アンソニー・デビッドソン (写真の画像)とセバスチャン・ブエミ がドライバーズタイトルを獲得
トヨタ は、TS040 HYBRID によってマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。
2014年のFIA 世界耐久選手権 は、国際自動車連盟 (FIA) とフランス西部自動車クラブ (ACO) が共同で開催したFIA 世界耐久選手権 (WEC) の第3回大会である。シリーズはACO規定のル・マン・プロトタイプおよびGTのカテゴリでタイトルが争われる。世界選手権はドライバーズタイトルおよびLMP1のマニファクチャラーズタイトルが与えられ、他のカテゴリにはカップおよびトロフィーが与えられる。2014年 は4月のイギリス ・シルバーストン で開幕し、11月のブラジル ・インテルラゴス まで全8戦で争われた。
開催スケジュール
FIA 世界耐久選手権(WEC) の暫定カレンダーは2013年 9月30日 にFIA世界モータースポーツ協議会で発表された[ 1] 。全8戦全てが2013年に引き続いて開催されることとなったが、その内のいくつかの開催については10月18日 にF1 のレース日程とかぶらないようにスケジュールが変更された[ 2] 。12月4日に開催スケジュールの為のFIA世界モータースポーツ協議会の会合が開かれた[ 3] 。富士 での開催日程が2014年10月2〜4日に行なわれる北米のユナイテッド・スポーツカー選手権 (TUSCC)[ 4] のロードアトランタ での最終戦プチ・ル・マン [ 5] にぶつからないように、予選日等も含めて2014年10月10〜12日[ 6] に開催されることになり、インテルラゴスの暫定的な開催日程も承認された。2014年1月31日に再び開催スケジュールを改訂され、インテルラゴスの開催がF1のレース日程とぶつからないように、2014年8月31日から11月30日に変更された[ 7] 。
第4戦のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ と第7戦のバーレーン・インターナショナル・サーキット の2戦は、夜間の時間帯に終了するナイトレースでの開催となった[ 8] 。
レギュレーションの変更
2014年シーズンは、それまでのLMP-1(Le Mans Prototype 1)クラスがLMP-1-Hybrid (LMP1-H)とLMP-1-Light (LMP1-L)に分割された。LMP1-LのLight(軽量)の由来は、LMP1-Hクラスの車両最低車重が870kgなのに対して、LMP1-Lクラスの車両最低車重が850kg(第4戦目以降は800kg[ 9] )と軽量に設定されたことにちなむ[ 10] 。大きな違いは、LMP1-Hクラスに認められているハイブリッド とエネルギー回生システム(ERS) の搭載の有無である[ 10] [ 11] 。また、エネルギー回生システムに関して、2012年と2013年のハイブリッドカーに認められてきた運動エネルギー回生(ERS-K)だけでなく、排気熱を電気エネルギーに変換する熱エネルギー回生(ERS-H)も新たに認められることになった[ 12] 。下記に本シーズンのレギュレーションの大きな変更点となったLMP-1クラスのレギュレーションについて述べる。
LMP1-H(ハイブリッドカー)
全長4,650mm(リヤウィング含む)以下、全幅1900mm以下、全高1050mm以下。
車両最低車重870kg。
エンジン気筒数と最大排気量は自由。
エネルギーの回生・放出は前後輪どちらでも可能、およびターボチャージャーからの熱回生も可能である。
MGU(モーター・ジェネレーター・ユニット、ERSと同意)は車1台に対し、2基まで搭載できる。(通常はERS-KとERS-Hの併用という搭載方法が想定されるが、キャパシタ方式とフライホイール方式によるERS-Kの2基併用といった搭載方法もできるようになった。)
4輪駆動 使用可能。それまでの規定である四輪駆動車がコーナーリング後の低速状態から加速で非四輪駆動車に対して著しく有利にならないように、2012・2013年のレギュレーションでは120km/h以上の時に限られるとした前軸でのエネルギーの放出(力行)の制限が撤廃された。ただし、ピットレーン (400m) を補助動力のみで60km/hで走行できなければならないとした規定は残された。
燃料タンク最大容量はガソリンエンジン車68.3リットル、ディーゼルエンジン車54.3リットル→54.2リットル。
タイヤ最大径は28.5インチ、最大幅は16インチ。
ゼッケンカラー及び順位識別灯[ 13] は赤■ 。ハイブリッドカーは白地に「HY」と書かれたゼッケンも着用
パワースペック調整表(2014年シーズン)[ 14] [ 15]
ERS 無し
ERS有り
エネルギー回生値
MJ/Lap
0
2未満
4未満
6未満
8未満
出力値
kw
0
無制限
無制限
無制限
無制限
車重
kg
850
870
870
870
870
エネルギー量(ガソリン)
MJ/Lap
157.2
147.0
143.3
139.5
138.0
最大燃料流量(ガソリン)
kg/h
100.9
94.3
91.9
89.5
88.5
最大積載燃料(ガソリン)
リットル
68.3
68.3
68.3
68.3
68.3
燃料技術ファクター(AV)
-
1.074→1.077※
1.074→1.077
1.074→1.077
1.074→1.077
1.074→1.077
燃料技術ファクター(Pmax)
-
1.088→1.076※
1.088→1.076
1.088→1.076
1.088→1.076
1.088→1.076
運動回生エネルギー技術ファクター
-
1
0.987
0.987
0.987
1
エネルギー量(ディーゼル)
MJ/Lap
146.4→148.5
138.7→138.3
135.2→134.8
131.7→131.3
128.5→128.1
最大燃料流量(ディーゼル)
kg/h
84.6→87.0
80.2→81.0
