2020年代のJRダイヤ改正
2020年代のJRダイヤ改正(2020ねんだいのジェイアールダイヤかいせい)では、2020年代にJRグループ各社で行われる各ダイヤ改正について記す。 なお、JR東日本のBRT路線については気仙沼線・大船渡線BRTを参照のこと。 2020年(令和2年)3月14日各社でダイヤ改正を実施した[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]。
5月7日
6月6日
8月8日
11月1日2021年(令和3年)3月13日各社でダイヤ改正を実施。 前年からの新型コロナウイルス感染症の世界的流行により多くの鉄道会社で輸送人員が減少した影響を受け、優等列車・普通列車とも減便が目立つ改正となったほか、夜間時間帯の利用者が特に減少している点および終電後の保守作業時間確保の観点から、JR東海を除く各線で終電の繰り上げを実施した。また、これに追随する形で多くの私鉄各社が同日にダイヤ改正を実施し、終電の繰り上げや減便が実施された。
10月2日JR西日本で昼間時間帯の減便を中心としたダイヤ改正を実施[50]。なお、時刻の変更はないがJR東日本では上越新幹線で「Max」の定期運用終了による運用変更が同日に行われたため、こちらについても記述する。
10月11日貨物の南福井駅が着発線荷役方式に改良されたことで、取り扱う貨物列車の本数が上下で1本ずつ増加した。 2022年(令和4年)3月12日各社でダイヤ改正を実施。前年から引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響による旅客の減少を受けて、減便を中心としたダイヤ改正となった。なお、九州については9月23日に西九州新幹線開業を控えている関係で小規模に留まる。
6月5日新潟駅の高架ホームの全面供用を開始したことにより、在来線の全列車が高架ホームからの発着となった。これに伴い、一部列車で時刻や発着番線の変更が行われた[85]。 9月23日西九州新幹線(武雄温泉駅 - 長崎駅間)の開業に伴い、九州(九州新幹線を除く)と西日本でダイヤ改正を実施[86]。
10月1日JR東日本のいくつかのエリアでダイヤ改正。 なお、時刻の変更はないがJR北海道では、特急「北斗」において運用変更が同日に行われ、9月30日でキハ281系の定期運用を終了し、全列車がキハ261系での運転となる[89]。
10月16日JR北海道の札幌駅で、北海道新幹線乗り入れに向けた構造物の変更に着手。学園都市線(札沼線)専用の11番線の使用を開始する代わりに、1番線の使用を停止する[92]。これに伴い、多くの列車の札幌駅発着番線が変更となる。 2023年(令和5年)1月10日この日より奥羽本線(山形線)の板谷駅と大沢駅が冬季通過となった。ただし、峠の力餅の立ち売りを行っている峠駅はこれまで通り停車とする。 2月13日大阪駅(うめきたエリア)地下ホームの新設に伴う地下化により、その前後で最大23.5パーミルの勾配があるため、安治川口駅を発着する2往復の貨物列車にEF210形300番台を後補機として連結する必要が生じた。対象となる列車は、吹田貨物ターミナル駅で機関車の連結、切り離しの作業を行う。 補機を連結する対象となる貨物列車は以下の通り。 3月18日各社でダイヤ改正を実施。なお、四国については接続する新幹線における時刻変更などに伴う小規模な修正に留まり、「一部ダイヤ改正」という表現となっている[93]。 この日、JRを含む多くの事業者で「鉄道駅バリアフリー料金」が設定され、普通運賃で10円程度の運賃が上乗せされた。ただし、東急電鉄のように大幅な運賃値上げが行われた事業者もある。
4月1日JR北海道で留萌線の石狩沼田駅 - 留萌駅間が前日の運転をもって廃止となるため、残る深川駅 - 石狩沼田駅間の運転時刻が見直された[100]。 5月8日JR西日本で赤穂線(備前片上駅 - 長船駅 - 西大寺駅間)において運転間隔が開く時間帯があり、通学客の混雑で問題となっていたため、長船発岡山行きを備前片上発に、岡山発西大寺行きを備前片上行きにそれぞれ延長し、混雑の緩和を図る。 5月20日JR北海道で室蘭線(苫小牧駅 - 室蘭駅間)において新型車両737系が投入され、この区間の普通列車が一部列車を除き電車化されることで速達化(苫小牧・東室蘭間の最速は50分台)が図られるため、接続の改善を含めた列車体系の見直しが行われた[100]。 6月1日JR九州で鹿児島本線福岡地区の混雑緩和を目的として、福間発博多・南福岡行きの快速列車と南福岡発博多・吉塚行きの普通列車を各1本臨時列車として増発し、当分の間平日毎日運転する[118]。 7月1日JR九州で西九州新幹線および北九州都市圏の利便性向上のため改正を実施[119]。
この他、時刻の変更はないがJR東海では、特急「南紀」全列車がHC85系での運転に変更される[120]。 7月15日熊本地震の影響で不通となっていた南阿蘇鉄道が全線で運転を再開し、朝に豊肥本線肥後大津駅まで直通運転を行う列車を設定した。 2024年(令和6年)3月16日各社でダイヤ改正を実施。
9月1日JR東日本の京葉線で、快速の運行時間帯の縮小や本数を大幅に削減したところ、外房線・内房線から京葉線方面へ通勤・通学する客や、同路線の駅を擁する市町の首長などから批判が相次いだ。 これに伴い、京葉線の各駅停車について朝の上り2本、昼の快速運行時間帯の前後に走る列車の一部、夜の下り2本を快速に変更し、快速の運転時間帯を拡大する[147]。 9月29日JR四国で松山駅の高架化[148]による特急の運行形態の変更および、朝晩を中心にした運行本数の見直しが行われた。[149]。
10月5日JR西日本中国統括本部で「快速 うれしート」の運行開始に伴いダイヤ修正[150]。
また、関西圏でも「快速 うれしート」の運転本数を拡大する[151]。
2025年(令和7年)3月15日各社でダイヤ改正を実施。JRに関係する他社のダイヤ改正も一部記述する。
4月1日九州でダイヤ改正。北九州空港へのアクセス強化を図るため、一部の特急「ソニック」と「にちりんシーガイア」(5号のみ)が朽網駅に停車する。 4月25日東日本でダイヤ改正。奥羽本線(新庄 - 院内間)の復旧による再開ならびに同区間の非電化化に伴い、ダイヤを変更。原則として新庄駅で山形新幹線と接続するダイヤが組まれる。 脚注注釈
新聞
出典
参考文献
関連項目 |
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