千葉テレビ放送アニメ番組放送一覧 (ちばテレビほうそうアニメばんぐみほうそういちらん)では、千葉県 の独立局 である千葉テレビ放送(チバテレ)で放送ないし放送されたアニメ、アニメ情報番組を列挙している。
放送時刻はJST(日本標準時)で表記。
現在放送中ないし過去のアニメ以外の番組については「Category:千葉テレビの番組 」を参照のこと。
概要
かつては深夜アニメ 作品(いわゆるUHFアニメ )を特番編成(選挙 関連・オリンピック ・FIFAワールドカップ ・高校野球ダイジェスト など)の都合でゴールデンタイム に放送することがまれにあった(特に日曜日に多くみられる。その一例として、『らき☆すた 』が深夜0:00から20:00に繰り上がったことがある。)。一部前日の深夜に放送するものもある。2010年代 以降は、UHFアニメをゴールデンタイムに放送することはなく、選挙特番等があっても時間を遅らせたり、ゴルフ番組枠の時間変更・中止により通常通りの放送を確保することが多い。2014年(平成26年)10月以降は、選挙特番が入る日曜23:30 - 24:00についてはアニメを編成せず、再放送番組(主に東名阪ネット6 共同制作番組)や海外ドラマ(『Mr.ビーン 』など)を編成するため、アニメには全く影響しなくなった。
2016年10月 - 12月は、日曜23:30枠(上記の選挙特番が入る枠)や日曜24:00枠などのかつて新作アニメが放送されていた時間には、他局が制作したアニメの再放送に割り当てられていた。
2000年代後半からは16:9で制作される作品が増え、地上デジタルでは俗に超額縁 と呼ばれる状態で放送される事の多かったUHFアニメだが、千葉テレビでは2006年 (平成18年)4月の地上デジタル開局以来、16:9フルサイズで放送されており番組冒頭に5秒程「ハイビジョン制作」のテロップを表示する番組もあった(ただし厳密には、開局初日に放送された、『Soul Link 』(第1話)・『吉永さん家のガーゴイル 』(第1話)は額縁放送 だった。両作品とも第2話以降はフルサイズで放送)。しかも試験放送の時期も含めると、テレビ埼玉よりも開始は早かった(ちなみにテレビ埼玉は2005年 (平成17年)12月1日デジタル開局、2006年 (平成18年)3月3日フルサイズ放送開始)。
過去のアニメを放送する際は放送コード に対する規制が緩く、差別用語とされるものが含まれていてもそのまま放送される場合がよくある[ 注 2] 。
2000年代はUHFアニメの幹事局を担当する作品がかなり多かった。アニメ雑誌 の新作紹介記事で、UHFアニメの場合は放送局の欄に「千葉テレビほか 」と書かれることが多かった(その他の担当局に関しては幹事局の項を参照)[ 注 3]
TOKYO MXがアニメの本数を大幅に増やして以降は放送される本数は減少、2016年からはKADOKAWA (角川書店・富士見書房)が原作あるいは製作関与の作品が数本放送されるだけとなっていた。2013年10月期は平日深夜帯から新作アニメの放送が一旦なくなるまでに至った。2016年7月期からは角川枠の1つで10年以上に渡って続いた日曜24:00枠も消滅し(2017年1月 - 3月のみ再開)、2017年4月は角川枠全体が消滅した(後番組は、『ウルトラゾーン 』再放送(tvk との同時ネット)に充てられた)。
2017年7月期には、新作のアニメが一本も放送されず、全て再放送(一部作品は県内初放送)となったため、千葉テレビが深夜アニメの放送を開始して以来初めて深夜帯の新作枠は完全に姿を消すこととなった。その後同年10月期に『魔法使いの嫁 』が放送されたことで新作枠が復活するも、2018年4月からはテレ玉と共に再び新作枠が消滅状態となっていた。しかし、7月より『邪神ちゃんドロップキック 』が放送され、現在は不定期に新作アニメが放送されている。
新作アニメの動向
2006年初冬より原則として16:9マスター作品はフルサイズ放送となっている。