78.2→79.0
76.1→77.0
74.3→75.1
最大積載燃料(ディーゼル)
リットル
54.3→54.2
54.3→54.2
54.3→54.2
54.3→54.2
54.3→54.2
※ ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車の性能調整の為の値。黄色で色分けされた箇所の値は、2014年ル・マン24時間レース終了後、性能調整の為に変更された。
LMP1-L(ハイブリッドカー以外)
全長4,650mm(リヤウィング含む)以下、全幅1900mm以下、全高1050mm以下。
車両最低車重850kg→810kg[ 16] (2014年第3戦)→800kg[ 9] (2014年第4戦以降)。
エンジン気筒数は自由。エンジン最大排気量は最大5500cc。
4輪駆動禁止。
燃料タンク最大容量はガソリンエンジン車68.3リットル→72リットル[ 17] (2014年第3戦)→73.5リットル[ 9] 、ディーゼルエンジン車54.3リットル。
タイヤ最大径は28.5インチ、最大幅は16インチ。
ゼッケンカラー及び順位識別灯[ 13] は赤■ 。
LMP2
全長4650mm(リヤウィング含む)以下、全幅は1900mm以下。
最低車重900kg。
エンジンは量産ベースのみ。ディーゼルエンジンは使用禁止。エンジンの最大排気量・気筒数は自然吸気エンジンでは5000cc8気筒、過給式エンジンは3200cc6気筒まで。
4輪駆動禁止。
燃料タンク最大容量75リットル。
タイヤ最大径は28インチ、最大幅は14インチ。
ゼッケンカラー及び順位識別灯は青■ 。
エントリー
国際自動車連盟(FIA) は、(LMP1-H・LMP1-L・Le Mans Prototype 2 (LMP2)・Le Mans Grand Touring Endurance - Professional (LMGTE Pro)・Le Mans Grand Touring Endurance - Amateur (LMGTE Am)と5つのクラスに分割されたFIA 世界耐久選手権の2014年シーズンにエントリーした31台を公表した。
LMP1-H
アウディ は排気量 を前年の3.7L から4.0Lにアップさせたディーゼル ハイブリッド車のアウディ・R18 e-tron クワトロ でシーズンに臨んだ。カーナンバー1号車にはトム・クリステンセン とロイック・デュバル の2人の前年度タイトル保持者に新たに加入したルーカス・ディ・グラッシ が乗り、2号車には2012年のチャンピオンのブノワ・トレルイエ 、マルセル・フェスラー 、アンドレ・ロッテラー が乗り、第2戦のスパ・フランコルシャン6時間レースと第3戦のル・マン24時間レース のみ3号車を走らせた。トヨタ は全く新しいトヨタ・TS040 HYBRID を投入したが、前2シーズンと同じドライバーで参戦している。TS040 HYBRIDも前年までの車 の排気量3.4Lより3.7Lにアップさせている。ポルシェ は、参戦中のLMGTE Proの選手権だけでなくトップカテゴリのLMP1-Hにも本シーズンよりポルシェ・919ハイブリッド で参戦することになった。ガソリンハイブリッド車であることはトヨタ・TS040 HYBRIDと同じだが、TS040がNA エンジンなのに対し、919はターボ 付きエンジンである違いがある。また、919のみ熱エネルギー回生システム(ERS-H)が付いている[ 12] 。ポルシェのドライバー陣は、これまでポルシェのLMGTE Proクラスで活躍していたワークスドライバーにレベリオン・レーシング から移籍したニール・ジャニ といったWEC参戦継続組に前シーズンまでF1ドライバーだったマーク・ウェバー とGP2 に参戦していたブレンドン・ハートレイ を加えたものになっている。
凡例
フルエントリー * 全ての選手権ポイントに有効
追加エントリー * ドライバーズ選手権ポイントのみ有効
サードマニファクチャラーエントリー * ドライバーズ選手権ポイントのみ有効 * ル・マンでの LMP1 マニファクチャラーズ選手権ポイントのみ有効
アウディ・トヨタ・ポルシェのLMP-Hカーの比較表[ 23] 。
車種
エンジン
エンジン最高出力
エネルギー回生システム
ERS-Kの最高出力
エネルギー貯蔵装置
1周あたりのエネルギー放出量[ 24]
アウディ・R18 e-tron クワトロ
4L・V6ディーゼルターボ
395kW/537ps以上(最大トルク800Nm以上)
ERS-Kのみ
フロント170kW/231ps以上
電動フライホイール (容量600kJ以上)
2MJ
トヨタ・TS040 HYBRID
3.7L・V8ガソリンPFI自然吸気
382kW/520ps
ERS-Kのみ
フロントとリヤ合わせて353kW/480ps
キャパシタ
6MJ
ポルシェ・919ハイブリッド
2L・V4ガソリン直噴ターボ
370kW/500ps
ERS-K+ERS-H
フロント184kW/250ps
リチウムイオン電池
6MJ
LMP1-L
新しいLMP1-Lクラスは、プライベーターがハイブリッドシステムを搭載しなくても参戦できるように設けたカテゴリであり、「LMP1のプライベイタートロフィーL(FIA Endurance Trophy for Private LMP1 Teams )」を2012・13年と2度受賞しているレベリオン・レーシング のようなLMP1クラスで奮闘するプライベーターを脚光に当てるものである。レベリオン・レーシングは、第1戦のシルバーストン6時間レースこそ前年に使用していたローラ・B12/60 でもって参戦するが、第2戦のスパ・フランコルシャン6時間レースからオレカ に製作を依頼したレベリオン・R-One のシャシー にトヨタ から提供されたRV8KLM エンジンとのパッケージで参戦した。ポルシェワークスチーム に移籍したニール・ジャニ に替わって新人のファビオ・ライマー を迎え入れた。ドイツのレーシングチーム、コデワをバックとするロータス がLMP2クラスから昇格して、イギリスのアドヴァンスド・エンジン・リサーチ(AER) 社より新しいエンジンの提供を受け、新車ロータス・CLM P1/01 を開発して参戦したが、3戦目のル・マン24時間レース まで車を用意できず、4戦目からの参戦となってしまった[ 25] 。
「レギュレーションの変更」節で取り上げているが[ 16] [ 17] [ 9] 、当初想定されていた以上にLMP1-Hクラスとの差が大きかった為、3戦目と4戦目の開催前に2度に渡って最低車両重量を軽くすることでその差の縮小が図られている。
LMP2
LMP2クラスは、2013年に発表されていた2014年シーズンのエントリーリストに名を連ねていた9つのチームが、実際の参戦を前にして大幅に激減する結果となった。前年2013年のLMP2のチャンピオンチームであったオーク・レーシング は、2014年のエントリーリストに記載されたエントリー名を「G-ドライブ・レーシング」に変更した[ 36] 。オーク・レーシングはマニュファクチャラー部門であるオンローク・オートモーティブ の販売しているモーガン・LMP2 のオペレーションに縮小し、その他の運営についてはロシアのG-ドライブ(「G-ドライブ」とはロシアの石油企業のガスプロム のブランド)の関係者が引き継いで、ロシア人ドライバーのロマン・ルシノフ にタイトル奪取を全面サポートすることになった。シーズン中盤にはオンローク・オートモーティブが開発したリジェ・JS P2 がモーガン・LMP2に替わって使用された。ロシアのレーシングチームであるSMP・レーシング はAFコルセ と結び、オレカ とタッグを組んでヨーロピアン・ル・マン・シリーズ から進出してきた。2013年WECの招待枠を使ってアジアン・ル・マン・シリーズ から香港 を活動拠点とするKCMG がオレカのシャシー を使ってエントリーした。2012年以来参戦してきたグリーヴス・モータースポーツ は本シーズンはWECではなくヨーロピアン・ル・マン・シリーズの舞台に復帰する選択をした。ペコム・レーシング は解散した。デルタ -ADR とファビアン・ジロー (以前はガルフ・レーシング・ミドルイースト)は、ミレミアム・レーシングの名で合併したが、経営破たんで開幕前に2台とも撤退した。ストラッカ・レーシング は前年まで参戦していたLMP1クラスからLMP2にクラス変更して日本のコンストラクターの童夢 が製作したLMP2カーのS103で参戦して共に発展することを発表した。しかし、開幕前のテストでS103の問題が発生し、その後もS103に関する様々な問題が起きて、結局1回もレースに出走することもかなわずシーズンは終了した[ 37] [ 38] 。
LMGTE Pro
前年の参戦チームの「ポルシェ AG チーム・マンタイ 」・「アストンマーティン・レーシング 」・「フェラーリ ・AFコルセ 」はいずれも2台ずつフルシーズン戦える体制を備えていた。AFコルセでは、ジャンカルロ・フィジケラ と小林可夢偉 の離脱をフォローする為にダヴィデ・リゴン をチーム内部から正ドライバーに昇格させた。なお、AFコルセはLMGTE Amクラスにも参戦している。フレデリック・マコヴィッキィ はアストンマーティンからポルシェに移籍した。フェルナンド・レース (2012年のLMGTE Amクラスのチャンピオンチームのラルブル・コンペティション に在籍)は昇格して、世界ツーリングカー選手権(WTCC) チームのバンブー・エンジニアリングに所属していたダリル・オーヤン とアレックス・マクダウォール の2人[ 46] とチームを組んだ。バンブー・エンジニアリングはアストンマーティン提携してLMGTE Proクラスに参戦する[ 47] 。イギリスのプライベーターのラム・レーシング は2013年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズ の LMGTEクラスのタイトル獲得後、フェラーリ車を使用してLMGTE Amクラスと2クラス合わせて本シーズンより参入し、LMGTE Proクラスのドライバーとしてマット・グリフィン とアルヴァロ・パレンテ を擁して戦っていたが、ル・マン24時間レースの後にWECシリーズを撤退した。
LMGTE Am
前年のLMGTE Amクラスの覇者8スター・モータースポーツ は、パオロ・ルベルティ とジャンルカ・ロダ をオーナーのエンツォ・ポトリッチオ のパートナードライバーとしてプロトン・コンペティション より引き抜いた。ラム・レーシングのLMGTE Amチームもまたル・マン24時間レースの後にWECシリーズを撤退した。AFコルセ と8スター・モータースポーツ、ラム・レーシングの3チームがフェラーリ・458イタリア・GT2 を使用している。
プロトン・コンペティションは、使用するポルシェ・911を新しい2013年仕様のポルシェ・911・RSR にモデルチェンジし。新規参入のプロスピード・コンペティション も同モデルを使用することになった。前年チームランキング2位だったアストンマーティン・レーシング も2台での参戦体制を維持した。「Ruby on Rails 」の作者で有名なプログラマーのデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン はその内の1台をオール(全/All)デンマーク人組とした。
クローン・レーシングは本シーズンは参戦せず、ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(アメリカン・ル・マン・シリーズの後身のシリーズ)に参戦している。一方、IMSA・パフォーマンス・マットムートはヨーロピアン・ル・マン・シリーズ へ参戦している。また、2012年のLMGTE Amの覇者ラルブル・コンペティションもヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスに参戦する。ラルブル・コンペティションはル・マン24時間レースのようなWECのレースに参戦しようとしていたが、後にその計画はとん挫した。
チーム
車両
エンジン
タイヤ
No.
ドライバー
ラウンド
ラム・レーシング[ 60]
フェラーリ・458イタリア・GT2
フェラーリ 4.5 L V8
M
53
ジョニー・モウレム [ 52]
1, 3
ベン・コリンズ [ 52]
1
マーク・パターソン [ 52]
1, 3
アーチー・ハミルトン[ 41]
3
AFコルセ
フェラーリ・458イタリア・GT2
フェラーリ 4.5 L V8
M
60
ピーター・アシュリー・マン[ 57]
2–3
ラファエル・ジャンマリア [ 57]
2–3
ロレンツォ・カーゼ[ 57]
2–3
61
ルイス・ペレス・コンパンク [ 42]
1–4
マルコ・チョッチ[ 44]
1–4
ミルコ・ヴェントゥリ[ 44]
1–4
ブレット・カーティス [ 61]
5
マイク・スキーン[ 61]
5
ジェロエン・ブリークモレン [ 61]
5
アレクサンデル・タルカニッツァ[ 29]
7
ジェフ・シーガル [ 29]
7–8
アレッサンドロ・ピエール・グイディ [ 29]
7–8
エマーソン・フィッティパルディ [ 62]
8
62
ヤニック・マレゴル[ 41]
3
ジャン=マルク・バシェリエ[ 41]
3
ハワード・ブランク[ 41]
3
81
ステファン・ワイアット[ 42]
1–5, 7–8
ミケーレ・ルゴロ [ 44]
1–5, 7–8
サム・バード [ 63]
1, 3
アンドレア・ベルトリーニ [ 57]
2, 4–5, 7–8
プロスピード・コンペティション
ポルシェ・911 ・GT3・RSRポルシェ・911 RSR
ポルシェ 4.0 L フラット 6
M
75
フランソワ・ペロード [ 64]
全戦
エマニュエル・コラール [ 64]
全戦
マテュー・ヴァクシヴィエール [ 64]
1–2, 4–8
マルクス・パルターラ [ 65]
3
プロトン・コンペティション
ポルシェ・911 RSR
ポルシェ 4.0 L フラット 6
M
88
クリスティアン・リート[ 42]
全戦
ハレード・アル・クバイスィ[ 44]
全戦
クラウス・バフラー [ 44]
1–5, 7–8
ヴォルフ・ヘンツラー [ 66]
6
8スター・モータースポーツ
フェラーリ・458イタリア・GT2
フェラーリ 4.5 L V8
M
90
ジャンルカ・ロダ [ 67]
全戦
パオロ・ルベルティ[ 67]
全戦
エンツォ・ポトリッチオ [ 67]
1–2
フランキー・マンテカルヴォ[ 41]
3
ジェフ・シーガル [ 21]
4–5
マッテオ・クレッソーニ [ 66]
6–8
アストンマーティン・レーシング
アストンマーティン・ヴァンテージ・GTE
アストンマーティン 4.5 L V8
M
95
デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン [ 68]
全戦
クリスティアン・ポウルセン [ 42]
全戦
ニッキー・ティーム [ 58]
1, 3, 5, 7–8
リッチー・ステイナウェイ [ 57]
2, 4, 6
98
ポール・ダラ・ラナ [ 42]
全戦
ペドロ・ラミー [ 44]
全戦
クリストフェル・ニギャルド [ 44]
全戦
結果およびランキング
レース結果
世界耐久選手権にエントリーした上位ドライバーを以下に記載する。選手権ドライバーよりも上位でフィニッシュした招待エントリードライバーは個々のレースの項目を参照のこと。
選手権ポイントを獲得するには優勝者の走行距離の70%以上を走行しなければならない。各カテゴリーのポールポジション 獲得ドライバーおよびチームにはボーナスポイント1が与えられる。ル・マン24時間レース では全てのポイントが2倍になる。更に、一つのレースが成立する為には、最低でもグリーンフラッグでドライバー同士が争うことの出来る状況下が完全に3周以上にわたってなければならない。
ポイントシステム[ 69]
順位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
その他
ポイント
25
18
15
12
10
8
6
4
2
1
0.5
ドライバーズ・ランキング
2014年シーズンはドライバーに5つのタイトルが与えられる。世界選手権タイトルはLMP1とLMP2に与えられる。世界耐久カップはLMGTEに与えられる。3つのFIA耐久トロフィーはLMP1-LとLMP2とLMGTE Amに与えられる。
ドライバーズ選手権
アンソニー・デビッドソン とセバスチャン・ブエミ がバーレーン6時間レースでドライバーズタイトルを獲得した[ 70] 。
色
結果
金色
優勝
銀色
2位
銅色
3位
緑
ポイント圏内完走
青灰色
ポイント圏外完走
周回数不足 (NC)
紫
リタイヤ (Ret)
赤
予選不通過 (DNQ)
予備予選不通過 (DNPQ)
黒
失格 (DSQ)
白
スタートせず (DNS)
エントリーせず (WD)
レースキャンセル (C)
空欄
欠場
出場停止処分 (EX)
太字 - ポールポジション
GTクラスのドライバーズ世界耐久カップ
LMP1プライベーターチームに所属するドライバーズトロフィー
LMP2耐久ドライバーズトロフィー
LMGTE Am耐久ドライバーズトロフィー
マニュファクチャラーズ・ランキング
2つのマニュファクチャラーズタイトルがスポーツプロトタイプおよびGTに与えられる。世界選手権タイトルはLMP1に与えられ、各レースにおいて各マニュファクチャラー最上位の車両にのみポイントが与えられる。世界耐久カップはLMGTE ProとLMGTE Amに与えられ、各レースにおいて各マニュファクチャラー上位2台にポイントが与えられる[ 69] 。
マニュファクチャラーズ選手権
順位
マニファクチャラー
SIL
SPA
LMS
COA
FUJ
SHA
BHR
SAO
ポイント
1
トヨタ
1
1
3
3
1
1
1
2
289
2
3
Ret
6
2
2
6
4
2
アウディ
Ret
2
1
1
5
4
4
3
244
Ret
5
2
2
6
5
5
5
3
ポルシェ
3
4
4
4
3
3
2
1
193
Ret
6
NC
5
4
6
3
Ret
GTクラスのマニュファクチャラーズ世界耐久カップ
チームズ・ランキング
LMP1-Hクラスを除くカテゴリーに属するそれぞれのチームは該当クラスでのFIA耐久トロフィーを争う資格がある。チーム内で同じ使用車種を使い参戦していても、車ごとに分けてポイントを計算し、その獲得したポイントの合計を以って争う。
LMP1プライベーターチームズトロフィー
LMP2チームズトロフィー
LMGTE Proチームズトロフィー
LMGTE Amチームズトロフィー
LMP1-Hクラスにおける3大ワークスの争い
2012年 ・2013年シーズン におけるアウディvs トヨタ の2大ワークス対決の構図の中に、かつてル・マン24時間レースで歴代最多の16勝を挙げるなどして「耐久王」と称されたポルシェ が本シーズンより参戦したことにより、大きな注目を集めた[ 71] 。特に前年までF1 を走って通算9勝を挙げたマーク・ウェバー がポルシェチームに所属してWECに参戦したことは話題を呼び、WECの人気を大いに高める結果となった[ 72] 。
予選で各参加車両の2名のドライバーがタイムアタックを行い、両名のベスト2周、つまり計4周分のラップタイムの平均によって予選順位をつけてスターティンググリッドを決定する。トヨタ・TS040 HYBRID の7号車に乗る中嶋一貴 が各車2人目のタイムアタッカーの中では最速の1分42秒509をマークした結果、同車の予選平均タイムはトップとなり、7号車がポールポジションを獲得[ 73] [ 74] 。決勝レースは時折強まる雨が降り続き、最後はチェッカーまで残り40分というところでセーフティカーが導入され、赤旗が提示されてレースは終了する結果となった[ 73] 。めまぐるしく変わる天候に各車とも翻弄される中、同じトヨタ・TS040 HYBRIDを駆る8号車のアンソニー・デビッドソン /セバスチャン・ブエミ /ニコラ・ラピエール 組が予選5位から優勝した[ 75] [ 73] 。2位には7号車が入り、トヨタは出走車2台による1-2フィニッシュを決める。3位にはデビュー戦のポルシェ・919ハイブリッド の20号車が入っている。20号車に乗るマーク・ウェバーは初戦にして表彰台に上った。なお、アウディのアウディ・R18 e-tron クアトロ は2台ともリタイアとなった[ 76] 。
予選では、ウェットコンディションの路面が急速に乾いていく状況の中、ポルシェが14号車に乗るマルク・リープ の出したタイムで参戦わずか2戦でポールポジションを獲得する[ 77] 。決勝レースは、ピットストップの作業で手間取るポルシェ14号車をトヨタ8号車が逆転し、ファーステストラップもマークして開幕2連勝を果たした。ポルシェ14号車はその後電気系トラブルで4位に後退し、2位にアウディ1号車、3位にはトヨタ7号車が入った。
トヨタ7号車の中嶋一貴が従来の予選コースレコードを更新する3分21秒789を叩き出して、日本人ドライバーとして初めてル・マン24時間レースでのポールポジションを獲得した[ 78] [ 79] 。決勝レースは、トップを独走していたトヨタ7号車が、スタートから14時間になろうというところで電気系のトラブルによりリタイアする[ 80] 。替わってトップとなったアウディ2号車はターボエンジンのトラブルでピットストップ、アウディ1号車がトップに立つ。しかしアウディ1号車もターボエンジンのトラブルが発生して交換作業に追い込まれ[ 81] 、ポルシェ20号車がトップとなるが、タイヤ交換の間にアウディ2号車にトップの座を奪い返される。その後もトップを追いかけるポルシェ20号車だったが、エンジンにトラブルが発生して痛恨のリタイアとなり[ 82] 、アウディ2号車と1号車による1-2フィニッシュで幕を閉じた。3位にはトヨタ8号車が入っている。
第4戦のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レース
予選では、トヨタ8号車に乗る3人の内、デビッドソンとブエミの2人がタイムアタックを担当し、ライバルに1秒以上の大差をつけてポールポジションを獲得する[ 83] 。決勝レースは、スタートから約1時間30分というタイミングで激しい雷雨に見舞われ、トヨタ8号車に乗るラピエールはコースオフ後にグラベルに捕まり脱出できなくなってしまった[ 84] [ 85] 。約1時間の中断の後、8号車は4位、7号車は7位で、共に周回遅れとして再スタートを切った。8号車のブエミは、ファーステストラップをマークする走りで追い上げるも3位で終わった。レースは、アウディ2号車がリードし、アウディ1号車とポルシェ14号車が2番手争いをするが、ポルシェ14号車は4位に脱落、第3戦と同じくアウディ2号車と1号車が1-2フィニッシュを決めた。3位にトヨタ8号車が入り、奇しくも表彰台の順位はル・マンと同じになった。
第5戦よりトヨタ8号車に乗っていたニコラ・ラピエールがWECを欠場し、8号車はデビッドソンとブエミの2人体制で戦うことになった[ 86] 。予選はトヨタ8号車がポールポジションを獲得する[ 87] 。決勝レースは、トヨタ8号車がポールポジションから独走し優勝、2位にもトヨタ7号車が入り、トヨタは開幕戦以来の1-2フィニッシュを決めた[ 88] 。3位にはポルシェ20号車が入った。トヨタは2012年のWECのスタート以来、富士スピードウェイ での母国日本ラウンドにおける無敗記録を更新した。
予選では、ポルシェ14号車はロマン・デュマ とニール・ジャニ が担当して1分48秒300という2人のドライバーの平均タイムを出すと、トヨタ8号車もデビッドソンとブエミも全く同タイムを出した[ 89] 。同タイムの場合、先にベストタイムを記録した方を上位とする為、ポルシェ14号車がポールポジションを獲得した。決勝レースは、レース序盤にセーフティカーが導入されたタイミングで給油の為のピットストップに入ったトヨタ車2台が、ピットストップせずに先行したポルシェ・アウディ勢を追いかける展開であり、これも早々とアウディ勢をかわし、ポルシェ勢はルーティンのピットストップの間にトップに入れ替わることに成功し、レース前半で早くもトヨタの1-2体制が築かれることとなった。結局、トヨタ8号車と7号車の1-2フィニッシュとなり、3位にはポルシェ14号車が入った。
トヨタ8号車のデビッドソンとブエミはドライバーズランキング首位であり、ここバーレーンで5位以内に入れば、仮にライバルのアウディ2号車が優勝してもタイトルを自力で獲得できる状態で臨んだレースである[ 90] [ 70] 。予選では、タイムアタックを重視し、ソフトコンパウンドのタイヤを履いた14号車が、ロマン・デュマとニール・ジャニのコンビによるタイムアタックでポールポジションを獲得する[ 91] 。決勝レースは、決勝重視用のミディアムコンパウンドを履いたトヨタ8号車がトップを奪い、やがてトヨタ8号車と7号車の1-2体制となるが、8号車のオルタネーターが破損し、約30分をかけるオルタネーターの交換を強いられることになってしまう。結局、優勝はトヨタ7号車で2位にポルシェ14号車、3位にポルシェ20号車が入った。アウディ2号車は4位、1号車は5位に留まった。トヨタ8号車は総合13位/LMP1クラス8位でフィニッシュし、この結果、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミの2人のドライバーズタイトル戴冠が決まった。
予選は、マーク・ウェバーとティモ・ベルンハルト の2人がタイムアタックしたポルシェ20号車がポールポジションを獲得する[ 92] 。2番手にもポルシェ14号車が入り、ポルシェ勢がフロント・ローを独占した。決勝レースは、ポルシェ20号車がトップを快走し、2番手にトヨタ8号車が入り追いかける展開も、ポルシェ20号車が原因不明のエンジン出力低下で後退、以後はポルシェ14号車とトヨタ8号車による争いとなった。ポルシェ14号車は最後のピットストップで停車時間の短縮を図るためにタイヤ交換を行なわず、トヨタ8号車は新品のタイヤに履き替えた為、ピットストップ短縮で前に出たポルシェ14号車を新品タイヤで全力で追いかけるトヨタ8号車の展開となったが、マーク・ウェバーが乗るポルシェ20号車とマッテオ・クレッソーニ が乗るLMGTE Amクラスのフェラーリ・458イタリア・GT2 の90号車が交錯して20号車がコンクリートウォールに激突して大破する事故が発生。このアクシデントの処理の為にセーフティカーが導入され、そのままレースが終了。14号車によるポルシェの初優勝が決まった。2位にはトヨタ8号車が入り、トヨタのマニュファクチャラーズタイトル獲得を決めた。3位にはアウディ1号車が入っている。なお、このサンパウロ6時間レースはアウディ ・スポーツチーム ヨースト のドライバーのトム・クリステンセン の引退レースともなった。
脚注
^ Watkins, Gary. “WEC retains same venues for 2014 ”. racer.com . 2013年9月20日閲覧。
^ Carter, Jeff. “Revisions to 2014 FIA WEC calendar announced ”. fiawec.com . 2013年10月18日閲覧。
^ “World Motor Sport Council ”. fia.com . 2013年12月4日閲覧。
^ “Past Events ”. imsa.com . 2014年12月4日閲覧。
^ “ALMS:Rd.10(最終戦)ロードアトランタ(プチルマン) レース結果 ”. pp.cocolog-nifty.com . 2014年12月4日閲覧。
^ “WECの2014年暫定カレンダー発表。来季も全8戦 ”. as-web.jp (2013年9月21日). 2014年12月4日閲覧。
^ Dagys, John. “Sao Paulo Moved to Season Finale, COTA Confirmed ”. Sportscar365.com . John Dagys Media, LLC.. 2014年1月31日閲覧。
^ Dagys, John (2014年2月23日). “COTA, Bahrain Confirmed as Night Races ”. Sportscar365. 2014年4月6日閲覧。
^ a b c d “救済処置?(^^; ”. みんカラ (2014年8月3日). 2014年12月5日閲覧。
^ a b “CLASSES ”. 国際自動車連盟(FIA) . 2014年12月4日閲覧。
^ “WEC、14年のフルエントリー発表。LMP1に9台参戦 ”. as-web.jp (2014年2月14日). 2014年12月4日閲覧。
^ a b “サルトに最適化。ポルシェ919パワーユニット解説 ”. as-web.jp (2014年5月27日). 2014年12月4日閲覧。
^ a b 車体の左右側面に3つのLEDランプがあり、その点灯数で各クラスの順位を識別する。クラス別に色分けされている。クラス1位は1つ点灯、2位は2つ点灯、3位は3つ点灯。4位以下は点灯なし。
^ http://www.fia.com/sites/default/files/regulation/file/LMP1%20%2814-15%29_11%2004%202014.pdf
^ http://www.fia.com/sites/default/files/regulation/file/LMP1%20%2814-15%29_12.09.2014.pdf
^ a b “2014 Le Mans 24-Hours ”. bimmerfest.com (2014年6月11日). 2014年12月5日閲覧。
^ a b “Le Mans – Rebellion s'allège pour les 24 Heures ”. autohebdo (2014年6月9日). 2014年12月5日閲覧。
^ a b c d e f g h i Watkins, Gary (2014年2月3日). “Lucas di Grassi takes Allan McNish's seat at Audi for 2014 WEC ”. オートスポーツ . Haymarket Press. 2014年2月4日閲覧。
^ Watkins, Gary (2014年6月11日). “Loic Duval ruled out of Le Mans 24 Hours after crash in practice ”. オートスポーツ . Haymarket Press. 2014年6月12日閲覧。
^ a b c d e f “Hybrid at the heart of Toyota Racing in 2014 ”. Endurance-Info (2014年1月30日). 2014年2月3日閲覧。
^ a b “2014 FIA World Endurance Championship - 6 Hours of Circuit of the Americas - Provisional Entry List ” (PDF). 国際自動車連盟(FIA) (2014年8月12日). 2014年8月12日閲覧。
^ a b c d e f Watkins, Gary (2014年1月23日). “Webber to share Porsche 919 with Bernhard and Hartley ”. オートスポーツ . Haymarket Press. 2014年2月3日閲覧。
^ “WEC LMP1-Hに参戦するトヨタ/アウディ/ポルシェの比較 (モータースポーツ) ”. bimmerfest.com (2014年6月11日). 2014年12月5日閲覧。
^ この場合の1周あたりの1周とは、1周13.629kmのサルトサーキット を指している。 世良耕太 (2014年4月29日). “ロードラッグ仕様のアウディR18 e-tronクワトロ2014など ”. So-net . 2014年12月5日閲覧。
^ Dagys, John (2014年5月20日). “Millennium Racing Replaces Lotus for Le Mans ”. Sportscar365. 2014年5月20日閲覧。
^ a b DiZinno, Tony (2014年6月12日). “Lotus T129 Revealed in Le Mans” . Sportscar365.com (John Dagys Media). http://sportscar365.com/lemans/lemans24/lotus-t129-revealed-in-le-mans/ 2014年6月12日閲覧。
^ ten Caat, Marcel (2014年8月26日). “Lucas Auer Completes Lotus LMP1 Lineup” . Sportscar365.com (John Dagys Media). http://sportscar365.com/lemans/wec/lucas-auer-completes-lotus-lmp1-lineup/ 2014年8月26日閲覧。
^ “2014 FIA World Endurance Championship - 6 Hours of Fuji - Provisional Entry List ” (PDF). 国際自動車連盟(FIA) . 2014年9月21日閲覧。
^ a b c d e “2014 FIA World Endurance Championship - 6 Hours of Bahrain - Provisional Entry List ” (PDF). 国際自動車連盟(FIA) . 2014年11月6日閲覧。
^ Dagys, John (2014年3月17日). “Rebellion to Start Season with Lola-Toyotas ”. Sportscar365. 2014年3月18日閲覧。
^ Mercier, Laurent (2013年12月26日). “Rebellion R-One Continues Build, Set For On-Track Debut In March ”. Sportscar365. 2014年2月3日閲覧。
^ a b Dagys, John (2014年2月11日). “Heidfeld, Beche Return to Rebellion for 2014 ”. Sportscar365. 2014年2月11日閲覧。
^ DiZinno, Tony (2014年3月3日). “Sports cars: Two more Le Mans appointments” . MotorSportsTalk (NBCスポーツ ). http://motorsportstalk.nbcsports.com/2014/03/03/sports-cars-two-more-le-mans-appointments/ 2014年3月3日閲覧 . "Austrian Dominik "Dodo" Kraihamer has been confirmed as fourth full-season driver for Rebellion Racing's efforts in the FIA World Endurance Championship."
