青木一彦
青木 一彦(あおき かずひこ、1961年〈昭和36年〉3月25日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(3期)、内閣官房副長官。内閣官房長官・自民党参議院議員会長を務めた青木幹雄の長男。 人物島根県簸川郡大社町(現・出雲市)出身。少年時代、実家近くの出雲大社でよく遊んだ[1]。島根県立大社高等学校を経て1985年3月、早稲田大学教育学部を卒業[2]。 山陰中央テレビジョン放送社員を経て、1999年から内閣官房長官秘書官となる[2]。2000年(平成12年)から父幹雄の公設秘書を務めた[2]。あまり帰郷しない父に代わって頻繁に地元島根に入って支援者を回っていた[3]。 2010年5月に病気で立候補を断念した父の不出馬表明に伴い[4]、同年の第22回参議院議員通常選挙で島根県選挙区に自民党候補として擁立され、岩田浩岳らを破り初当選した[5]。 2014年9月、国土交通大臣政務官に就任した[6]。山陰道や浜田港の整備に尽力した[1]。 2015年7月24日、島根県と鳥取県が合区した参議院合同選挙区による鳥取県・島根県選挙区を創設する公職選挙法改正案に反発し、参議院本会議採決前に退席し棄権した[7]。 2016年7月、第24回参議院議員通常選挙に鳥取県・島根県選挙区から出馬し、福嶋浩彦らを破り再選。島根と鳥取の合区について陣営幹部は「島根では親藩・松江藩の時代から上意下達で今も支援組織が強いが、鳥取では一人一人に訴えることが大切で、聴衆一人一人と握手する鳥取スタイルは島根ではあまり見られない」「候補者本人が不在の場面では、島根なら国会議員や県議らの出番となるが、鳥取では配偶者や子供ら身内が最前線に立つ」などの場面に遭遇し、「両県の選挙文化の違いに戸惑った」と語った[8][9]。 2019年9月、第4次安倍第2次改造内閣において国土交通副大臣に就任した[10]。 2022年5月、ロシアのウクライナ侵攻に伴うロシア政府による日本への報復措置(ロシア連邦への日本政府の政策に対する報復措置に関してのロシア外務省声明)によって、ロシア連邦への入国を恒久的に禁止された[11]。 2022年7月、第26回参議院議員通常選挙に鳥取県・島根県選挙区から出馬し、立憲民主党の新人らを破り3選。 2024年10月1日、石破内閣において内閣官房副長官に任命された[12]。 政歴
政策・主張憲法
外交・安全保障
ジェンダー
部落問題
その他
活動政治資金
家族・親族
島根県出雲市大社町杵築北
所属団体・議員連盟支援団体
選挙歴
脚注
外部リンク
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