間宮 康弘(まみや やすひろ、1981年12月7日[3][4] - )は、日本の男性声優。千葉県出身[1]。ケンユウオフィス所属[1]。
来歴
学生時代から勉強が嫌いであり、進学から逃げるために、「勉強しなくていいだろう」と、必ず声優になってやるようなわけではない不純な動機で声優科のある専門学校に入る。専門校では神谷明から「君たちは声優にはなれない」と言われたことから始まり、「業界の第一人者がそう言うなら無理だな」と悟ったことで2年間遊べると考えて当然のように遅刻や無断欠席を繰り返したが、後にもったいないことをしたと残念がっている。それでもどうにか日本工学院専門学校を卒業したものの、やりたいことはなく、引きこもりの無職になり、オンラインゲームにのめり込んだ[6]。
3年経ち、このままでは駄目だと専門校での恩師藤城裕士のぐりま塾に1年通い、本気で声優になろうとするのであればと紹介された映像テクノアカデミアに入る[1]。だがそこでも授業態度はよろしくなく、試験のときは終わるまでいたが自分の課題発表を前にしてアルバイトのために早退していた。
1年経ち、複数のプロダクションによるオーディションを受け、ケンユウオフィスに所属してから附属養成所のtalk backに入る[1]。あるマネージャーの目にとまったことで仕事をもらえるようになり、若いため収入は少なかったが使う暇はなかったことからどうにか生活はできていた。生活や素行に問題のあった自分が声優になれたのは、「運と縁のおかげ」だと語っている。
人物・特色
趣味はゲーム、料理、映画鑑賞、サバイバルグッズ収集、筋力トレーニング、洋書収集、一人カラオケ。特技は「モノマネ」[1]。
大柄で強面な外見であることから、「マフィア梶田の双子の兄、と呼ばれることも」とみずから語っているが[9]、実際は気さくで優しい性格だと同僚の山中真尋に評されている[10]。
声種はテナーで、声優デビュー当初から中高年の役を比較的多く演じている。同じ声優である大塚芳忠・銀河万丈・郷里大輔・内海賢二などの声真似も特技としており[9][11]、多彩な声色を活かして若者やコミカルなキャラクターも担当することがある。
『忍たま乱太郎』では飯塚昭三から稗田八方斎役を引き継いだ。引き継ぐにあたって、飯塚の過去の出演回を普段から拝見して勉強しているという[12]。
収録の前には家で準備するが、あるとき時間をかけて収録に臨むも音響監督から「台詞が芝居になっておらず、どういう感情なのか、誰に対しての台詞なのか」とNGを出されて頭が真っ白になってしまったことがあり、どうにかOKにはなったが監督の指摘が堪え、落ち込んだ。収録後の打ち上げで、ある大先輩から「芝居は会話であり、相手と自分でドラマになる。だが間宮がやっているのは独りよがりで、監督の指示を聞いている振りをしているのだ」と言われた。トラウマになるほどだったがそれからあまり頑張り過ぎず、台本には書かれていない側面(役の人生など)を想像したり、海外作品の吹き替えでは俳優の癖を取り入れることや呼吸をよく聞いたり、ゲームなど設定だけ知らされるときは相手との関係性を一番に考えるようになったという。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 2006年
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- 2007年
-
- 2008年
-
- 2009年
-
- 2010年
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- 2011年
-
- 2012年
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- 2013年
-
- 2014年
-
- 2015年
-
- 2016年
-
- 2017年
-
- 2018年
-
- 2019年
-
- 2020年
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- 2021年
-
- 2022年
-
- 2023年
-
- 2024年
-
- 2025年
-
劇場アニメ
- 2012年
-
- 2013年
-
- 2015年
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- 2016年
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- 2017年
-
- 2019年
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- 2020年
-
- 2021年
-
- 2022年
-
- 2024年
-
- 2025年
-
OVA
Webアニメ
- 2010年代
-
- 2020年代
-
ゲーム
- 2007年
-
- 2008年
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- 2009年
-
- 2010年
-
- 2011年
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- 2012年
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- 2013年
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- 2014年
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- 2015年
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- 2016年
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- 2017年
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- 2018年
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- 2019年
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- 2020年
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- 2021年
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- 2022年
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- 2023年
-
- 2024年
-
- 2025年
-
ドラマCD
BLCD
- 間の楔 I 〜DESTINY〜(シド)
- 異国色恋浪漫譚 〜さすらい銀次の慕情編〜(九龍会舎弟)
- 牛泥棒(峰倉教授)
- 影の館4 暗闇の封印 II 黎明の章(ケムエル)
- 花降楼シリーズ6 華園を遠く離れて 〜恋路&溺愛〜(酔客)
- 恋するインテリジェンス(武笠亮吾)
- 三国恋戦記〜オトメの兵法!〜(子敬)
- 私説三国志 天の華・地の風 完全版(関羽雲長)
- 執事の特権(弟分)
- ショコラティエの恋愛条件(店長)
- 神官は王に愛される(宰相)
- 信号機 シリーズ
- アオゾラのキモチ -ススメ-(喜屋武剛史、学校長、男)
- オレンジのココロ -トマレ-(喜屋武剛史)
- スレイヴァーズ ヌード(柴田弁護士)
- 絶対 シリーズ(黒川)
- 好きこそ恋の絶対
- 君こそ僕の絶対
- 愛こそ明日の絶対
- 空と原(校長先生)
- ダブルミンツ(中岡)
- 天使の啼く夜(大野)
- 花嫁は二度さらわれる(斉藤、同僚1)
- 春を抱いていた 7(アナウンサー)
- 美男の殿堂(親方)
- 微熱の果実〜バタフライ・スカイ〜(王将)