^ Dagys, John (2014年3月25日). “Belicchi Confirmed at Rebellion, R-One Set for Spa Debut” . Sportscars365.com. http://sportscar365.com/lemans/wec/rebellion-signs-belicchi/ 2014年3月25日閲覧。
^ Watkins, Gary (2014年4月1日). “GP2 champion Fabio Leimer secures 2014 Rebellion WEC LMP1 seat” . オートスポーツ (Haymarket Publications). http://www.autosport.com/news/report.php/id/113217 2014年4月1日閲覧。
^ “OAK、今季WECはGドライブの名でLMP2参戦” . オートスポーツ (オートスポーツ). (2014年2月14日). https://www.as-web.jp/past/oak%e3%80%81%e4%bb%8a%e5%ad%a3wec%e3%81%afg%e3%83%89%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%96%e3%81%ae%e5%90%8d%e3%81%a7lmp2%e5%8f%82%e6%88%a6 2014年12月8日閲覧。
^ Dagys, John (2014年11月16日). “Strakka-Dome S103 Delayed Until 2015 ”. Sportscar365. 2014年11月16日閲覧。
^ “ストラッカ童夢S103のデビューは2015年に延期” . オートスポーツ (オートスポーツ). (2014年4月1日). https://www.as-web.jp/past/%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%ab%e7%ab%a5%e5%a4%a2s103%e3%81%ae%e3%83%87%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%81%af2015%e5%b9%b4%e3%81%ab%e5%bb%b6%e6%9c%9f 2014年11月17日閲覧。
^ a b c “OAK Racing with G-Drive Racing in the 2014 FIA World Endurance Championship ”. oak-racing.com . Oak Racing (2014年2月14日). 2014年2月14日閲覧。
^ a b c d e f Watkins, Gary (2014年1月30日). “Niclas Minassian set to join SMP Racing for 2014 WEC ”. オートスポーツ . Haymarket Press. 2014年2月3日閲覧。
^ a b c d e f g h i “LIST OF THE COMPETITORS AND CARS INVITED TO THE ADMINISTRATIVE CHECKINGS & SCRUTINEERING – SUNDAY 8th & MONDAY 9th JUNE 2014 ” (PDF). ACO (2014年5月19日). 2014年5月20日閲覧。
^ a b c d e f g h i j “2014 FIA World Endurance Championship — Full Season Entry List ” (PDF). 国際自動車連盟(FIA) (2014年2月13日). 2014年2月13日閲覧。
^ “KCMG confirms Richard Bradley and Matt Howson for FIA WEC and 24 Hours of Le Mans ”. Endurance-Info (2014年2月21日). 2014年4月6日閲覧。
^ a b c d e f g h i j k “2014 FIA World Endurance Championship – 6 Hours of Silverstone – Provisional Entry List ” (PDF). 国際自動車連盟(FIA) . 2014年4月6日閲覧。
^ Watkins, Gary (2014年4月4日). “Alexandre Imperatori returns to KCMG squad for Le Mans 24 Hours ”. オートスポーツ . Haymarket Press. 2014年4月4日閲覧。
^ Watkins, Gary (2014年2月28日). “Bamboo Engineering links up with Aston Martin for 2014 WEC ”. オートスポーツ . オートスポーツ. 2014年12月8日閲覧。
^ “クラフト・バンブー、AsLMSに3台体制で参戦へ ”. オートスポーツ . Haymarket Press (2014年4月30日). 2014年12月8日閲覧。
^ a b c Mercier, Laurent (2014年2月3日). “Rigon Promoted to AF Corse Ferrari Drive in GTE-Pro ”. Sportscar365. 2014年2月3日閲覧。
^ a b Dagys, John (2014年5月6日). “Fisichella, Beretta Complete AF Corse Lineup for Le Mans” . Sportscar365.com (John Dagys Media). http://sportscar365.com/lemans/wec/fisichella-beretta-complete-af-corse-lineup-for-le-mans/ 2014年5月6日閲覧。
^ Caruccio, Antonio (2014年3月13日). “Calado il pilota scelto per il WEC con AF Corse [Calado the pilot chosen for the WEC with AF Corse]” (Italian). Inpagina (ItaliaRacing.net). http://italiaracing.net/notizia.asp?id=43809&cat=69#.UyEoqj9_uT9 2014年3月13日閲覧。
^ Mercier, Laurent (2014年6月12日). “Châssis détruit pour la Ferrari/AF Corse #71, Pierre Kaffer remplace James Calado ” [New chassis for AF Corse Ferrari #71, Pierre Kaffer replaces James Calado] (French). Endurance-Info. 2014年6月12日閲覧。
^ a b c d Dagys, John (2014年2月13日). “Ram Racing Confirms Driver Lineups ”. Sportscar365. 2014年2月13日閲覧。
^ Watkins, Gary (2014年2月18日). “McLaren loans Alvaro Parente to Ram Ferrari GTE team in 2014 WEC ”. オートスポーツ . Haymarket Press. 2014年2月18日閲覧。
^ Dagys, John (2014年5月13日). “Federico Leo Completes Ram's Lineup for Le Mans ”. Sportscar365. 2014年5月13日閲覧。
^ a b Dagys, John (2014年9月2日). “Porsche Shuffles GTE-Pro Driver Lineup ”. Sportscar365. 2014年9月18日閲覧。
^ Dagys, John (2013年12月14日). “Makowiecki Named Porsche Factory Driver ”. Sportscar365. 2014年2月3日閲覧。
