作楽クリエイト
株式会社作楽クリエイト(さくらくりえいと、英: Sakura Create)は、日本のアニメ制作会社。略称は「作楽」。ここでは旧法人である「作楽クリエイト有限会社」についても解説する。 概要・沿革旧法人情報
創業から転換期作楽クリエイトは、スタジオジブリの第一期研修生だった伊藤秀樹が、2002年2月に長野県上田市で設立した作画スタジオが始まりである。伊藤はジブリ退社後、長野県安曇野市へ移住し大工として活動していたものの、上田市でアニメスタジオを設立する計画が具体化するにあたり、自ら責任者として名乗りを上げ、同地に「作楽クリエイト有限会社」を創業した[2]。 創業当初は、主に他社からの依頼を受けて作画や仕上げといったアニメ制作工程の一部を請け負う下請け業務が中心だった。しかし2004年に東京都西東京市富士町に東京スタジオを設立したのを機に、アニメ作品の特定の話数全体の制作を請け負うグロス請けを開始し、制作スタジオへと体制を転換した。テレビシリーズのアニメーション制作に携わるだけでなく、三洋精密やJAといった企業や共同組合のCMのアニメーション部分の制作も数多く手がけた。2013年には、創業者の伊藤が取締役会長を退任し、フリーランスのアニメーター・演出家となった。 グロス請けした話数の中には、制作進行の名義として「桜栗 英人(さくらくり えいと)」というハウスネームがクレジットされることもあった。 事業拡大と法人改組同社は2015年のWEBアニメ『カレバカ ~吾輩ノ彼ハ馬鹿でR~[3]』より元請け制作を開始し、2019年の『まんなかのりっくん[4]』でテレビシリーズにも進出した。 2019年1月22日、事業拡大に伴い東京スタジオを東京都西東京市柳沢へ移転。 2020年12月21日、東京スタジオを本社として作楽クリエイトの事業を継承し、新たに「株式会社作楽クリエイト」を設立した。代表取締役にはサンシャインコーポレーションを経て、東京スタジオでプロデューサーを務めていた高吉哲歩が就任し、新たな経営体制となった。 旧法人である「作楽クリエイト有限会社」は2021年8月11日に解散し、長年の拠点だった上田市から事業を撤退した。その後、「株式会社作楽クリエイト」は、2023年2月27日[5]に本社を現在の所在地である東京都西東京市田無町に移転した。 主な作品テレビアニメ
Webアニメ
制作協力
作画担当作品
関連人物演出家
アニメーター
関連項目脚注
外部リンク
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