前述のとおり、日曜に市長選挙特番(概ね23:30-24:00)が編成される等、放送時間が変更となる場合がある。ただし、2014年10月以降はアニメ枠以外の番組を放送中止して対応しており、衆議院 ・参議院 選挙、千葉県知事 選挙などを除けば、アニメ枠には影響が発生していない。しかし、2017年 7月期以降は不定期放送となる。
全力ウサギ (シーズン2)
水 21:55 - 22:00
2025年4月9日放送開始
アニメ再放送
概況
2025年3月まで
平日17:00-18:00は『あにめたいむ5』 となっており、17:00-17:30は、1つのアニメを5日間連続放送[ 注 5] 、17:30-18:00は、日替わり[ 注 6] ※木曜のみ2025年2月以降は、テレビ朝日 制作の主に男児向けの特撮ドラマ枠(「平成仮面ライダーシリーズ 」、「スーパー戦隊シリーズ 」)となっている。(現在は「暴太郎戦隊ドンブラザーズ 」を放送)。
2021年3月まで、18:30-19:00は永らく1つのアニメを4日間(月曜-木曜)連続放送(2019年3月までは5日間連続放送)していたが2021年4月改編で廃止となった[ 注 7] 。
かつて2013年4月から2016年8月までは、平日19:00-19:30(2015年以降は編成の都合上縮小し、月曜のみで継続)の枠があったが、『銀魂' 』の深夜枠移動により、廃止。
例年、以下の期間は休止となる。
7月は、夏の高校野球千葉大会 開催のため、17:00 - 19:00全てにおいて休止[ 注 8] 。
雨天中止・終業式 ・選挙投票日や期末試験前後に伴う調整日であっても休止し、この場合はテレビショッピングや穴埋め番組を放送する。
ただし2019年以降は、17:00 - 17:30のアニメ(5日間連続放送)については休止対象とはならず、17:30 - 18:00(日替わり)のアニメのみ休止となる[ 注 9] 。
3月上旬に、隣県の茨城県 で行われる公立高校入試当日は、アニメ再放送枠のいずれかで15分間の解答速報を放送のため休止。
23:00以降に深夜アニメ枠を設置しており、キー局でも深夜で放送していたアニメの再放送を中心に行っている。
水曜23:00台は、2015年4月 - 2018年3月はProduction I.G (もしくはその関連会社)制作アニメの放送枠となっていた(2017年4月 - 6月を除く)。
2021年4月から2023年3月までは平日24:00 - 24:30に、『あにめたいむ5』の深夜版となる『あにめたいむ24』 を新設。これにより、この時間に放送されていたバラエティ番組等は、22:00 - 24:00の間等に移動される。
2022年9月から12月までの水曜、2022年12月の火曜は、アニメの放送を休止していた。2023年1月より火曜と水曜の放送が再開。同年2月を以って、月曜の放送が廃止。その後2023年3月に『あにめたいむ24』が廃止となり、4月以降は放送時間が別時間に変更となった。2024年5月に放送されていた作品が終了して以降、深夜帯でのアニメ再放送は行われていない。
夏休み時期には、「アニメスペシャル」と題して放送されることがある。
2010年代までは、シナノ企画 制作のアニメが2,3本、16:30のテレビ埼玉 制作番組(『ごごたま 』⇒『マチコミ 』)を数日中止して放送されていた。
2021年は、押井守 に関連した作品を放送した。「あにめたいむ5」の17:00 - 17:30に『うる星やつら 』と、「あにめたいむ24」を当該期間のみ24:30 - 25:00にも拡大して『ぶらどらぶ 』を放送した[ 1] 。
2025年4月以降
平日17時台(あにめたいむ5)については、これまで永らく17時台の1時間(5日間連続放送30分、日替わり放送30分)で放送が続いていたが、2025年4月改編で、事実上大幅に縮小となる。報道強化の観点で『newsチバ 』が枠拡大されるため、『チュバチュバワンダーランド』が17:00 - 17:15(再放送枠)、および17:45 - 18:00(本放送枠)に移動。これにより、「あにめたいむ5」は17:15 - 17:45の30分間(日替わり放送のみ)に短縮される[ 2] 。
