エフエム岩手
株式会社エフエム岩手(エフエムいわて、FM IWATE BROADCASTING COMPANY)は、岩手県を放送対象地域とした超短波放送(FMラジオ放送)事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。 概要1984年9月に岩手県や岩手日報社他が出資し株式会社エフエム岩手設立。初代代表取締役社長には岩手県教育長・出納長を歴任した畑山新信が就任した。「心、いつもリズミック。」をキャッチフレーズに1985年10月1日開局[2]。 岩手県内では唯一の民放FMラジオ放送局である。JFNに属しており、いわゆるBライン番組も多く放送している。『アクセル』、『夕刊ラジオ』、『ふるさと元気隊』など、自社制作にも積極的に取り組んでいる。また、岩手県知事がDJを務める行政番組や、NHK-FM及びAMラジオとの共同同時生放送など、新しい試みも行っている。さらに、マラソン大会やソフトバレーボール大会を主催するなど、地元密着型のイベントにも力を入れている。以前はCMコピーライター大賞やスタンプラリーなどのリスナー参加型の企画も開催され、近隣の系列局が追随して同様の企画を開催するなどの影響を与えたが、現在はFM岩手ではこれらの企画は行われていない。 また、当局含めたJFN系列38局はACジャパン(旧・公共広告機構)の正会員企業の一つである[3]。 →詳細については「全国FM放送協議会 § 概要」および「ACジャパン § 概要」を参照
東日本大震災2011年(平成23年)3月11日の生放送番組のオンエア中に東北地方太平洋沖地震が発災し、ラジオでの「緊急地震速報」を待たずに「大津波警報」の発令を伝えた。以後、数週間にわたり安否情報・避難情報・インフラ復旧状況が放送されたほか、救援物資搬送の円滑化・ガソリン不足に対する自家用車使用の自粛呼びかけ、節電の呼び掛けCMなどが放送された。 他媒体との関係『FM岩手ニュース』は、読売新聞、朝日新聞、岩手日報の三新聞社により曜日、あるいは時間ごとに担当分けされていたが、2007年4月から朝日新聞に代わり、テレビ岩手(NNN)が担当社となった。開局から2001年3月まで『JFNニュース』は一切ネットされていなかったが、同年4月から平日の21:55 - (土曜は22:55 - 、日曜は20:55 - )のみネットを開始した。現在は土日のニュースは原則的に『JFNニュース』が放送されるようになっている。 2006年にはテレビ岩手(TVI)本社ビル7階へ社屋を移転。同局のアナウンサーがラジオ番組に出演するなどの番組も放送されている。JFN系の衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」が放送されている他、かつてはIBC岩手放送のテレビCMが同局のアナウンサーの声で放送される事があった。また、岩手めんこいテレビ(mit)が同タイトルの連動番組『勝ちそー』を放送していたがエフエム岩手にのみ残され、2010年に再び「勝ちそー」を謳うテレビ番組が復活した。岩手朝日テレビ(IAT)との生放送番組も放送されたことがある。 イメージキャラクターキャラクターは「ケンタくん」で、岩手県鳥であるキジをモチーフとしている。デザインは、岩手県出身・在住の漫画家「池野恋」。ケンタくんの名称は一般公募で開局翌年に決定された。 ウェブサイト
資本構成企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[4][5][6][7] 2015年3月31日 - 2016年3月31日
過去の資本構成1992年3月31日
2003年3月31日
沿革
本社・支社・支局ふるさと元気隊
閉鎖された支局
周波数・出力![]() 緑色に塗られているのがエフエム岩手のアンテナ。
スタジオ
サテライトスタジオ現在
過去
放送時間午前5時を起点とした24時間放送を行っているが、日曜深夜(月曜未明)は1:00 - 5:00の間、放送を休止する。 局名告知は、開局30周年を機に一部変更された。 オープニングは4:57:48から、フリーパーソナリティ(元同局アナウンサー)の古山そのみが「JOQU-FM、お聴きの放送はエフエム岩手です。只今より本日の放送を開始致します。」とアナウンス。中継局の周波数を読み上げ、「以上の周波数でお送りしています。」と締め、音楽がフェードアウトし、5:00の時報となる。BGMはREMEDIOSの『Island』(映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』のサウンドトラックより)。 クロージングは、オープニングと同じく古山が「JOQU-FM、お聴きの放送はエフエム岩手です。只今を持ちまして本日の放送を終了致します。」とアナウンス。中継局の周波数を読み上げ、「以上の周波数でお送りしました。」と締め、音楽がフェードアウトし、放送を終了する。BGMはREMEDIOSの『Forever Friends』(映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』のサウンドトラックより)。 主な自社番組放送中の番組2024年5月時点。 現在の番組の詳細は、公式サイトの番組情報あるいはタイムテーブルを参照。
期間限定
過去平日午前
平日午後
金曜日
土曜日
日曜日
その他
エフエム岩手POWER PLAY
主催イベント
アナウンサー・DJ現在
元アナウンサー
過去に出演していたパーソナリティ
備考
脚注注釈出典
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia