JAPANサッカーカレッジ
JAPANサッカーカレッジ(ジャパンサッカーカレッジ、英語: College of Upward Players in Soccer)は、新潟県に本社を置くNSGグループの学校法人国際総合学園が運営するサッカー専門学校である。略称はJSC。愛称はCUPS。 概要2002年、NSGグループのスポーツ専門学校アップルスポーツカレッジのサッカー部門を独立させる形で、新潟県北蒲原郡聖籠町に創設された[1]。選手やコーチ、レフェリー、トレーナー、サッカービジネスに関する学科の他、高等部も設置されている[1]。また、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するアルビレックス新潟(以下、アルビレックス)の育成組織としても位置づけられている[1]。敷地及び校舎は2000年に聖籠町立聖籠中学校への統廃合のため廃校となった旧聖籠町立亀代中学校のものを再利用している[2]。 毎年、Jリーグ、なでしこリーグ、JFL(日本フットボールリーグ)などのクラブに卒業生を輩出している[3]。Jリーグに対しては、2017年度に15名を輩出し、2018年4月10日現在で、リーグ54クラブのうち47クラブに、選手やコーチ、フロントスタッフ、マネージャー、トレーナーとして計146名が在籍している。なでしこリーグについても、11クラブ計20名の卒業生が在籍しており、JFLには、8クラブ計17名の卒業生が所属している[4]。 建学の精神サッカーというスポーツを通し、日本のサッカー界・スポーツ界の発展と国際社会・地域社会の発展に寄与する人材を育成する。 各学科サッカー専攻科サッカー専攻科の生徒は北信越フットボールリーグ所属のJSCチームの一員としてプレーしている。なお、JSC以外にも「CUPS聖籠」「NIIGATA J.S.C.」の2チームを有しており、全盛期には1種登録だけで最大7チームが活動していた。また、Sリーグに所属している「アルビレックス新潟シンガポール」にも同校出身者、あるいは在学者が参加している。チームの愛称は、英称の『College of Upward Players in Soccer』の頭文字を繋げた「CUPS」(カップス)で、トップチームのエンブレムにもカップが描かれている。
JAPANサッカーカレッジ
アップルスポーツカレッジから改組した2002年、北信越チャレンジリーグで優勝し北信越フットボールリーグに昇格。以来、北信越地区の強豪として君臨し、4度のリーグ優勝を誇る。2006年から2010年にかけてはツエーゲン金沢、松本山雅FC、AC長野パルセイロらと「地獄の北信越」と呼ばれる激しい優勝争いを展開した[5]。 2024年はリーグ戦こそ3位に終わったものの、6月12日の天皇杯2回戦でJ1の名古屋グランパスを1-0で破るジャイアントキリングを達成[6]。10月の第60回全国社会人サッカー選手権大会では優勝を飾った。
CUPS 聖籠
コーチ・審判専攻科指導者養成インストラクターによる指導や、プロの現場へのインターンシップにより、ライセンスを取得し、即戦力となるコーチ・レフェリーを育成。 サッカーコーチ研究科サッカートレーナー専攻科サッカートレーナーに必要なあらゆる現場力を習得。 女子サッカー専攻科女子サッカー専攻科は、高等部女子との合同チームであるJAPANサッカーカレッジレディース(2008年創設)を有していた。また、アルビレックス新潟レディース(日本女子サッカーリーグ所属)にも学内選考をパスすれば、なでしこリーグで活躍できるフィールドが用意されている。[要出典]2022年をもって活動休止。
JAPANサッカーカレッジレディース
サッカービジネス科マネージャー・トレーナー科高等部高等部は、学校教育を開志学園高等学校と提携して行っており、高等学校卒業資格や専修学校「高等課程」卒業資格が取得できる[7]。男子は「開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部」として北信越プリンスリーグや全国高等学校総合体育大会新潟県大会などに参加している。女子は単独チームの「開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部女子」を有し、過去には女子サッカー専攻科と合同チームのJAPANサッカーカレッジレディースでプレーすることもできた。
JSCに所属した主な選手
開志学園JSC高等部卒業選手出典 [8] 男子サッカー選手(太字の選手はアルビレックス新潟ユースでプレー)
女子サッカー選手 脚注
関連項目
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia