『「坂崎さんの番組」という番組』(さかざきさんのばんぐみというばんぐみ)は、1996年(平成8年)4月に始まったJFNCのラジオ番組。パーソナリティーは坂崎幸之助(THE ALFEE)。略称は『坂番』(さかばん)[1]。
概要
坂崎幸之助の番組で一番早く始まったラジオの冠番組であり、JFNC制作の番組では1990年代から続いている長寿番組[注 1]の1つである。坂崎ならではの、「音楽」を様々なスタイルにして届ける音楽ラジオ・プログラム。もう1つのFMラジオ番組『K's TRANSMISSION(Kトラ)』と違い、コンパクトサイズな音楽をコーナーにして、聴きやすい構成となっている。
放送開始当初は放送基準日が毎週金曜 16:00 - 16:55となっており、同時ネットしている局も僅かにあった。
1997年頃まで、Skirtがアシスタントとして出演していた。また、ミュージシャンがゲストの時には坂崎とのスタジオセッションが行われることもある。
番組ノベルティとして、坂崎幸之助がデザインした坂番ステッカーが、AuDee内の「お題」に対しての「トークルーム」に書き込みをした者や、「番組のメッセージフォーム」から番組に読まれたリスナーの中から、「住所・氏名」を記入している者の中からプレゼントされる。デザインは同じだが、色が変わっているのも特徴である。文字は坂崎が筆ペンで直筆に書いたデザインの、ポラのステッカーとなっている。
2022年11月、坂崎が新型コロナウィルスのPCR検査で陽性が確認されたため療養に入った。『Kトラ』の方は生放送であることから、同じTHE ALFEEのメンバーが代行したが、こちらはあらかじめ事前収録していたため、そのまま放送された[2]。
内容
- 坂崎音楽堂
- 坂番アーティストデータファイル
- 無名の声優による再現お便りコーナー(時折、普通のお便りコーナーになることがある)
- 気になるあの曲(不定期コーナー)
- リスナーから寄せられた「気になっている曲(洋楽より邦楽が多い)」をフルコーラスで流し、坂崎が思い出と共に曲について振り返る。このコーナーに採用されたリスナーに「気になるアレ」をプレゼントしている。「住所・氏名」を書かないリスナーが多く、採用者に坂崎が「住所・氏名」を再び送るよう注意している。
- 2021年5月から始まった新企画。「いつまで続くかわからない」を覚悟に、「曲に連想する言葉」を繋ぎ合わせていくコーナー。曲について連想した言葉から曲を掘り出していく。洋楽・邦楽問わず扱う。
構成
※坂崎が洋楽を中心に扱うラジオ番組である(昔の邦楽を取り上げる時もある)。
- メール1通を読み、フリートーク(前半)・今週の企画(コーナー名は毎週変わる)を発表する。
(1)CMフィラー「Let's Go Surfin'╱Jim Waller & The Deltas[3]」
- フリートーク(後編)・企画(毎週変わる)にまつわる曲を説明して1曲を流す(不定期コーナー。ゲスト以外は基本的にフルコーラスではない)。企画の前半で「この後もまだまだ続きます」と坂崎が言う。
(2)CMフィラー「Road to Rincon╱Dave Myers & the Surftones」
- 毎週変わる企画コーナーを、番組時間いっぱいまで曲を説明をしながら曲を流す(不定期コーナー。ゲスト以外は基本的にフルコーラスではない)。
(3)CMフィラー「Mexico╱Lively Ones[4]」
- リスナーから届けられたメッセージ質問に答える。THE ALFEEの告知をして、THE ALFEEの曲を時間まで流す。
(4)CMフィラー「EXOTIC╱THE RHYTHM KINGS[5]」
- 「今週の、『坂崎さんという番組』という番組、いかがでしたでしょうか?」が決まり文句で、坂崎が「今週も、住所・氏名を書いている人にプレゼントします』と言い、3~4名に坂番ステッカーがプレゼントされ、当選者のラジオネームが読まれる。
坂崎が、「また来週、さいなら~」と言い終了する。
過去のゲスト
他多数
ネット局
現在
2022年4月現在。放送時間の早い順から記載。
全局、『radiko』・『radiko.jpプレミアム』で聴取可能。なお、AuDee内番組サイト(後述)には、「ネット局全てのOA終了後」である月曜 21:00以降に番組内容のまとめが記載されるとされているため[6]、エフエム佐賀(FMS)を最後のネット局としている。
過去
放送対象地域 |
放送局名 |
放送時間 |
備考
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広島県 |
広島エフエム放送(HFM) |
毎週木曜 28:00 - 28:55 |
2020年6月に打ち切り。
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高知県 |
エフエム高知(Hi-Six) |
毎週土曜 19:00 - 19:55 |
2017年3月に打ち切り。
|
岡山県 |
岡山エフエム放送(FM OKAYAMA) |
毎週日曜 18:00 - 18:55 |
2017年9月に打ち切り。
|
富山県 |
富山エフエム放送(FMとやま) |
毎週土曜 11:00 - 11:55 |
2012年3月に打ち切り。
2023年4月に放送を再開するも同年8月で再び打ち切り。
|
大阪府 |
エフエム大阪(FM大阪) |
毎週火曜 28:00 - 28:55 |
2021年9月に打ち切り[注 3]。
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関連項目
脚注
注釈
- ^ 90年代から放送されている番組で現在も継続しているのは『アーティスト・プロデュース・スーパー・エディション』・『国分太一 Radio Box』・『要のある音楽』・『S.I.N NEXT GENERATION』と当番組の5番組。このうち『S.I.N NEXT GENERATION』は当番組と同じ時期『V6 Next Generaton』として放送を開始しており、同じ最古参番組である(ただし、『Radio Box』が前身番組時代(『G1 Grouper』(1995年3月 - 1997年3月)『ラジオ黄金時代』(1999年4月 - 2001年3月)の放送時期も含めれば『Radio Box』が最古参番組となる)。
- ^ 2021年3月までは毎週日曜 24:00 - 24:55に放送していた。不定期に放送機器メンテナンスがある場合は、放送休止としていた。
- ^ a b 2019年4月に毎週木曜 5:00 - 5:00に放送再開も、2020年3月に打ち切っていた。
- ^ 2022年3月までは毎週土曜 19:00 - 19:55に放送していた。
- ^ 2019年3月までは毎週土曜 11:00 - 11:55に放送し一旦打ち切っていたが、2023年10月に放送再開。
- ^ 2017年3月までは毎週日曜 18:00 - 18:55に放送し一旦打ち切っていたが、同年10月に放送再開。2020年9月に毎週日曜 25:00 - 25:55に放送していたが、再び打ち切っていた。
- ^ 2016年3月まで毎週水曜 20:00 - 20:55に放送後、2022年4月より放送再開。期間限定番組や特別番組放送のため、長期の休止が入る場合あり。
