新北市第一選挙区(台: 新北市第一選舉區)は、中華民国の立法委員選挙における選挙区。2008年立法委員選挙から台北県第一選挙区として設置。2010年の台北県の昇格により現在の名称になった。
現在の選出立法委員は中国国民党の洪孟楷。
設置から現在に至るまで有権者数の増加が著しく、2025年1月現在最も有権者数の多い選挙区となっている。
区域
現在の区域
投票傾向
総統選挙
全国の得票率と比較すると、中国国民党候補者の得票率が約3%高い傾向にある[2]。
新北市長選挙
新北市全体の得票率と比較しても中国国民党候補者の得票率が僅かに高い傾向にある[3]。
歴史
2004年に台北県第二選挙区 (大選挙区)で当選し、立法委員を務めていた中国国民党の呉育昇が2012年選挙まで再選を続けた。
2016年立法委員選挙では、民主進歩党の呂孫綾が、再選を目指していた呉育昇を破り、27歳で初当選。この選挙で当選した最年少の立法委員となった。
2020年立法委員選挙では、再選を目指していた呂孫綾と民主進歩党と政策が近い時代力量の張衛航で票が分散し、中国国民党の洪孟楷が初当選した。2024年選挙でも全国最多得票数で再選された。
選出立法委員
選挙
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年度
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当選者
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政党
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就任日
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退任日
|
得票数
|
得票率
|
注釈
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第7回
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2008
|
|
呉育昇
|
中国国民党
|
2008年2月1日
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2012年1月31日
|
82,949
|
58.39%
|
[4]
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第8回
|
2012
|
2012年2月1日
|
2016年1月31日
|
107,821
|
50.78%
|
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第9回
|
2016
|
|
呂孫綾
|
民主進歩党
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2016年2月1日
|
2020年1月31日
|
110,243
|
53.27%
|
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第10回
|
2020
|
|
洪孟楷
|
中国国民党
|
2020年2月1日
|
2024年1月31日
|
119,401
|
46.40%
|
|
第11回
|
2024
|
2024年2月1日
|
現職
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158,596
|
58.71%
|
全国最多得票数
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選挙結果
第11回立法委員選挙
第10回立法委員選挙
第9回立法委員選挙
第8回立法委員選挙
2012年新北市第一選挙区立法委員選挙結果[8]
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番号
|
候補者
|
政党
|
得票数
|
得票率
|
当選
|
1
|
何博文
|
民主進歩党
|
90,125
|
42.44%
|
|
2
|
余宗珮
|
親民党
|
9,359
|
4.41%
|
|
3
|
王鐘銘
|
台湾緑党
|
5,038
|
2.37%
|
|
4
|
呉育昇
|
中国国民党
|
107,821
|
50.78%
|
|
有権者数
|
288,221
|
投票者数
|
215,309
|
有効票数
|
212,343
|
無効票数
|
2,966
|
投票率
|
74.70%
|
第7回立法委員選挙
脚注
- ^ “中央選舉委員會 公告” (中国語). 中央選舉委員會. 2024年5月20日閲覧。
- ^ “選舉資料庫” (中国語). 選舉資料庫. 2024年5月20日閲覧。
- ^ “選舉資料庫” (中国語). 選舉資料庫. 2024年5月20日閲覧。
- ^ 選挙時は台北県第一選挙区として実施
- ^ “選舉資料庫” (中国語). 選舉資料庫. 2024年5月20日閲覧。
- ^ “選舉資料庫” (中国語). 選舉資料庫. 2024年5月20日閲覧。
- ^ “選舉資料庫” (中国語). 選舉資料庫. 2024年5月20日閲覧。
- ^ “選舉資料庫” (中国語). 選舉資料庫. 2024年5月20日閲覧。
- ^ “選舉資料庫” (中国語). 選舉資料庫. 2024年5月20日閲覧。
関連項目
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小選挙区(73) |
- 台北市 1,2,3,4,5,6,7,8
- 新北市 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12
- 基隆市 全市
- 宜蘭県 全県
- 桃園市 1,2,3,4,5,6
- 新竹市 全市
- 新竹県 1,2
- 苗栗県 1,2
- 台中市 1,2,3,4,5,6,7,8
- 彰化県 1,2,3,4
- 南投県 1,2
- 雲林県 1,2
- 嘉義市 全市
- 嘉義県 1,2
- 台南市 1,2,3,4,5,6
- 高雄市 1,2,3,4,5,6,7,8
- 屏東県 1,2
- 台東県 全県
- 花蓮県 全県
- 澎湖県 全県
- 金門県 全県
- 連江県 全県
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原住民選挙区0(6) | |
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比例代表(34) | |
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