大相撲令和6年11月場所
大相撲令和6年11月場所(おおずもうれいわ6ねん11がつばしょ)は、2024年(令和6年)11月10日から11月24日までの15日間、福岡県福岡市博多区の福岡国際センターで開催された大相撲本場所である[1]。 番付・星取表※赤文字は優勝力士の成績。 幕内
十両
優勝争い9日目終了時点で、大関の琴櫻と豊昇龍、平幕の隆の勝が8勝1敗でトップ。2敗で新大関・大の里、平幕で阿炎、宝富士、阿武剋、尊富士が追う形となった。 10日目、1敗勢は揃って白星をあげた。2敗勢は阿炎、尊富士の2人が白星をあげる一方、大の里は関脇・大栄翔にもろ差しになられ、寄り切られた。これにより、1敗3人を2敗2人が追う形に変わった。 11日目、1敗・隆の勝は大の里に挑み、立ち合い動いてからの喉輪攻めが功を奏し、大の里を破った。1敗の両大関は、琴櫻は小結・若元春を馬力で圧倒。豊昇龍は、関脇・大栄翔の猛攻をしのぎ切り、押し出しで勝利した。 2敗勢は、尊富士は豪ノ山に押し出され、3敗に後退。阿炎は、阿武剋に敗れ、それぞれ3敗に後退。この時点で、2敗勢は不在。1敗で3人が並んだ。 12日目には、隆の勝は関脇・霧島と対戦、激しい相撲となるも、廻しをとった霧島が最終的に隆の勝を押し出した。琴櫻、豊昇龍はともに白星をあげた。これにより、1敗で琴櫻、豊昇龍が並び、2敗で隆の勝、3敗で阿炎、豪ノ山となった。 13日目、豊昇龍VS大の里の大関対決は、豊昇龍は土俵際まで追い込まれるも、逆転のとったりで勝利。琴櫻VS隆の勝は直接対決が組まれ、上手投げで琴櫻が白星を挙げた。この時点で優勝は1敗の琴櫻、豊昇龍の2人に実質的に絞られた。 14日目、琴櫻は大の里に土俵際まで追い込まれるも、左上手をとり、上手投げで逆転勝利。豊昇龍は霧島に対して、もろ差しになってからの豪快な吊り出しで勝利した。 千秋楽、1敗同士の直接対決は、豊昇龍が立ち合いからの突きで攻め立て、上手をとり、投げを放つも、琴櫻がこれを残し、バランスを崩した豊昇龍を叩き込みで下した。これにより、琴櫻が14勝1敗で自身初の幕内最高優勝を決めた。 備考
脚注注釈出典
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