兵庫県立美術館
![]() ![]() 兵庫県立美術館(ひょうごけんりつびじゅつかん、HYOGO PREFECTURAL MUSEUM OF ART[2])は、兵庫県神戸市の「HAT神戸」にある、兵庫県立の美術館である[3]。兵庫県立近代美術館(1970年開設)を継承する形で、2002年(平成14年)に開館した。愛称は「芸術の館」[4]。 概要建築家安藤忠雄により前面の海に接するなぎさ公園と一体化して設計された。館内は通路が巡らされ、建物そのものを鑑賞の対象とするような空間で構成されている。 さらに2019年(令和元年)5月には、安藤の建築模型やドローイングなどを展示する常設展示施設として「Ando Gallery」が館内にオープンした。設計・施工費用は安藤忠雄建築研究所が負担し、建物は県に寄贈された[5]。 日本博物館協会会員館[6]、兵庫県博物館協会加盟館[7]。博物館法に基づく神戸市教育委員会登録博物館である[8]。またひょうごっ子ココロンカード[9]の対象施設になっている。本館は指定管理者制度を採用せず兵庫県の直営である[10]。 分館神戸市灘区原田通3丁目にある王子分館「原田の森ギャラリー」および「横尾忠則現代美術館」の建物は、かつての兵庫県立近代美術館である。近代美術館本館は村野藤吾+兵庫県営繕課(光安義光)の設計で、1970年(昭和45年)に開館。1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で被害を受け、復旧工事が行われた。 分館については公益財団法人兵庫県芸術文化協会が指定管理者として運営している[11]。分館を合わせた兵庫県立美術館としての延床面積は37,894 m2になる。 収蔵品7000点以上の作品を所蔵している。収集は当初の「内外の近代彫刻」「近代版画」「郷土ゆかりの美術」の3つに後に「現代美術」が加わり、4つが大きな柱となっている。 2019年には頴川コレクション(頴川美術館旧蔵の日本近世絵画や茶道具)と、梅舒適コレクション(中国近世・近代の書画、篆刻)がさらに加わった[12]。
主な施設上記のうちミュージアムホールは神戸製鋼所(KOBELCO)との命名権契約により、2024年度から2026年度まで「KOBELCOミュージアムホール」という名称となる[13]。 建築概要
ギャラリー
交通公式サイト[14]などによる。
歴代館長※前身の兵庫県立近代美術館の館長も含む。 周辺情報
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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