- ^ 2015年9月までは毎週日曜 5:00 - 5:55、同年10月 - 2017年3月は毎週土曜 19:00 - 19:55に、同年4月 - 2021年3月は毎週金曜 20:00 - 20:55に、同年4月 - 2022年3月は毎週土曜 9:00 - 9:55にそれぞれ放送していた。
- ^ 2017年10月に放送開始。2019年4月 - 9月は毎週日曜 22:00 - 22:55に放送していた。
- ^ 2020年9月までは毎週日曜 22:00 - 22:55に放送していた。
- ^ 2018年3月までは毎週日曜 22:00 - 22:55に放送していた。
- ^ 2021年3月までは毎週日曜 18:00 - 18:55に放送していた。
- ^ 2016年9月までは毎週土曜 24:00 - 24:55に放送していた。
- ^ 2018年3月までは毎週土曜 27:00 - 27:55に放送していた。
- ^ 東京都の特別区の存する区域を中心として同一の放送番組の放送を同時に受信できることが相当と認められる区域として総務大臣が別に定める区域[7]
- ^ 2020年11月に放送開始。JFN加盟局はこの時間はTOKYO FM制作番組の全国ネット(Aライン)時間帯であるが、特別加盟局かつ放送対象地域が重複するInterFM897はAライン番組のネットを行っていない。
- ^ 2014年9月までは毎週日曜 8:00 - 8:55に放送していた。
- ^ 不定期に放送機器メンテナンスがある場合は、放送休止とする。
- ^ 2021年8月に一度打ち切り。その後同年10月に再開している。
出典
外部リンク
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高見沢俊彦 (ボーカル、エレクトリック・ギター) – 坂崎幸之助 (ボーカル、アコースティック・ギター) – 桜井賢 (ボーカル、エレクトリックベース) 三宅康夫 (ボーカル、ギター、脱退) サポートメンバー(ドラム):- 富岡義弘 - 相沢美彦 - そうる透 - 長谷川浩二 - 吉田太郎 サポートメンバー(キーボード):遠藤誠一 - 山石敬之 - 菊地圭介 - 杉山卓夫 - ただすけ |
シングル |
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オリジナル |
70年代 |
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80年代 |
80年 | |
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81年 | |
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82年 | |
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83年 | |
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84年 | |
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86年 | |
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89年 | |
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90年代 |
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00年代 |
00年 | |
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10年代 |
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BE∀T BOYS | |
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コラボレート |
1.LOVE AGAIN (加山雄三 featuring THE ALFEE) - 2.座・ロンリーハーツ親父バンド (加山雄三とザ・ヤンチャーズ) - 3.Forever with you~永遠の愛の歌~ (加山雄三&The Rock Chippers)
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チャリティ盤 | |
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アルバム |
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オリジナル |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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ベスト (公認) |
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ベスト (非公認) |
1.アルフィーが選ぶマイベスト20 - 2.BEST HITアルフィー 全曲集 - 3.ALFEE ベスト20 - 4.14 Best Hits ALFEE - 5.THE ALFEE單曲全集一 - 6.THE ALFEE單曲全集二 - 7.THE ALFEE單曲特集 - 8.ベスト・ヒット ALFEE RED盤 - 9.ベスト・ヒット ALFEE BLUE盤
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ライブ | |
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クラシックス | |
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ボックス | |
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その他 | |
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BE∀T BOYS | |
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The KanLeKeeZ | |
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参加作品 |
60 CANDLES - 坂本九/トリビュートアルバム - We Love Mickey -Happy 70th Anniversary- - さだまさしトリビュート さだのうた - 若大将50年! - 今日までそして明日からも、吉田拓郎 tribute to TAKURO - 北斗の拳 35th Anniversary Album “伝承”
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楽曲 | |
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関連人物 | |
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