田中美南
田中 美南(たなか みな、1994年4月28日 - )は、タイ出身の日本の女子サッカー選手。ユタ・ロイヤルズFC所属。サッカー日本女子代表。ポジションはフォワード。 経歴生い立ちタイ人の母親を持つ。両親と兄が母の親族に会いにタイを訪れた時、現地で誕生した。生後すぐに帰国して神奈川県川崎市で育った[2]。兄の影響でサッカーを始めた。 ユース2011年、トップチームである日テレ・ベレーザに2種登録され、なでしこリーグ初出場、初得点を挙げた。 2013年3月、神奈川県立百合丘高等学校卒業[4][5]。 シニア2012年、日テレ・ベレーザに昇格。 2015年シーズン、日テレ・ベレーザの5年ぶり13回目のリーグ優勝に貢献し、リーグのベストイレブンに初選出された[6]。 2016年シーズン、チームのリーグ連覇に貢献し、初の得点王(18得点)と2年連続でのベストイレブンに選出された[7]。 2017年シーズン、リーグ3連覇に貢献し、2年連続での得点王(15得点)と3年連続ベストイレブンに選出された[8]。同年12月25日に行われた第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝では2得点を挙げる活躍でノジマステラ神奈川相模原を3-0で下し、チームの3大会ぶり12回目の優勝に貢献、自身は5試合7得点で大会得点王となった[9]。 2020年1月18日、東京オリンピック代表メンバー選出をめざし[10]、下部組織時代から長く在籍した日テレ・ベレーザを離れINAC神戸レオネッサに完全移籍する事を発表[11]。 さらに2021年2月2日、翌年に延期された東京オリンピック出場のためへの成長を望み[10]、WEリーグ初年度開幕までの空白期間にレンタル移籍で女子ブンデスリーガ1部のバイエル・レバークーゼンに加入(2021年6月末まで)する事を発表[12]。10試合に出場し、4得点をあげた[10]。INACに復帰後、シーズン前半戦は得点を重ねることはできなかったが、ウインターブレーク明けの後半戦は11試合で11得点(シーズン合計12得点)を挙げる活躍を見せ、チームのWEリーグ初代チャンピオン獲得へ貢献。ベストイレブンにも選出された[13]。 2024年7月6日、アメリカNWSLのユタ・ロイヤルズFCへの完全移籍が発表された[14][15]。契約期間は2025シーズン終了まで[16]。 代表2010年、トリニダード・トバゴで開催されたFIFA U-17女子ワールドカップでは6試合中3試合に出場し、1得点を挙げた。 2012年、日本で開催されたFIFA U-20女子ワールドカップに出場した。 2013年3月、アルガルヴェ・カップ2013のドイツ戦でA代表初出場を果たし初ゴールも決めた[17]。 2018年6月10日にウェリントンでの対ニュージーランド戦に先発出場し、1試合3得点(ハットトリック)を記録した[18]。 2019年5月10日、3年連続でリーグ得点王と初のリーグMVPという国内リーグでの実績を残しながら[10]、2019 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表のメンバー入りを逃した[19][20]。 2021年6月18日、東京オリンピックの代表メンバーに選出[21]。 2023年6月13日、2023 FIFA女子ワールドカップ代表メンバーに選出された[22]。初戦のザンビア戦で1ゴール1アシストでチームの勝利に貢献[23][24]。大会を通して4試合に先発し、2ゴールを挙げた[25]。 2024年6月14日、2024年パリオリンピックに出場するなでしこジャパンメンバーに選出された[26]。 個人成績クラブ
代表
出場大会
試合数
出場試合
ゴールタイトルクラブ
代表
個人
脚注
外部リンク
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