- 部活の後輩に迫られています(守屋の友人)
- プライスシリーズ1 ふらちな恋のプライス(吉田)
- ふらちな恋のプライス(吉田)
- FLESH&BLOOD 9(シグエンサ神父)
- BORDER 境界線(村雨管理官)※コミックス第4・5巻ドラマCD付き限定版
- 魔彼 MAKARE〜魔は来たりて彼を堕とす〜(マモン)
- 妄想vカタログ(ナレーション)
- リスタート(カメラマン)
- ワケアリ(剛三・永洋)
吹き替え
担当俳優
- ヴィニー・ジョーンズ
-
- ダン・フォグラー
-
- マイケル・ペーニャ
-
- ロリー・マッキャン
-
映画
ドラマ
アニメ
テレビ番組(吹き替え)
特撮
ラジオ
ナレーション
ボイスオーバー
- 偉大なるロシア海軍(ヒストリーチャンネル)
- 感動地球スペシャル 中川翔子ボルネオ紀行〜熱帯ジャングルと幻の象〜(フジテレビ)
- 奇跡体験!アンビリバボー(フジテレビ)
- 現代の驚異シリーズ(ヒストリーチャンネル)
- BS世界のドキュメンタリー(NHK BS1)
- 密航 地中海を渡ったシリア難民の記録(2016年)
- ムクウェゲ医師の闘い 〜性暴力の犠牲者を癒やす〜(2017年)
- デニムハンター “青いお宝”を求めて(2024年、ブリット・イートン)
- カネはモスクワへ消えた 国際投資詐欺を追う(2025年)
- ワンス・アポン・ア・タイム特集(アダム・ホロウィッツの声)
舞台
その他コンテンツ
ディスコグラフィ
キャラクターソング
発売日 |
商品名 |
歌 |
楽曲 |
備考
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2015年4月10日
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ツキウタ。シリーズ ツキウサ。体操
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月城奏(山中真尋)、黒月大(間宮康弘)
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「ツキウサ。体操」
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ドラマCD『ツキウタ。』関連曲
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2015年10月23日
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ツキプロシリーズ Welcome to the Wonderland
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「Welcome to the Wonderland」 「キミトステップ」
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アプリ『ツキノパーク』テーマソング
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2024年12月18日
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劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 オリジナル・サウンドトラック
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稗田八方斎(間宮康弘)
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「愛と正義のドクタケ忍者隊」
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劇場アニメ『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』挿入歌
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脚注
シリーズ一覧
- ^ 第1期(2007年 - 2008年)、第2期『翼竜伝説』(2008年)
- ^ 第2期『II(Second)』(2007年 - 2008年)、第3期『III-FINAL-』(2011年 - 2012年)
- ^ 第1期(2008年)、第2期『鉄腕バーディー DECODE:02』(2009年)
- ^ 第1期(2013年)、第2期『2』(2017年)
- ^ 第1期(2016年)、第2期(2018年)
- ^ 第1期(2016年)、第2期『2』(2020年)
- ^ 第3期『III』(2018年)、第4期『IV』(2022年)
- ^ Season 3 Part 1(2018年)、Season 3 Part 2(2019年)、The Final Season Part 1(2020年)
- ^ 『1st season』(2019年)、『2nd season』(2022年)
- ^ 第1期(2019年)、第2期『STONE WARS』(2021年)、テレビスペシャル『龍水』(2022年7月10日)、第3期『NEW WORLD』第1クール(2023年)、第3期『NEW WORLD』第2クール(2023年)、第4期『SCIENCE FUTURE』第1クール(2025年)、第4期『SCIENCE FUTURE』第2クール(2025年)
- ^ 第4期(2019年 - 2020年)、第6期(2022年 - 2023年)、第7期(2024年)
- ^ 『ポケットモンスター』(2020年 - 2022年)、『めざせポケモンマスター』(2023年)
- ^ 第1シリーズ(2020年)、第2シリーズ(2021年)
- ^ 第1期(2022年 - 2023年)、第2期『決闘学園編』(2023年)
- ^ 第1クール(2022年)、第2クール『-訣別譚-』(2023年)
- ^ 第1クール(2023年)、第2クール(2023年)
- ^ 第1期(2024年)、第2期(2024年)
- ^ 『III』(2007年)、『IV』(2008年)、『VIII』(2011年)
- ^ 『赤い刀』(2010年)、『赤い刀 真』(2012年)
- ^ 『CROSSRAYS』(2019年)、『ETERNAL』(2025年)
出典
参考文献
外部リンク
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代表取締役 | | |
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女性 | |
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準所属(男性) | |
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準所属(女性) | |
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預かり(男性) | |
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預かり(女性) | |
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旧・所属声優 | |
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関連会社 | |
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関連人物 | |
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