2017年度新人選手選択会議(2017ねんどしんじんせんしゅせんたくかいぎ)は、2017年10月26日にグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われた第53回のプロ野球ドラフト会議である[1][2]。大正製薬が特別協賛しており、公式名称は『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』[1]。なお、大正製薬は2013年のドラフト会議から5年連続で特別協賛社となった[1]。
概要
1巡目指名の初回入札のみは全球団が同時提出し、重複の場合は抽選を行う。抽選を外した球団はウェーバー順(順位の逆順、同順位球団は当年のセ・パ交流戦で勝ち越したパ[3]球団が優先)で入札し、重複があれば抽選する[4]。このウェーバー順入札と抽選を、12球団の選択が確定するまで繰り返す[4]。
2巡目以降は抽選を行わない。2巡目はウェーバー順で指名を行う。3巡目は指名順が逆になり、その後は交互に折り返して指名する。
1巡目での単独指名は、DeNAによる東克樹(立命館大学)の指名のみであった。1巡目での11球団による重複・競合は、現行制度になった2008年以降最多となった。
新人選手選択会議で82名、育成選手選択会議で32名の合計114名が指名され交渉権が確定した[5]。NPBドラフト史上初めて、育成選手選択会議を含めた全ての指名選手が平成生まれとなった。
指名選手一覧
- 太字は交渉権確定。重複した場合は左の球団から順に抽選。2巡目以上の指名はシーズン成績に基づき、巡目の矢印の向きにウェーバー制により指名。
球団別選択選手一覧
球団名はウェーバー順。育成選手入団で太字は、後に支配下登録された選手。
千葉ロッテマリーンズ
東京ヤクルトスワローズ
北海道日本ハムファイターズ
中日ドラゴンズ
オリックス・バファローズ
読売ジャイアンツ
東北楽天ゴールデンイーグルス
横浜DeNAベイスターズ
埼玉西武ライオンズ
阪神タイガース
福岡ソフトバンクホークス
広島東洋カープ
中継
テレビ
地上波
- TBSドラフト会議メインパーソナリティ:中居正広
- 実況:初田啓介
- 解説:槙原寛己、應武篤良
- インタビュアー:新タ悦男
- 会見場リポーター:石井大裕、坂上俊次(中国放送)、森本栄浩(毎日放送)、熊崎風斗
CS
- 実況:高野純一(朝日放送)
- 解説:小関順二、西尾典文
- リポート:村田匡輝
ラジオ
- 実況:煙山光紀
- 解説:菊池高弘(野球ライター)
- 会見場リポーター:洗川雄司
- ニッポン放送本社スタジオ担当:栗村智
インターネット配信
- TBSテレビ特設サイト・Baseball Gate 16:50 - 育成最終指名終了
- 実況:林正浩
脚注
外部リンク
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