^ a b c d e f “WEC 6 Hours of Spa-Francorchamps Official Entry List ”. fiawec.com . 国際自動車連盟(FIA) (2014年4月24日). 2014年4月25日閲覧。
^ a b c d “Bamboo Engineering links up with Aston Martin for 2014 WEC ”. オートスポーツ . Haymarket Press (2014年2月28日). 2014年2月28日閲覧。
^ Dagys, John (2014年10月22日). “Al Faisal Joins Aston Martin Racing for Bahrain ”. Sportscar365. 2014年10月27日閲覧。
^ Dagys, John (2014年1月8日). “Ram Racing Planning Two Car Ferrari Effort ”. Sportscar365. 2014年2月3日閲覧。
^ a b c DiZinno, Tony (2014年9月28日). “Mike Skeen Set To Make FIA WEC Debut with AF Corse in Fuji ”. Sportscar365. 2014年9月29日閲覧。
^ Dagys, John (2014年11月19日). “Fittipaldi Confirmed in AF Corse Ferrari for Brazil ”. John Dagys Media. 2014年11月19日閲覧。
^ “AF Corse Confirm WEC Line-Ups” . dailysportscar.com . (2014年3月29日). http://www.dailysportscar.com/?p=25973 2014年3月29日閲覧。
^ a b c “ProSpeed Competition joins WEC in LMGTE Am” . fiawec.com (国際自動車連盟(FIA) ). (2014年2月14日). http://www.fiawec.com/en/news/prospeed-competition-joins-wec-in-lmgte-am_1668.html 2014年2月14日閲覧。
^ “Palttala replaces injured Vaxiviere in ProSpeed Porsche for Le Mans” . オートスポーツ (Haymarket Press). (2014年5月29日). http://www.autosport.com/news/report.php/id/114183 2014年5月29日閲覧。
^ a b “Official Entry List ”. 国際自動車連盟(FIA) . 2014年10月31日閲覧。
^ a b c Dagys, John (2014年2月13日). “8Star Confirms Driver Lineup in GTE-Am ”. Sportscar365.com. 2014年2月13日閲覧。
^ Hanson, David Heinemier (2014年2月6日). “David Heinemeier Hansson to drive for Aston Martin ”. twitter.com. 2014年2月6日閲覧。
^ a b “World Motor Sports Council 23/09/2011 ”. fia.com . 国際自動車連盟(FIA) (2011年9月23日). 2012年3月16日閲覧。
^ a b “【WEC 第7戦】トヨタ、デビッドソン&ブエミがドライバーズタイトル獲得” . Response. (Response. ). (2014年11月17日). https://response.jp/article/2014/11/17/237514.html 2014年12月10日閲覧。
^ 梅原 康之 (2014年5月23日). “あえてアウディ、トヨタに挑むポルシェ 果たして、その真意は? ”. Jスポーツ . 2014年12月10日閲覧。
^ “一番人気はウェーバー! ”. トーチュウF1エクスプレス (2014年6月12日). 2014年12月10日閲覧。
^ a b c “3年目のWEC開幕戦はトヨタ・レーシングが初の1-2フィニッシュで制す! ”. ミシュラン (2014年4月22日). 2014年12月10日閲覧。
^ “WEC開幕戦シルバーストン 予選日タイム結果 ”. オートスポーツ (2014年4月19日). 2014年12月10日閲覧。
^ “WEC 2014年 第1戦 シルバーストーン6時間レース Photo & Movie ”. トヨタ (2014年4月21日). 2014年12月10日閲覧。
^ “Audi、WEC開幕戦、ハイパフォーマンスを披露。しかし不運に見舞われる ”. アウディ (2014年4月21日). 2014年12月10日閲覧。
^ “No.8 トヨタTS040ハイブリッドが開幕2連勝を達成! トヨタ・レーシングがル・マン前哨戦で1-3フィニッシュ ”. ミシュラン (2014年5月6日). 2014年12月10日閲覧。
^ “WEC 2014年 第3戦 ル・マン24時間レース 予選2日目 ”. トヨタ (2014年6月13日). 2014年12月10日閲覧。
^ “ル・マン史上初、日本車に乗る日本人ドライバーが予選最速タイムを記録! トヨタ&中嶋一貴、新レコードでポールポジション! ”. ミシュラン (2014年6月13日). 2014年12月10日閲覧。
^ “【16時間経過】 No.7 トヨタがトップ独走から痛恨のリタイア! 夜明けのル・マンはNo.1 アウディが首位に! ”. ミシュラン (2014年6月15日). 2014年12月10日閲覧。
^ “王者アウディ、サバイバルゲームを勝ち抜き5年連続・13回目のル・マン制覇を達成! ”. ミシュラン (2014年6月16日). 2014年12月10日閲覧。
^ “【ルマン24時間 2014】ハイブリッド3強レース総括…アウディの強さ、トヨタの速さ、ポルシェのしぶとさ ”. Response. (2014年6月16日). 2014年12月10日閲覧。
^ “デイビッドソン「マシンの本当の速さを証明できた」 ”. オートスポーツ (2014年9月20日). 2014年12月10日閲覧。
^ “WEC第4戦:荒天も味方につけアウディがワンツー ”. オートスポーツ (2014年9月21日). 2014年12月10日閲覧。
^ “ラピエール「突然の大雨で全てが変わってしまった」 ”. オートスポーツ (2014年9月21日). 2014年12月10日閲覧。
^ “8号車トヨタのラピエール、WEC富士は欠場に ”. as-web.jp/ . オートスポーツ (2014年10月7日). 2014年10月13日閲覧。
^ “No.8 トヨタTS040ハイブリッドが地元富士でポールポジションを奪取! ポルシェ勢が予選2位&3位に ”. ミシュラン (2014年10月11日). 2014年12月10日閲覧。
^ “トヨタ・レーシング、富士決戦を完全制圧! 圧倒的な1-2フィニッシュで母国ラウンドを制す! ”. ミシュラン (2014年10月12日). 2014年12月10日閲覧。
^ “トヨタ・レーシングが2戦連続の1-2フィニッシュ! 今季4勝目のデビッドソン/ブエミ組が王座獲得へ大きく前進! ”. ミシュラン (2014年11月3日). 2014年12月10日閲覧。
^ “WEC:トヨタが初のタイトル獲得! 優勝は7号車 ”. オートスポーツ (2014年11月16日). 2014年12月10日閲覧。
^ “トヨタが悲願のWECタイトルを獲得! アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミが世界チャンピオンに輝く! ”. ミシュラン (2014年11月17日). 2014年12月10日閲覧。
^ “復活初年度のポルシェが初優勝、トヨタがダブルタイトルを獲得、そしてミシュランは全クラス制覇を達成! ”. ミシュラン (2014年12月1日). 2014年12月10日閲覧。
関連項目
外部リンク