木曜のみ2025年2月以降は特撮ドラマとなっており、現在は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ 』を放送。
なお、本来の新年度改編は2025年3月31日(月曜)からであるが、5日間連続放送で放送されていた『ブラック・ジャック 』が途中打ち切りになるのを避けるため[ 注 10] 、4月4日(金曜)までは従来までの枠が維持され、翌週4月7日(月曜)より変更される。
全日帯
あにめたいむ5(平日17時台)
その他
どすこい すしずもう (土 7:30 - 7:45、3話連続放送)
その他、1話分(5分間)を穴埋めで放送することもある。
深夜帯
過去の新作アニメ
自社制作(共同制作含む)
その他独立局制作
他局制作
※はUHFアニメ扱い
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
TBS系列
テレビ東京系列
フジテレビ系列
BS放送
その他制作
過去のアニメ再放送
日本テレビ系
テレビ朝日系
TBS系
テレビ東京系
フジテレビ系
BS放送
CS放送
過去のUHFアニメの主な作品
チバテレビで過去にUHFアニメとして放送したもの
※ここで、東名阪 の各局制作で紹介されたものを除く。
過去に放送されたアニメ・声優関連番組
過去に放送されたその他アニメ
テレビ局以外のプロダクション制作、または海外制作のものを列挙。
「あにめたいむ24」枠で放送されたアニメ
朝の情報番組内で放送されたアニメ
その他の時間帯で放送されたアニメ
下記は、17時台(現:「あにめたいむ5」)や、「あにめたいむ24」以外の深夜枠などで放送されたもの。
イベント・キャンペーン
チバテレ開局40周年記念『チバテレ☆アニメカーニバル』(中止)
2011年 4月3日 に千葉県文化会館 にて、チバテレ開局40周年記念イベントとして、May'n などが出演する『チバテレ☆アニメカーニバル 』と題したアニメソング の音楽フェスイベントが開催予定で、『朝まるJUST 』等の各番組や天気予報等で盛んに宣伝されていたが、東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災 )による公共交通機関の不安定などを理由に中止となった[ 5] 。なお、チバテレ開局40周年記念イベントは翌年の2012年3月3日に『チバテレビ開局40周年記念 豪華絢爛 演歌まつり』として、チバテレの特徴でもある演歌 のコンサートに変更された[ 6] 。
以後においてもアニメ関連のコンサートの実現には至っていない。なお、開局45周年記念コンサートもやはり演歌のコンサートであり、2017年 3月3日 に『千葉テレビ放送開局45周年記念 三波春夫 没後15年特別企画 山内惠介 ・市川由紀乃 ・三山ひろし スペシャルコンサート』として開催された[ 7] 。その後開局50周年記念では、チバテレ初となるロック・フェスティバル として、2023年 1月28日 に『SPRING BOARD FES Chiba TV 50th +1』を開催予定であったが、こちらも中止となり、またしても演歌以外のジャンルでの音楽フェスイベントが中止となった[ 8] [ 9] 。
チバテレ開局45周年記念『TMS(トムス) ×チバテレ アニメ総選挙』
チバテレ開局45周年記念として、トムス・エンタテインメントとのコラボレーションにより、2016年 7月18日 ・19日 にプレナ幕張で開催された「スマイルfestivalちば」で、旧東京ムービー 時代の作品を含むトムスを代表する10作品から視聴者投票を行い、最も投票が多かった作品が放送される[ 10] 。
脚注
注釈
^ 2006年 (平成18年)10月からはハイビジョン制作 、もしくは局への納品時に素材をアップコンバート している作品に限り、テレビ神奈川・名古屋テレビ(メ〜テレ) ・テレビ愛知 ・朝日放送 ・関西テレビ ・サンテレビ ・テレビ北海道 ・東北放送 ・瀬戸内海放送 ・TVQ九州放送 なども含まれる。
