2010年代のJRダイヤ改正
2010年代のJRダイヤ改正(2010ねんだいのジェイアールダイヤかいせい)では、2010年代にJRグループ各社線で行われた各ダイヤ改正について記す。 なお、JR東日本のBRT路線については気仙沼線・大船渡線BRTを参照のこと。 2010年(平成22年)3月13日北海道を除く各社でダイヤ改正が行われた。
在来線でダイヤ修正を実施し、身延線では特急「ふじかわ」の時刻見直しを行う程度にとどまった。別紙には詳細な記述は一切登場しなかった。
前年度のダイヤ改正と同様、今回も本数削減を中心にした改正となった。
9月1日四国でダイヤ修正を行い、予讃線の伊予吉田駅に特急が臨時停車するようになった[6]。 10月12日西日本でダイヤ修正が行われ、各路線で列車時刻が1分ほど調整されたほか、姫新線の本竜野駅折り返しが播磨新宮駅折り返しに変更された[7]。 直後の11月7日には、新型特急気動車キハ189系が投入され、キハ181系で運転されていた特急「はまかぜ」の全列車を置き換えた(運転時刻は変更なし)。これにより、キハ181系による定期特急列車は消滅した。 12月4日
2011年(平成23年)3月5日E5系を使用した「はやぶさ」が運転を開始した。東京駅 - 新青森駅間に2往復、東京駅 - 仙台駅間に1往復が設定された。途中停車駅は大宮駅・仙台駅・盛岡駅(はやぶさ4号は八戸駅にも停車)[10]。 3月12日北海道と東日本を除く各社でダイヤ改正[注 1]。
4月9日中止になっていた3月12日予定の東日本のダイヤ改正が実施された[21]。
9月26日前年7月から集中豪雨のため運休していた美祢線が運転を再開した。同時に長門市駅の始発が繰り上げになった。 2012年(平成24年)3月17日北海道を除く各社でダイヤ改正が行われた。なお、北海道でもJR貨物のダイヤ改正に伴い、一部の普通列車で時刻が変更された。 今回のダイヤ改正では直通運転を行っている小田急電鉄・東京急行電鉄(東横線を除く)・東武鉄道(東武伊勢崎線・日光線系統)でも同日にダイヤ改正が行われ、首都圏を中心とする関東地方では大規模な改正となった。
6月1日9月29日東日本の東北・上越新幹線でダイヤ改正[32]。
奥羽本線の赤岩駅と山田線の大志田駅・浅岸駅について、当年度冬季より冬季休業(全列車通過)の措置がとられるようになった。 10月27日
2013年(平成25年)3月16日北海道を除く各社でダイヤ改正が行われた。ただし、JR北海道も東北新幹線のダイヤ変更に伴い、接続する「白鳥」・「スーパー白鳥」の運転時刻が変更された[35]。 今回は同日に大手私鉄各社でも東京メトロ副都心線と東急東横線の直通運転開始に合わせて、東京急行電鉄(池上線、東急多摩川線、世田谷線を除く)・東京地下鉄(東京メトロ)・東武鉄道・西武鉄道でダイヤ改正が行われたほか、関西地方では京阪電気鉄道(京阪大津線を除く)がダイヤ改正を行っている。
3月25日貨物でダイヤ改正が行われた。
9月28日
11月1日北海道でダイヤ改正[40][41][42]。車両トラブルやレール異常などの事案が頻発していることから、「メンテナンス体制強化のため」として特急列車を中心に減便や最高速度の抑制が行われた。この結果、従来は可能であった特急列車同士の乗継が一部できなくなった。
2014年(平成26年)3月15日各社でダイヤ改正を実施。なお、JRグループ7社が同日にダイヤ改正を実施したのは2009年3月14日以来となった。
6月1日JR東日本常磐線の木戸駅・竜田駅が営業を再開し、いわき駅 - 広野駅間の9往復で運転区間の延長が行われた。 7月12日JR東日本の特急『いなほ』の使用車両がE653系に統一された。これに伴い、新潟駅 - 酒田駅間の所要時間が短縮された[63]。 8月30日JR北海道でダイヤ改正[64]。
12月1日東海で軽微な修正。快速みえは、朝夕の一部の列車を除き、2両での運転に戻された。時刻に変更はない[65]。 2015年(平成27年)3月14日四国を除く各社でダイヤ改正を実施[66]。
3月30日貨物でダイヤ改正が行われた。
5月30日東日本でダイヤ改正を実施。
10月3日この日より、金沢 - 和倉温泉間で臨時特急「花嫁のれん」の運行を開始した。 10月31日西日本の京阪神地区でダイヤ修正。
2016年(平成28年)3月26日各社でダイヤ改正を実施[85]。 今回は大手私鉄各社でも後述する常磐緩行線のダイヤ改正の影響で、直通運転を行う東京地下鉄・小田急電鉄でも同日にダイヤ改正を実施したほか、東京急行電鉄・東武鉄道・西武鉄道でもダイヤ改正を実施している。
10月2日西日本の京阪神地区でダイヤ改正を実施。103系が大阪環状線 - 大和路線間の直通快速運用から撤退した。 12月10日東日本仙台エリアでダイヤ改正を実施。
また、この改正に合わせて、北上線の平石駅・矢美津駅について、当年度冬季より冬季休業(全列車通過)になった。 2017年(平成29年)3月4日各社でダイヤ改正を実施[98]。ただし、四国はごく一部の普通列車の時刻変更にとどまる。
4月1日5月8日
7月22日
10月14日東日本でダイヤ改正を実施[117]。
2018年(平成30年)3月17日各社でダイヤ改正を実施[118]。
高速道路の延伸に伴う他輸送機関との競争激化、人口減少や少子高齢化の進行により厳しい経営環境が続くことを踏まえ、1987年4月の会社発足以来最大規模となる輸送体系の見直しが行われた[130]。そのため、今回の改正にあたりJR九州では「ダイヤ改正」ではなく「ダイヤの見直し」という表現を用いている[121]。
東海管内の「しなの」・「ひだ」・「しらさぎ」の「エル(L)特急」の表記が廃止され、国鉄時代から続いていたエル特急は消滅することになった。 4月1日東日本でダイヤ修正。両毛線あしかがフラワーパーク駅の開業に伴う一部時刻の修正が行われ、最繁忙期に運転される臨時列車の停車駅が富田駅からあしかがフラワーパーク駅に変更された。 西日本では、三江線が前日の運行をもって廃止された。廃止に伴い、山陰線と三江線を直通していた列車について、全てが江津駅発着となった。 4月15日東日本でダイヤ改正。新潟駅の在来線高架ホームの一部使用を開始し、新幹線 - 在来線の同一ホーム乗換えが開始された。これに伴い、新潟駅における一部列車の発着ホームが変更された。 7月14日九州でダイヤ変更。
2019年(平成31年・令和元年)3月16日各社でダイヤ改正を実施[133]。5月1日に令和への改元を控えていたため、平成最後のダイヤ改正となった。
3月23日4月1日
4月20日10月27日11月30日東日本の埼京線・川越線、東京臨海高速鉄道りんかい線、相鉄各線などでダイヤ改正。内容は下記の通り[152]。 相鉄線も絡む大規模ダイヤ改正であるため、相鉄本線・いずみ野線の改正内容も一部含まれる[153]。
脚注注釈
出典
参考文献
関連項目
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