大相撲令和6年5月場所
大相撲令和6年5月場所(おおずもうれいわろくねん5がつばしょ)は、2024年(令和6年)5月12日から5月26日までの15日間、日本の東京都墨田区の国技館(両国国技館)で開催された大相撲本場所である。 概要
番付・星取表※赤文字は優勝力士の成績。 幕内
十両
優勝争い初日に横綱・大関・関脇7人全員が敗れ、2日目終了時点で負けなしは平幕のみとなる。6日目終了時点で唯一負けなしだった宇良が7日目に敗れ全勝がいなくなり、中日を終えて、1敗でトップに立つのは、新小結・大の里と平幕・宝富士。2敗で大関・琴櫻などが追う展開であった。 9日目には、宝富士が美ノ海に敗れ、さらに大の里も平戸海に寄り切られ、1敗勢は消滅。2敗で琴櫻、大の里、御嶽海、湘南乃海、宝富士が5人が並ぶ展開となった。 10日目には、大の里、湘南乃海、宝富士が勝利し、勝ち越し。御嶽海は琴勝峰に敗れた。大関・琴櫻も9日目から再出場をした高安に投げの打ち合いの末、上手投げで敗れ、3敗に後退した。2敗3人を3敗7人(琴櫻、大栄翔、明生、御嶽海、琴勝峰、美ノ海、欧勝馬)が追う展開と変わった。 11日目、湘南乃海と宝富士の直接対決は湘南乃海が小手投げで制し、2敗をキープ。御嶽海と美ノ海の直接対決は御嶽海が勝利した。琴櫻は明生を上手投げで破る一方、大の里は豊昇龍の下手投げに屈し、3敗をなった。この時点で湘南乃海が2敗で単独トップに立ち、3敗で琴櫻、大の里、大栄翔、御嶽海、欧勝馬が追うこととなった。 12日目、湘南乃海は関脇・阿炎に敗れ、3敗に後退。琴櫻、大の里、欧勝馬はそれぞれ勝利し、先頭グループは3敗で4人、4敗には大関・豊昇龍ら7人が追う展開となった。 13日目、大の里は宇良を一気の押し出しで破り、3敗をキープ。琴櫻と湘南乃海の3敗同士の直接対決は琴櫻が立ち合いすぐの上手出し投げで勝利した。欧勝馬は関脇・若元春に寄り切られ、後退した。これで、3敗で琴櫻・大の里がトップに立ち、4敗で豊昇龍、阿炎、大栄翔、湘南乃海、欧勝馬となった。 14日目、大の里は湘南乃海を圧倒し、3敗をキープするも、琴櫻は阿炎を土俵際まで押し込むも阿炎の手繰りに崩れ、押し出された。これによって4敗に後退することとなった。他に4敗で残ったのは、豊昇龍、阿炎、大栄翔であり、優勝争いは5人に絞られた。 千秋楽、大の里が阿炎に勝利すれば、優勝となる一番。大の里は阿炎の突き押しをはじき、一気の押し出しで勝利。大の里が本割で優勝を決めた。 備考
脚注注釈出典
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