが、2016年限りでDTMからの引退を表明。トムチェクは16年にも及んだDTM参戦を終了した。 DTM参戦終了後は引き続きBMWのファクトリードライバーとしてユナイテッド・スポーツカー選手権やFIA 世界耐久選手権などで活躍している。 2021年12月、トムチェクは10年に渡り在籍したBMWモータースポーツから離れるとともに、レース活動からも引退し、DTMを運営するITR e.Vに加わることが発表された。トムチェクはDTMのサポートシリーズであるDTMトロフィーのマネジメントを担当するほか、広報活動を補佐することとなる[2]。 レース戦績ドイツ・フォーミュラ3選手権
(key) ドイツツーリングカー選手権スポーツカーユナイテッド・スポーツカー選手権
(key) FIA 世界耐久選手権
(key) インターコンチネンタルGTチャレンジ
ル・マン24時間レース
ニュルブルクリンク24時間レース
脚注
外部リンク |
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