^ 新作UHFアニメの放送コードは以前は緩いほうにされることが多かったが、ここ数年はTOKYO MXのみが一部描写において緩くなることが多く、千葉テレビはその他の局と共通の放送コードに統一される傾向が多い(特にここ最近はTOKYO MXと近畿広域圏 の独立放送局とはゆるい方にされることが多いが、首都圏トライアングル各局は一律きつい方に統一されるなどということがある)。
^ 『別冊宝島1411号 このアニメがすごい!2007』という本において、千葉テレビの担当者がインタビューに答えたことがある。
^ アニメ以外の番組も放送されているが、いずれもキングレコード製作(2024年1月期は下記の『KING SUPER LIVE 2024 開催記念ライブセレクション』、7月期は『REAL⇔FAKE 』シリーズ、10月期は『神様のサイコロ』『0.5D』を放送)
^ 金曜のみ2015年10月から2019年3月までは『グッと!金ようび』の再放送、2021年2月から3月までは通販番組 を放送していたため、4日間(月曜 - 木曜)連続放送となっていた。
^ 水曜のみ2014年5月から2018年5月までと同年10月から2019年9月までは、テレビ朝日 制作の主に男児向けの特撮ドラマ枠(「平成仮面ライダーシリーズ 」、「スーパー戦隊シリーズ 」)となっていた。月曜は2014年4月から2015年3月までは、特撮ドラマ枠(「ハルサーエイカー 」、「ハルサーエイカー2 」)となっていて、2021年2月から3月までは、放送作品が決まらないため、通販番組となっていた。
^ 金曜のみ2019年4月より、18:00-18:30を『NEWSチバFUSION 』開始により『チュバチュバワンダーランド 』が18:30-18:45に変更。
^ 特に18:30 - 19:00は、2019年まで高校野球関連の番組と重なっていたが、2020年にこの時間の高校野球番組は廃止。更に2021年からは18時台のアニメも廃止。
^ 2020年のみ、代替大会に伴うイレギュラー対応で、17:00 - 17:30のアニメ(当時は、『ヒカルの碁 』)も休止した。2021年は、後述する「アニメスペシャル」の17:00 - 17:30に加え、月曜の『SSSS.DYNAZENON 』についても、ほぼ同時期にネット開始した首都圏トライアングル 各局間での遅れ回避のため休止対象とはせず放送した。
^ 仮に3月28日で放送を打ち切ってしまうと、Karte:59までの放送までとなってしまう。残りのKarte:60,61およびSpecial Karte放送のため、4月2日までの放送となる。3日は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を60分に拡大して2話(ドン8話、ドン9話)連続放送、4日は穴埋め番組(猫のもふもふ日記)を編成。
^ 2009年9月17日に局のサイト上で、「放送権利の問題で急遽放映できなくなりました」との理由で放送打ち切りを発表。その後9月中は『ちば美彩 Natural Beauty』で穴埋めして、10月からは『らんま1/2』が放送された。
^ 放送終了年がチバテレ開局と全く同じ1971年 として、候補として選出された。
^ 放送終了年がチバテレ開局と全く同じ1971年として、候補として選出された。
^ 1976年 の放送終了以来ちょうど40年目であるとして、候補に選出された。
^ 原作者の1人であるたかなししずえ が、地元鴨川市 出身ということで、候補として選出された。
^ 放送開始が、チバテレ開局と全く同じ1971年ということで、候補として選出された。
^ 1986年 の放送開始以来、2016年がちょうど30年目であるとして、候補として選出された。
^ 1996年 に原作の連載及びアニメの放送が終了して以来、ちょうど20年目であるとして、候補に選出された。
^ 2006年 の放送開始以来、ちょうど10年目であるとして、候補に選出された。
出典
関連項目
外部リンク